2008年10月6日月曜日

天満敦子&ミッシャ.マイスキー

デビュー30年プレ記念の天満敦子(ヴァイオリン)と、ミッシャ.マイスキー(チェロ)、



パーヴエル.ギリロフ(ピアノ)を聞いてきました。



天満敦子は初めて聞きましたが又一つストラディヴァリウスの音色を楽しめました。



天衣無縫とは彼女の代名詞になっている様ですが確かに淡々であったり激しく



もあったりで、楽器が独りで鳴っていたかと思うと演奏者の強い意志が染み込んだりで



一回聞いただけでは分からない奥深さがあるようです。



憧れのマイスキーとの共演の為かアンコールの望郷のバラードでは涙ぐみながらの



しっとりした演奏、再度のアンコールでは激しく激しく圧倒される様な演奏で、



観客からも絶大な拍手が湧きました。



只、マイスキーファンとしてはやはりソロで聞きたかったなと思います。



前回聞いたバッハ無伴奏全曲の二日間は夢のようでした。





日本伝統工芸展

なかなか行けなかった日本伝統工芸展を見てきました。



東京日本橋の三越本店での第五十五回 日本伝統工芸展です。



陶芸/染織/漆芸/金工/木竹工/人形/諸工芸/遺作などが



出品される国内最高峰の技を競う場です。



出品者(製作者)にも審査員にも重要無形文化財保持者



いわゆる人間国宝の方達がおられます。



若手から熟達者迄が技を競う?己を表現する?



どの作品も圧倒される様な技と個性が溢れています。



造形として、作りの完成度として、仕上げとして、



伝統的手法から独自の表現手法まで多様です。



全国を巡回しますのでご覧になる事をお勧めします。



余談ですが北陸のある人間国宝の宮大工の棟梁にスピーカー制作の



話をしたのですが、棟梁にはまるで言語が違うかの様にまるで



理解され無かった事を思い出し、同じ物作りをしている(違うか!)



者としてかなり寂しい思いをしたものでした。



2008年10月2日木曜日

専門誌と総合誌に紹介されています

2008/9/29発売中のオークラ出版”オーダーメイドマガジン”vol.1創刊号P75に
当工房の紹介とJBL1500ALエンクロージャーとウッドホーンが
カラー1ページで紹介掲載されていますのでご覧下さい。



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9/13発売中の音元出版”analog”vol.21の特集(大口径の誘惑)に
ウッドウイル制作作品のJBL1500ALエンクロージャーとウッドホーンが
紹介掲載されていますのでご覧下さい。



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2008年9月27日土曜日

今年一番の夕焼け

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気が付くと外がやけに赤い!。



見ると見事な夕焼けが。



慌ててカメラを持って撮ってみました。



近所の方も同じ様にカメラを携えていて、綺麗ですねと声を掛け合いました。



2008年9月21日日曜日

秋の散歩道

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いつもの散歩道の様子です。



今日は半袖で歩き始めて後悔しました。



風が冷たくペースを早めて暖まりながら歩きました。



上の画像は来週にも稲刈りが出来そうな稲穂です。



向こうは八ヶ岳の中の蓼科山と北横岳です。



下の画像は見上げた栗の木ですが、実が落ちていたり



いが栗のまま落ちていたりしています。



稲刈りは遅く栗の熟するのは早い、信州の高原の秋ですね。





続、オーディオ専用トランス

前回、ウッドウイル試聴室常用SATRIアンプの自作改造電源



(左右独立+出川式)に同じ電気的仕様のオーディオ専用に設計製作された



電源トランス(Rコア型)の供給を受けて旧型とそのオーディ専用トランスを



比較試聴して、その音質の向上に驚いた物でしたが、今回はその最新型の



供給を受けて再度比較試聴しました。



今度は流石に前回程の差は無いだろうと思い、方チャンネルだけ



新型Rコアトランスにしてモノラル状態で片チャンネルずつ比較試聴を始めました。



トランス関係者二人に、音楽趣味の木工家二人、そして私の五人で聞きます。



二曲でその差が明らかなので一同、同意して両チャンネル分のトランスを



交換しました。最新型オーディオ専用Rコアトランスは前回の比較向上した



分と同じくらいの向上を見せてくれました。



私のSATRIアンプは豊潤で濃密、艶やかになりました。



本来の素っ気ない程の癖のない音質と他に例の無い音場感の広がりを



併せ持って、本当に素晴らしいアンプへと進化しました。



比較試聴に使っているスピーカー”ウイング”が素晴らしく鳴ってくれています。



未だ世間には知られていない未発表品ですが、時期が来ましたら



当ホームページで紹介させていただきます。



ウッドウイルからの紹介でSATRIアンプご使用中の方は、



連絡いただければ発表前に搭載する事が出来るかも知れません。



トランス製作者曰く、電源トランスは”楽器だ!”そうです。



納得せざるを得ない効果があります。



2008年9月8日月曜日

オーディオ専用電源トランス

ウッドウイルを開業する前の会社ではプロ用電源装置を設計開発していました。



電源装置は商用電源(交流を)安定したクリーンな直流に変換する。



商用電源(交流を)安定したクリーンな交流に変換する。



商用電源(交流を)安定したクリーンで自在に周波数変更可能な交流に変換する。



などですが、その電力を供給する最も重要な部品が電源トランスです。



昨今のスイッチング電源は構造が違いますが、アナログ式に限れば



オーディオパワーアンプの電力(パワー)供給の源は電源トランスなのです。



そんな事は百も承知でしたがそれをオーディオ専用として開発したのを



私は知りませんでした。



ウッドウイルの常用であるSATRIアンプの自作改造電源(左右独立+出川式)



と言うかなり贅沢な電源部を自慢していたものですが、



縁があって同じ仕様のオーディオ電源トランス(Rコア型)の供給を受けて



旧型とそのオーディ専用トランスを比較試聴しました。



果たしてその結果は驚くほどの音質改善でした。



近く、更に新型のオーディオ専用電源トランスとの比較試聴を行います。



その結果は詳しくHPに掲載したいと思いますが、



アンプに不満(低域の腰が無い/中域の密度が薄い/色艶の不足)などが



ありましたら電源部の改造を一考する価値が有ると考え出しています。