東日本大震災から3年経ちました。
改めてお亡くなりになった方やご不明の方にご冥福をお祈りします。
被災された皆様へのお見舞い申し上げます。
私は震災の丁度1週間前に怪我の手術を終えて退院したばかりでした。
まだマウスも動かせない状態でした。
経験の無い大きな揺れを長野県の自宅で体験し、ただ事ではないと階下へ急ぎ、
テレビが倒れない様に支えながらNHKの放送を唖然として見ていました。
9.11もそうでしたが余りに規模の大きな事態にはこれは事実なのだろうかと
半信半疑になりながらも事実として受け止めなければと思いました。
脚は問題無く動けても、片腕が使えない状況でもし現地で被災したら、
何かに挟まれたりしたら逃げる事も出来ないのだと、
現地でのハンディーを負った方達の事を考えると恐ろしい思いで見ていました。
何人かの友人はボランティアで手伝いに行き、
取引先では木材で仮設を建てに行っていました。
私は何も出来ませんでした。
個人と所属団体からの支援金を出す事しか出来ませんでした。
オールジャパンでの救助に支援に復興。
心の通った復興が早く行われる事を願います。
地震、津波の直接被害より関連死の方が多い地域が有るのはやり切れません。
原発も何とかせねば!
同期が関連会社の社長をしていますが、
廃炉にするにも膨大な工事があるので仕事は減らないのだそうです。
今、「里山資本主義」と言う本を読んでいますが、
http://www.amazon.co.jp/dp/4041105129/
知恵や先例は豊富にあるようです。
オールジャパンで柔軟に対応出来ないものでしょうか?
小さな工房から考えています。
2014年3月11日火曜日
2014年3月10日月曜日
オーディオ、デザイン、新作、ぼやき?
お馴染みのジャンルを超えた書き込みです。
確定申告でゴチャゴチャの頭の切り替えをしましょう。
ウッドウイルの顧客の大部分は一般の方ですが、
最近は試作だけでなく小ロットでの製造依頼も有ります。
プロの方に認めて下さるのですから有難く光栄な事です。
でも中にはこんな方も!
既存デザインを越えた斬新な物を発表したいと。
新しいアイデアを持ち込むのは大歓迎ですので相談に乗るのですが...
世の中に製品を送り出す訳ですから、
安全で簡単に故障せず、用途にあった機能と価格などは
アイデア以前の問題としてクリアーしなければならないはずなのですが...
そんな事を言うから既存スタイルから抜けられないのだと叱られます。
例: 木目が綺麗で響きも良さそうだから無垢の樹で作りたいと。
収縮や反り対策の工夫が必要と話しますが、高コストなので不要と!
相見積もり先は強引に固める対策をすると言っていますと。
なる程!!そうして割れて歪んだ製品の修理依頼がこちらに来るんだ!
米国では庭石にスピーカーが組み込まれていて外でも音楽を、
壁に埋め込まれたスピーカーがリモコンで飛び出してくるシアター、
自宅プールの中でにも音楽が!自由な発想で楽しんでいる様です。
そのリモコンで動くスピーカーをメインユニットにしてスピーカーシステムを
製作してくれと言われた事も。
音響的な理屈も音質も無視です、リモコンで隠れたユニットが出て来れば良いのだと。
ウッドウイル開業目的の一つは「お客様に喜んでいただく」ですので、
上記の例などは遠慮させて貰います。
もう一度言うのですが「新しいアイデアを持ち込むのは大歓迎です」。
iphoneもAndroidも斬新ですが基本はクリアーしていますよね。
物作りの基本ですね、直接製造に関わらない方達も知らねばならない事です。
日本の物作り、頑張って!
ウッドウイルも4月で開業15年目に入ります。
適当な時期に改めて紹介させていただきますが、
今迄に数多く製作発表して来たエンクロージャー構造などは
従来型から更に高機能なタイプへと移行させたいと考えています。
アイデアは当初から有りましたが、それを実現させる技術と経験不足から
実施を躊躇っていました。
例えば、ラウンド型でも背面は平面だったり、
無垢材型でも接着剤を多く使っていたりなどの製造上の問題をクリアーする。
スピーカーエンクロージャの構造を新しく考え直してみるなどです。
これらは勿論、音を良くしたいの一点に集中する為ですが、
技術的にはどれも高度な技が必要になります。
活動15年目、私も60才、残りの時間を高性能な作品製作に注ぎたいと考えます。
もうかなり前からウッドウイルでは「プロ.アマ。養成講座」を募集しています。
何人かのアマ/プロ/セミプロの方達が挑戦されました。
簡易な木工教室ではありませんので、自身の自信を打ち破られた人。
スピーカー製作到達の前に木工製作で躓いた人。
春から新たに挑戦される方が来られます。
当方は手薬練引いてお待ちしています。
成就を心から願っています。
確定申告でゴチャゴチャの頭の切り替えをしましょう。
ウッドウイルの顧客の大部分は一般の方ですが、
最近は試作だけでなく小ロットでの製造依頼も有ります。
プロの方に認めて下さるのですから有難く光栄な事です。
でも中にはこんな方も!
既存デザインを越えた斬新な物を発表したいと。
新しいアイデアを持ち込むのは大歓迎ですので相談に乗るのですが...
世の中に製品を送り出す訳ですから、
安全で簡単に故障せず、用途にあった機能と価格などは
アイデア以前の問題としてクリアーしなければならないはずなのですが...
そんな事を言うから既存スタイルから抜けられないのだと叱られます。
例: 木目が綺麗で響きも良さそうだから無垢の樹で作りたいと。
収縮や反り対策の工夫が必要と話しますが、高コストなので不要と!
相見積もり先は強引に固める対策をすると言っていますと。
なる程!!そうして割れて歪んだ製品の修理依頼がこちらに来るんだ!
米国では庭石にスピーカーが組み込まれていて外でも音楽を、
壁に埋め込まれたスピーカーがリモコンで飛び出してくるシアター、
自宅プールの中でにも音楽が!自由な発想で楽しんでいる様です。
そのリモコンで動くスピーカーをメインユニットにしてスピーカーシステムを
製作してくれと言われた事も。
音響的な理屈も音質も無視です、リモコンで隠れたユニットが出て来れば良いのだと。
ウッドウイル開業目的の一つは「お客様に喜んでいただく」ですので、
上記の例などは遠慮させて貰います。
もう一度言うのですが「新しいアイデアを持ち込むのは大歓迎です」。
iphoneもAndroidも斬新ですが基本はクリアーしていますよね。
物作りの基本ですね、直接製造に関わらない方達も知らねばならない事です。
日本の物作り、頑張って!
ウッドウイルも4月で開業15年目に入ります。
適当な時期に改めて紹介させていただきますが、
今迄に数多く製作発表して来たエンクロージャー構造などは
従来型から更に高機能なタイプへと移行させたいと考えています。
アイデアは当初から有りましたが、それを実現させる技術と経験不足から
実施を躊躇っていました。
例えば、ラウンド型でも背面は平面だったり、
無垢材型でも接着剤を多く使っていたりなどの製造上の問題をクリアーする。
スピーカーエンクロージャの構造を新しく考え直してみるなどです。
これらは勿論、音を良くしたいの一点に集中する為ですが、
技術的にはどれも高度な技が必要になります。
活動15年目、私も60才、残りの時間を高性能な作品製作に注ぎたいと考えます。
もうかなり前からウッドウイルでは「プロ.アマ。養成講座」を募集しています。
何人かのアマ/プロ/セミプロの方達が挑戦されました。
簡易な木工教室ではありませんので、自身の自信を打ち破られた人。
スピーカー製作到達の前に木工製作で躓いた人。
春から新たに挑戦される方が来られます。
当方は手薬練引いてお待ちしています。
成就を心から願っています。
2014年3月8日土曜日
ソチ冬期五輪も終わりました
ウッドウイル開業準備を具体的に始めたのがNAGANO冬季五輪の年でした。
五輪ボランティアを3週間続け、残りの1週間を妻と残った競技の観戦ツアーを行いました。
その春から正社員で働いていた会社を嘱託に強引にして貰って、
月の半分を仕事、半分を開業準備とした訳です。
それも2年間も待たされてやっと実現したのです。
そんな事と、私が北海道育ちで今は長野県住まいと言う事もあり、
冬季五輪の度に(長野/ソルトレーク/トリノ/バンクーバ/ソチ)ホームページや
ブログでは色々書き込みをして来ました(凄いな、五輪が5回も有ったなんて)が、
今回は何となく開催中は何も書き込みをしませんでした。
ソチ五輪TV観戦に備えて我が家のホームシアターは、TVは北京五輪の時に導入した
50インチプラズマのままですが、AVアンプは7.2chで外部パワーアンプ増設で
9.2ch対応型に替え、スピーカーも当然9.2ch対応とする事で、
全て入れ替えました。
私の自慢は完成品スピーカーは自分用には買った事が無い!でしたが、
作る暇が無いので妥協しようとしたら妻に一言、言われて考え直して、
メインは21cmダブルウーファー4Wayの市販品のウーファーをリコーンして修理利用、
サブウーファーはパワーアンプとイコライザーを改造。
センターも市販品を強引に外形寸法を小さくしてラックに押し込む。
フロントHi/リア/サラウンドバックはPA用の市販品を用いて、
音が我慢出来ずに試聴の末に内部チューニングを簡単に行い、
天上から吊す金具は半分自作として何とか体裁と面子を繕って9.2chを実現。
でもソビエト、もとい、ロシアの放送技術者の未熟さとプロ意識の欠如で
9.2chも5.1chも余り差は無かった様でした。
まあ、そんな事より今になってソチ冬季五輪についてブログしているのは、
アスリートに入り込み過ぎて、感動して、自分と比較して....
簡単には書けなかったと言うのが実情でした。
上村愛子の笑顔、高橋大輔の悲運、渡部暁斗のノルディク復活、真央ちゃんの涙、涙
10代若者の活躍、新種目での女性の活躍、相変わらずの役員の出しゃばり....
感動の日々で二度寝の習慣が身についた。
さてパラリンピックはどうなるの?
ロシアは歴史をひきずっており、我が国も目先の領土問題で目が霞む。
米国は存在価値を見定められ、欧州の狸は黙りを決め込む。
思い出すのがボイコットを涙で訴えたレスリング選手、
脳が筋肉で出来ているのだ当時真剣に思ったものでした。
実は今迄書かなかった事なのですが、
長野五輪の時、関係者以外は入れないゲレンデで見た光景です。
アルペン種目のスタートからゴール、リフト乗り場まで、
関係者以外の誰にも邪魔されずにスキーをある程度滑れる者専用に、
巾がスキー板程度のコースが数キロに亘って設置されています。
その中を選手、競技関連者などが猛スピードで通っていて競技が潤滑に成り立っています。
私はそのコースを滑っている時に見てはいけないものを見てしまいました。
ダウンヒル競技のスキー板のワックステストをしていた「昔は選手だったろう人」が、
滑ってゴールして、ストップエリアで止まれなくてフェンスに激突する瞬間を見たのです。
明らかに怪我をしています、責任者は迷惑そうです、テスト走者は必死に無事を訴えて、
仕事の継続を訴えています。
そこで選択されたワックスを使って優勝した選手や国は脚光を浴びて華やか一色。
事実、優勝して強国ぶりを発揮していました。
果たして怪我したテスト走者には何かの恩恵が有ったのだろうか?、治療は出来たのだろうか?
このシーンが未だに頭の隅から離れません。
スポーツとは何か、ビジネスとは何か、華やかな舞台の表と裏、
人の強さと弱さ、人生の悲哀、あのあくまでハイテンションな世界で見た光景の一コマが
今でも忘れられないのです。
五輪ボランティアを3週間続け、残りの1週間を妻と残った競技の観戦ツアーを行いました。
その春から正社員で働いていた会社を嘱託に強引にして貰って、
月の半分を仕事、半分を開業準備とした訳です。
それも2年間も待たされてやっと実現したのです。
そんな事と、私が北海道育ちで今は長野県住まいと言う事もあり、
冬季五輪の度に(長野/ソルトレーク/トリノ/バンクーバ/ソチ)ホームページや
ブログでは色々書き込みをして来ました(凄いな、五輪が5回も有ったなんて)が、
今回は何となく開催中は何も書き込みをしませんでした。
ソチ五輪TV観戦に備えて我が家のホームシアターは、TVは北京五輪の時に導入した
50インチプラズマのままですが、AVアンプは7.2chで外部パワーアンプ増設で
9.2ch対応型に替え、スピーカーも当然9.2ch対応とする事で、
全て入れ替えました。
私の自慢は完成品スピーカーは自分用には買った事が無い!でしたが、
作る暇が無いので妥協しようとしたら妻に一言、言われて考え直して、
メインは21cmダブルウーファー4Wayの市販品のウーファーをリコーンして修理利用、
サブウーファーはパワーアンプとイコライザーを改造。
センターも市販品を強引に外形寸法を小さくしてラックに押し込む。
フロントHi/リア/サラウンドバックはPA用の市販品を用いて、
音が我慢出来ずに試聴の末に内部チューニングを簡単に行い、
天上から吊す金具は半分自作として何とか体裁と面子を繕って9.2chを実現。
でもソビエト、もとい、ロシアの放送技術者の未熟さとプロ意識の欠如で
9.2chも5.1chも余り差は無かった様でした。
まあ、そんな事より今になってソチ冬季五輪についてブログしているのは、
アスリートに入り込み過ぎて、感動して、自分と比較して....
簡単には書けなかったと言うのが実情でした。
上村愛子の笑顔、高橋大輔の悲運、渡部暁斗のノルディク復活、真央ちゃんの涙、涙
10代若者の活躍、新種目での女性の活躍、相変わらずの役員の出しゃばり....
感動の日々で二度寝の習慣が身についた。
さてパラリンピックはどうなるの?
ロシアは歴史をひきずっており、我が国も目先の領土問題で目が霞む。
米国は存在価値を見定められ、欧州の狸は黙りを決め込む。
思い出すのがボイコットを涙で訴えたレスリング選手、
脳が筋肉で出来ているのだ当時真剣に思ったものでした。
実は今迄書かなかった事なのですが、
長野五輪の時、関係者以外は入れないゲレンデで見た光景です。
アルペン種目のスタートからゴール、リフト乗り場まで、
関係者以外の誰にも邪魔されずにスキーをある程度滑れる者専用に、
巾がスキー板程度のコースが数キロに亘って設置されています。
その中を選手、競技関連者などが猛スピードで通っていて競技が潤滑に成り立っています。
私はそのコースを滑っている時に見てはいけないものを見てしまいました。
ダウンヒル競技のスキー板のワックステストをしていた「昔は選手だったろう人」が、
滑ってゴールして、ストップエリアで止まれなくてフェンスに激突する瞬間を見たのです。
明らかに怪我をしています、責任者は迷惑そうです、テスト走者は必死に無事を訴えて、
仕事の継続を訴えています。
そこで選択されたワックスを使って優勝した選手や国は脚光を浴びて華やか一色。
事実、優勝して強国ぶりを発揮していました。
果たして怪我したテスト走者には何かの恩恵が有ったのだろうか?、治療は出来たのだろうか?
このシーンが未だに頭の隅から離れません。
スポーツとは何か、ビジネスとは何か、華やかな舞台の表と裏、
人の強さと弱さ、人生の悲哀、あのあくまでハイテンションな世界で見た光景の一コマが
今でも忘れられないのです。
2014年2月21日金曜日
レーザーターンテーブル stereo誌2014年3月号
皆さんは「レーザーターンテーブル」をご存じでしょうか?
LPレコードを機械式摩擦で音を拾うのでは無くて、
レーザー光を当てた光反射で音を拾う方式のレコードプレーヤーです。
このレーザーターンテーブルに関連する記事が今発売中のstereo誌2014年3月号の
田中伊佐資 ヴィニジャン~アナログの壺 連載の中で紹介されています。
ウッドウイル版 日立 Lo-d HS-500 のエンクロージャーを製作依頼された萩原成さんが
既存のレーザーターンテーブルを改造/チューンアップした物の取材記事です。
http://www.old-and-new-shop.com/
蛇足ですが、このウッドウイル版 日立 Lo-d HS-500 のエンクロージャー
発表以来、HS-500の中古価格が高騰して嬉しいやら悲しいやらです。
改造して音質向上したレーザーターンテーブルを製作している方がいますよと
田中伊佐資さんにお話しをして今回の取材になったという次第です。
改造/チューンアップしたレーザーターンテーブルの音とは?
.アナログレコードプレーヤーでもCDプレーヤーでも経験した事の無い程の良質な音
.CD並にノイズが少ない
.CD並に取扱が容易
.非接触でレコードが摩耗しない
.音を聞きますと「えっ!」と信じられない様な気持ちになります
私も収録させていただいた高音質音楽専門衛生デジタルラジオ「MUSIC BIRD」の
「オレの音ミゾをほじっておくれ」のスタジオには局備え付けのアナログプレーヤーで
放送されていますが、近々に上記「レーザーターンテーブル」を使って放送する
らしいので私も楽しみにしています。
LPレコードを機械式摩擦で音を拾うのでは無くて、
レーザー光を当てた光反射で音を拾う方式のレコードプレーヤーです。
このレーザーターンテーブルに関連する記事が今発売中のstereo誌2014年3月号の
田中伊佐資 ヴィニジャン~アナログの壺 連載の中で紹介されています。
ウッドウイル版 日立 Lo-d HS-500 のエンクロージャーを製作依頼された萩原成さんが
既存のレーザーターンテーブルを改造/チューンアップした物の取材記事です。
http://www.old-and-new-shop.com/
蛇足ですが、このウッドウイル版 日立 Lo-d HS-500 のエンクロージャー
発表以来、HS-500の中古価格が高騰して嬉しいやら悲しいやらです。
改造して音質向上したレーザーターンテーブルを製作している方がいますよと
田中伊佐資さんにお話しをして今回の取材になったという次第です。
改造/チューンアップしたレーザーターンテーブルの音とは?
.アナログレコードプレーヤーでもCDプレーヤーでも経験した事の無い程の良質な音
.CD並にノイズが少ない
.CD並に取扱が容易
.非接触でレコードが摩耗しない
.音を聞きますと「えっ!」と信じられない様な気持ちになります
私も収録させていただいた高音質音楽専門衛生デジタルラジオ「MUSIC BIRD」の
「オレの音ミゾをほじっておくれ」のスタジオには局備え付けのアナログプレーヤーで
放送されていますが、近々に上記「レーザーターンテーブル」を使って放送する
らしいので私も楽しみにしています。
2014年2月16日日曜日
大雪
長野県に引っ越してから2番目の大雪です。
玄関を出たら腰までの雪です。
今迄と景色が違います。
門に出る通路が回廊になってしまいました。
画面左側に車が2台有るのですが。
塗装小屋がつぶれそう
高速道路/JR/国道...みんな閉鎖中で出かけられません。
家で除雪の体を休め、オリンピック観戦するしかありません。
2014年2月8日土曜日
ホワイトアウト
左端に見える軽トラが遭難している見たいだが右側の黒い物が落ちている車!
見えているのは車の底、左側面が接地しています。
現在長野県はほぼ全域で大雪警報です。
御柱際の打合せ(祭りまでまだ2年ある!)の会合の為、
二日酔いぎみでの朝食後に先ずは猛吹雪の中、1回目の雪掻き、
今日は何回雪掻きする事になるのだろう?
(夕方に2回めの雪掻きしたが雪が重くなっていて体が悲鳴!)
遅めに2階に上がってパソコンのメールチェックしながら外を見ると
そろそろと軽トラ(軽自動車のトラックで地元では必須の乗り物)
がこちらに向かって来て止まりました。
ナンバープレートが隠れそうな程雪が積もっていますので
進退を考えての事かと思いきや、
乗員が二人降りて来ます。
歩いていった先に、何と車らしき物が見えます。
道路端の段差数メートルの際が見えずに落ちた様です。
落ちた少し先に交差する道が有るので見えずに感でハンドルを切ったのか?
先の二人はその車の救援に駆けつけた様です。
その一人はどうやら昨夜のメンバーの様でした。
落ちた車の人は無事なのか、何やら掘り出しにかかりましたが、
猛吹雪の為か手こずって諦めて帰って行きました。
自宅から見える裏の道でホワイトアウトで事故が起きるとは!
辺りは水田で目標になる物が何も無いのです。
好天の時には何でここで事故??と信じられない様な光景です。
ホワイトアウト: 雪や雲などによって視界が白一色となり、
方向・ 高度・地形の起伏が識別不能となる現象。
2014年2月4日火曜日
上原彩子(ピアノ)リサイタル2014/2/2+ピアノのウオームアップ
2014/2/2 サントリーホールで上原彩子(ピアノ)さんのリサイタルを聴いて来ました。
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20140202_M_2.html
私の好きな数少ないピアノ演奏者の上原彩子さん、今回で3回目です。
最初に聞いたのは何と妊娠中!、2回目が出産直後で?、3回目が子育中(3才)と言う
如何にも女性特有の演奏者という事になりました。
今回の演奏曲目はラフマニノフ:幻想的小品集、サロン小品集、幻想的小品集、
ここは素晴らしい場所、チェロソナタ ト短調、その他などです。
演奏最後には遠藤真理(チェロ)さんとデュエットでラフマニノフ チェロ.ソナタ短調Op.19
という弦が加わって華やいだ雰囲気になりました。
上原彩子さんはごく普通の方の様に見えるのですが、演奏が始まるとアーティストに豹変します。
綺麗な立ち振る舞いを演じる様な事は無く、感情表現豊富な音楽の体現者となります。
その振る舞いが演奏と協調して感じ入りファンになってしまったという次第です。
初めて聞いた演奏曲もチャイコフスキーのピアノ協奏曲、次がショパンにシューベルトの小曲と
ピアノ初心者の私には敷居が低かったのも幸いしました。
さて、ウッドウイルのブログでこんな話ばかりでは怒られてしまいますね。
本題です。
ピアノのウオームアップ?
チェロなどの弦楽器ではウオームアップが必要な事は知られており、
N響のチェリストからも直接聞いて承知しています。
特に雨の湿度の高い時には影響が大きく、
演奏会が始まって、出だしの小曲を何曲か演奏して20~30分経過、
楽器が温まって(リラックスして)来て本来の響きが出て来ます。
その頃には演奏会のメインの曲がベストで演奏出来る環境が整います。
ウオームアップの分かり易い例が金管楽器です。
暖かい息を吹き込む事で、楽器その物が温まって音色が整ってくるそうです。
文字通りのウオームアップです。
果たしてピアノは如何でしょう。
今回の上原彩子さんのリサイタルで初めて感じた事です。
初めからの数曲は曲の特徴からあまり低音域は無く中音、高音域が目立ちます。
そこには柔らかさが感じられずに痩せた個々独立した音がホールに響いている様に聞こえます。
サントリーホールはステージ後ろにも観客席が有るので奥行きが深いのです。
前から10列目で聞いている場所からは丁度空間の真ん中にピアノが位置している具合です。
丁度、軽井沢大賀ホールの様で、ほぼ円形でステージがほぼ中心に有り、
響き方が四方に広がって行くので独特な響きが有りますが、
その大賀ホールに近い印象で響きだけが特徴的に聞こえる音色です。
休憩も終わり、後半にはその印象は無くなりました。
曲の種類も変わり、和音が加わってか、優しく滑らかに響いています。
響き方もホール中間位置から聞こえて来ると言う様な不自然さは無く、
流石にサントリーホールと思わせる様な自然な音色に聞こえます。
さてこの聞こえ方はどう判断したら良いのか?
私の気分か体調のせいでしょうか?。
上原彩子さんに限らず、他のピアノ演奏でも今迄こんな感じを受けた事は有りませんでした。
調律が狂うなんて事は考えられません。
そう言えば今日の東京は久々の雨でしたが?。
全然自信が無いので(汗!)何か情報はないものかと探しましたが??
しかし当日の演奏を聴いた方のブログにこんな表現が。
「初めはYAMAHAのピアノはクリアーな響きではありますが、華麗な響きに欠ける感じも有り、
その後の曲は曲その物の厚みのある和声もあり、響きに満足と。」
理由は何で有れ、同じ様な印象を持った方が私以外にも居た事で安心。
この書き込みの様に、今迄聞いた上原彩子さんのピアノはスタインウェイでした。
例のN響のチェリストが言っていましたが、
チェロのウオームアップは当然起こる現象ですが、演奏中にエンドピンを通して
(エンドピン:チェロを床に支える為の鉄棒の先端の意)
チェロとホールが協調して響きが良くなるのだとも言っていました。
この話は初耳でしたが、こんな現象がピアノでも生じていて、
今迄気がつかなったのかも知れません。
何かの機会にピアニストに聞いてみる事にしましょう。
最後に、スケッチする時や写真を撮る時に両手の指で四角を作って構図を
考えて仕上がりを予想しますね。
私は生演奏の時には音の構図を頭で想像して聞いています。
今聞こえているこの音が、再生音だったら装置から、
部屋からはどの様な音が出ているのだろうと?
そんなイメージを膨らませているのです。
今回聞いた初めの曲の響き方は生で直接聞いている音としても、
想像した音としても何かそぐわない、馴染めないぞと感じたのでした。
言わずもがな、演奏は素晴らしいものでした、念の為。
また聞きに行きます。
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20140202_M_2.html
私の好きな数少ないピアノ演奏者の上原彩子さん、今回で3回目です。
最初に聞いたのは何と妊娠中!、2回目が出産直後で?、3回目が子育中(3才)と言う
如何にも女性特有の演奏者という事になりました。
今回の演奏曲目はラフマニノフ:幻想的小品集、サロン小品集、幻想的小品集、
ここは素晴らしい場所、チェロソナタ ト短調、その他などです。
演奏最後には遠藤真理(チェロ)さんとデュエットでラフマニノフ チェロ.ソナタ短調Op.19
という弦が加わって華やいだ雰囲気になりました。
上原彩子さんはごく普通の方の様に見えるのですが、演奏が始まるとアーティストに豹変します。
綺麗な立ち振る舞いを演じる様な事は無く、感情表現豊富な音楽の体現者となります。
その振る舞いが演奏と協調して感じ入りファンになってしまったという次第です。
初めて聞いた演奏曲もチャイコフスキーのピアノ協奏曲、次がショパンにシューベルトの小曲と
ピアノ初心者の私には敷居が低かったのも幸いしました。
さて、ウッドウイルのブログでこんな話ばかりでは怒られてしまいますね。
本題です。
ピアノのウオームアップ?
チェロなどの弦楽器ではウオームアップが必要な事は知られており、
N響のチェリストからも直接聞いて承知しています。
特に雨の湿度の高い時には影響が大きく、
演奏会が始まって、出だしの小曲を何曲か演奏して20~30分経過、
楽器が温まって(リラックスして)来て本来の響きが出て来ます。
その頃には演奏会のメインの曲がベストで演奏出来る環境が整います。
ウオームアップの分かり易い例が金管楽器です。
暖かい息を吹き込む事で、楽器その物が温まって音色が整ってくるそうです。
文字通りのウオームアップです。
果たしてピアノは如何でしょう。
今回の上原彩子さんのリサイタルで初めて感じた事です。
初めからの数曲は曲の特徴からあまり低音域は無く中音、高音域が目立ちます。
そこには柔らかさが感じられずに痩せた個々独立した音がホールに響いている様に聞こえます。
サントリーホールはステージ後ろにも観客席が有るので奥行きが深いのです。
前から10列目で聞いている場所からは丁度空間の真ん中にピアノが位置している具合です。
丁度、軽井沢大賀ホールの様で、ほぼ円形でステージがほぼ中心に有り、
響き方が四方に広がって行くので独特な響きが有りますが、
その大賀ホールに近い印象で響きだけが特徴的に聞こえる音色です。
休憩も終わり、後半にはその印象は無くなりました。
曲の種類も変わり、和音が加わってか、優しく滑らかに響いています。
響き方もホール中間位置から聞こえて来ると言う様な不自然さは無く、
流石にサントリーホールと思わせる様な自然な音色に聞こえます。
さてこの聞こえ方はどう判断したら良いのか?
私の気分か体調のせいでしょうか?。
上原彩子さんに限らず、他のピアノ演奏でも今迄こんな感じを受けた事は有りませんでした。
調律が狂うなんて事は考えられません。
そう言えば今日の東京は久々の雨でしたが?。
全然自信が無いので(汗!)何か情報はないものかと探しましたが??
しかし当日の演奏を聴いた方のブログにこんな表現が。
「初めはYAMAHAのピアノはクリアーな響きではありますが、華麗な響きに欠ける感じも有り、
その後の曲は曲その物の厚みのある和声もあり、響きに満足と。」
理由は何で有れ、同じ様な印象を持った方が私以外にも居た事で安心。
この書き込みの様に、今迄聞いた上原彩子さんのピアノはスタインウェイでした。
例のN響のチェリストが言っていましたが、
チェロのウオームアップは当然起こる現象ですが、演奏中にエンドピンを通して
(エンドピン:チェロを床に支える為の鉄棒の先端の意)
チェロとホールが協調して響きが良くなるのだとも言っていました。
この話は初耳でしたが、こんな現象がピアノでも生じていて、
今迄気がつかなったのかも知れません。
何かの機会にピアニストに聞いてみる事にしましょう。
最後に、スケッチする時や写真を撮る時に両手の指で四角を作って構図を
考えて仕上がりを予想しますね。
私は生演奏の時には音の構図を頭で想像して聞いています。
今聞こえているこの音が、再生音だったら装置から、
部屋からはどの様な音が出ているのだろうと?
そんなイメージを膨らませているのです。
今回聞いた初めの曲の響き方は生で直接聞いている音としても、
想像した音としても何かそぐわない、馴染めないぞと感じたのでした。
言わずもがな、演奏は素晴らしいものでした、念の為。
また聞きに行きます。
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