2018年7月13日金曜日

ウッドウイルの糸ドライブ式アナログレコードプレーヤー

試聴室で稼働している様子です。
かけている盤はMJQ ラストコンサート。
























ダブルトーンアームの構成です。
.SAEC WE308Lロングトーンアーム MC型カートリッジ搭載
.SME3009ショートトーンアーム MM型カートリッジ搭載

各々のトーンアームの自分なりの使い勝手の良い所に配置し、
駆動用モーターやコントローラーは空いているスペースに配置します。
この自由さを求めていました。

ダブルトーンアームの良い所
.カートリッジの比較試聴
  .2本のアームを同じタイミングでレコードに針を落とします。
  .EQアンプ(ヘッドアンプ内蔵)のMC/MM切り替えスイッチで
   瞬時に切り替える事で容易に比較が可能です。
.レコードの録音状態や楽曲による選択
  .万能のカートリッジを見つける事は難しい物です。
   性格の違うカートリッジを搭載しておけば、
   演奏中でも切り替えてお気に入りの音を楽しめます。


EQアンプについて
.プリアンプやパワーアンプに負けない程に個性や性能差がある機材です。
 有名所のEQアンプ持ち込んでいただいて試聴しますが、
 ??と思う機材が多くて悩ましいです。
.かなりの機種を比較試聴して来ましたが 満足する機材には巡り会えません。
 (超高価な機材を除いて)
.止む無くEQアンプの試作や改造に着手しました。
 硬くキツい音色は遠慮する、ボーカルなどは自然に届く音色を良しとする。
 聞き込むと能動素子の素性が分かって来ます、性格の優しいのを選びます。
 低音が出るとかクリアーとか情報量が...と言った物は評価外。
.MC型対応はトランス式かヘッドアンプ式か?
 トランス式で気に入った物が無いのでヘッドアンプ式にしています。
.未だ対策が残っているので、完成後には発表したいと思います。
 そんなに高価で無くとも聞ける物が出来そうです。

大事に聞いていたという妻所有の半世紀前の ビートルズの赤青板の
"And I Love Her" ノイズが殆ど無いのには驚き。
素朴に語りかける様に聞こえて来ますので皆さん驚かれます。



2018年7月6日金曜日

ウッドウイルのプライベート機「Jazz Machine」を放出します






























今の方式、姿にたどり着くのに試行錯誤して約10年間費やしました。

今は敢えて裸特製のままで聞いています。
(アナログ式チャンネルデバイダーを用いている意)
室内補正をすれば(デジタルチャンデバ or 対応アプリで)見違える様に
温和しく綺麗に鳴りますが、荒々しさは消えます。
どちらを好むかはオーナー次第です。
目標音の六本木ピットインの音は荒々しさが似つかわしいと感じています。

そんな事で今の状態である程度の完成形を見たのではないかと思います。
下記のやり残した事も有りますが挑戦する時間が取れない。
.低域にフロントショートホーンのロードを負荷させる
.低中域用に特大大型ウッドホーン製作して取り付ける

JBLはファンと言うより青年の頃からの憧れに近かった。
JBLプロ機でユニットは揃えて来ましたが、それも卒業しようかと。
「曇らないスッキリした低音」を求めて平面バッフル採用を基本として、
荒々しさもしっとり優しい表現も出来るJazz Machineの模索。
世界の名器、知られぬ逸材ユニットを、探し出して、
新たに斬新なシステムを組み直そうと思う次第です。

そんな現行のJazz Machineを貰って下さる方はいらっしゃいますか?
全部合わせて一式で150万円(送料別)です。
バラ売りはしません、システムが壊れてしまうからです。
高いか安いかの判断は出来ませんが、20代から取り組んで来た
経験がぎっしり詰まっていて、 そのノウハウも買っていただければと考えます。

 Jazz Machineの概要
 .Sub Woofer : JBL2245H(プロ用) 46cm 2台 
           バスレフ型エンクロージャー W620/H750/D620
 .Low Woofer : JBL2235H(プロ用) 38cm 片チャンネル2台
           4台ともエッジ交換して渡します
 .Mid Woofer : JBL2206Hプロ用)30cm
.Mid : JBL2445J コンプレッションドライバー(プロ用)
       メーカー名型番不明(プロ用)超大型ラジアルホーン
      ホーンのみの寸法 W850/H273/D540mm
.High : JBL SELENIUM D220TI(プロ用)コンプレッションドライバ-
.平面バッフル: W610/H1380/t72mm
.スタンド含むサイズ: W610/H1710/D530mm
.重量: .重いので測れません。
     .Sub Woofer用エンクロは運ぶのにユニット外しても最低でも二人必要
       .平面バッフルはユニット外して二人で運ぶ
     .宅配個別梱包は対応大がかりで出来ませんので引き取りがベスト。
      クロネコ引っ越し便やヤマト便を特別契約でお願い出来ると思います。

駆動機器
クロスオーバー周波数
Sub Woofer : ~50Hz
Low Woofer : ~200Hz(25Hz以下カット)
Mid Woofer : 200Hz~440Hz
Mid : 440Hz~10KHz
High : 10KHz~

.アナログ式チャンネルデバイダー BEHRINGER(ベリンガー)CX3400 3台
アナログ式パワーアンプ     BEHRINGER(ベリンガー) A500 5台
.スプリッター          BEHRINGER(ベリンガー)MX882 1台
                  入力を3台のチャンデバに分配し、全体音量調節
.全体をラック収納
.出来れば引き取りに来ていただき、設定の説明も出来ればと思います。



2018年7月5日木曜日

ウッドウイルの試聴用スピーカー製作と同時製作は如何でしょうか?

2018年8月末迄の受付
現在大変人気の有ります[EMS社 LB8EXMKⅡ] 20cm口径 励磁型

フルレンジユニット用に試聴用のラウンドエンクロージャーを
急ぎ製作する事となりました。

音質と時期を優先する事から細部や塗装仕上げなどには拘らない製作手法を採ります。
拘りのウッドウイルとしては希ですが、豊富な経験からポイントを押さえた手法で

安価に製作する事とします。
複数同時製作出来れば更にお求め易くなるのではと考えて特別提案させていただきます。


人気のLB8EXMKⅡ搭載例



















構造概要の参考




















詳細はHPをご覧下さい
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/housyutuhin-11.html



2018年6月23日土曜日

ウッドウイルの糸ドライブアナログプレーヤー ワウフラッター測定

ウッドウイルの糸ドライブアナログプレーヤーの
ワウフラッター測定をしてみました。
試作時には測定していましたがHPに未掲載でしたので再測定です。

測定器環境は
測定器:「MEGURO WIDE BAND FLUTTER METER MK-616」
     IWATSU FUNCTION GENERATOR FG-330により表示周波数確認
信号源:「Toshiba STEREO TEST RECORD FOR MEASUREMENT LF-9001R」
    ワウ.フラッター測定信号 3KHzを印加

測定結果は0.04% W.R.M.S.(画像のアナログメーター値)
.DENONの現行機 DP-1300MKIIで0.1%以下
.話題のテクニクス ダイレクトドライブターンテーブルSP-10Rで0.015%
.測定環境の整ったメーカーでの測定値と比較して充分に満足すべき性能と確信
.印加信号レベルの設定、試験レコードのスピンドル穴精度だけで測定値は
 大きく変わる事から、被検体機器よりも環境や測定環境が大きいと予想します。
 往年のマイクロ精機社の弩級で0.005%と同等の性能は出ていると自負します。










2018年5月30日水曜日

ブログを継続すべきか?

相変わらず人気の無い我がブログ。

訪れて下さる方は今や海外が主流。

数少ない国内は半数が同業者。

そんな実態は解析で分かってはいました。

身を削る様にしてでは無く実際に削って苦労した作品にも「興味深い」のチェックや

コメントは無し。

数年間試作を繰り返し完成させた糸ドライブアナログレコードプレーヤーも同じです。

現在はフェースブックで情報発信しています。

国内外の特定の趣味や仕事を同じくするグループに参加して情報発信しています。

糸ドライブアナログレコードプレーヤーは大きな反響をいただいています。

一方通行で無い事に喜びを感じます。

情報発信はプロですので販売につなげたいと言う本音も含まれています。

それにつながる読者の感想の積み重ねが大きな意味を持っている事も分かっています。

 改善の変化(私も読者も)を感じられない時にはこのブログは閉鎖削除。

自己満足の書き込みも多々有りましたので寂しくなるか?

フェースブックは基本は個人情報を公開ですので訪れて下さった方を特定出来ます 。

一般の個人の方は問題無いと思いますが、

本意では無い情報収集だけの目的で訪れる同業者は困惑するので回避出来るか?

私はかなり遅れてフェースブック参加ですが、ウッドウイルのお客様でも

このブログを訪れて下る方でもフェースブック参加者は多数居られると想像します。


このブログを継続希望、又はフェースブックでの情報発信が良い。

その他お気付きの点も含めてご感想をいただければ大変参考になります。

宜しくお願い致します。


2018年5月24日木曜日

ウッドウイルの糸ドライブアナログレコードプレーヤーの詳細掲載

YouTubeで動画公開しています。
https://www.youtube.com/watch?v=sbWnjxC2N0I


ホームページで詳細仕様を掲載しています。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/WARP-shisakuki.html


田中伊佐資氏の音の見える部屋が発刊されています






















stereo誌やミュージックバード等で活躍の田中伊佐資氏の音の見える部屋が
発刊されています。

全国のオーディオファイル宅に取材してオーディオ、音楽と共に人生を
歩んでおられる方達の素顔を紹介するシリーズです。

一人一人の今迄の歩みを丁寧に引き出されていて
大変興味深い内容となっています。

表紙のお宅は我が町の方です。
遠くからでも見つけられる個性的な建物で、
中にお邪魔させていただきましたが、
狭い方形に仕切られた家に馴れた身には何処か違う世界に迷い込んだ様な感覚が、

田中伊佐資さんと聞いたJBLからの音色は
大きな窓の背景に広がる八ヶ岳を写しながら
それこそ「音の見える部屋」となって感動的に伝わって来ました。

 音の見える部屋 オーディオと在る人 (ONTOMO MOOK)
田中 伊佐資
http://amzn.asia/06CvGzw