つい先日のニュース、国内LPレコード用の針(カートリッジ用)製作がフル稼働でも
生産が間に合わないとの事(製造部門の要員は6人)。
新譜ではCD発売にLP盤もと言う形からLP盤だけと言う物も出始めています。
単なるレトロ趣向を超えて高音質再生の一つの手段として認められつつ有ります。
ウッドウイル開業当初はレコードプレーヤーを備えていませんでした。
少しずつ、少しずつですが、試聴に来られるお客様からLPでお願いしますとの声。
最近、試聴に来られたお客様の約3割程はLPで聞きたいとの希望。
そんな事で10年程前からレコードプレーヤーを備えています。
でも何となく力が入らずに適当な装置で間に合わせていました。
ターンテーブル: VICTOR TT-81 ダイレクトドライブ
トーンアーム: GRACE G-565/G-840 ダブルアーム
カートリッジ: SHURE V-15Ⅱ/audeio-technica AT15E
フォノアンプ: 手持ちの70~80年代の中堅プリメインを数台代用使用
この様な機材でカートリッジはMM型だけと言う物です。
全体を撮影した写真も撮っていなかった(汗!)。
ここ最近、その中堅プリメインが全部寿命を全うしました。
TT-81も不調で2台の予備機を含む3台の部品で何とか回復させました。
地元に別荘として住まわれる知人はアナログ派、。
田中伊佐資さんはかなり前から入れ込んでいてラジオ局でLPジャズ流すパーソナリティーです。
これを機会に反省して真面目に取り組もうと心を入れ替えて試行錯誤の開始です。
今回のお話しが「その-1」と 言う事になります。
先ずはフォノアンプを何とかしないと。
スピーカーを購入されたお客様から機材一式を頼まれる事はたまに有りますので、
フォノアンプもMCカートリッジ用のヘッドアンプも心当たりは有るのですが、
自作から入ったオーディオマニアの拘りとしては当たり外れの無い評価を受ける
機材をそのまま購入では面白くないのです。
それに感覚的にはコスト対音質に納得がいかない。
安くは無いスピーカー製作の私が言うのも何ですが...
一つの例えとして。
今はどうか知りませんが、私の現役のメーカー技術者だった頃の話ですが、
どれ程高い製品や機材でも重量対コストでは「金」(金属の純金の事です)を超える物は無い!
例外として唯一の近い例は最新鋭の戦闘機であると。
米国の最新鋭ステルス戦闘機「F22ラプター」250億円/機体重量約14.000Kg
金価格約4,900円(直近1ヶ月平均) /g (1Kgでは490万円です)
250億円 ÷ 14,000,000g≒1,790円
F22は1g当たり1,790円となります。(武器その他は含まず)
比較の例に出して申し訳ありませんが有名どころで、
.オルトフォン MC型 カートリッジ ウインドフィールド ¥486,000円で13g : 1gで37,385円
.トーンアーム SME シリーズ5 ¥982,800円で400g(予想): 1gで2,457円
.フォノアンプ パス XP-25 ¥1,512,000円で5Kg(予想): 1gで302円
.ターンテーブル オラクル社のDelphi ¥1,850,000円で18kg : 1gで103円
カートリッジは100万の機種も有るので、私の常識ではF22の30倍近い価格は
理解を超え、製品では無く宝石の類に感じてしまいます。
何処で聞いてもハイエンドクラスのオーディオ機材の価格は異常に高騰との話を聞きます。
アンプのガレージメーカーの営業担当者は30万円の価格では気に止められないので、
150万円で売っていると言っていました...
ウッドウイルの100万円のスピーカーは40Kg近く有るので1gでは2.5円 ...
何とかしようかな??。
そんな訳でゼロから自作する暇は無いので安くて構造が単純で改造等が容易な機種を入手。
MC型に対応するにはヘッドアンプが良いか、昇圧トランスが良いかも評価するので、
ヘッドアンプ搭載を前提とします。実は経験した昇圧型の殆どが低域に不満が有ったのです。
以上、試聴しながら気になる所を改造すると言う手法で機材調達を進めます。
上記画像がMC型対応の半導体式フォノアンプ、オリジナル状態の内部です。
オペアンプを使用せずにディスクリート回路構成の機種を選び内部把握も改造も容易です。
試聴すると何もかも足り無い様な印象でしたので全体の見直しから。
取り敢えずは安価な機種なりのコンデンサー類を全てオーディオグレード専用品に交換します。
この部品代だけでオリジナル器の50%程のコストが必要となりました。
次回は部品交換後の試聴とその後の対策を...
2016年2月18日木曜日
2016年2月17日水曜日
メグ・ジャズ・オーディオ愛好会《vol.69》出川式電源特集!!
メグ・ジャズ・オーディオ愛好会《vol.69》出川式電源特集!!
東京の吉祥寺に知る人ぞ知る 「ジャズ喫茶メグ」があります。
メグのオーナーさんは寺島レコード(録音の良いジャズ盤で人気)を主宰されている方。
http://www.meg-jazz.com/index22.html
http://www.meg-jazz.com/top.
何時もはライブ演奏で週末にはCDやLPの試聴会などを行っています。
アバンギャルドを中心とした蒼々たる機材が揃っています。
そのメグで出川さんによる出川電源のデモと試聴会が開かれます。
http://www.meg-jazz.com/1602.html
試聴用スピーカーはウッドウイル製の「出川電源試聴用スピーカー」です。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/DEGAWA-DEMO-MGES-Full-Round
2月27日(土)19時~ (直ぐ満席だそうですので早めが良いそうです)
私も参加しようと思っています。
首都圏近くの方は如何でしょうか。
ジャズ喫茶メグ
武蔵野市吉祥寺本町1-31-3
TEL:0422-21-1421
東京の吉祥寺に知る人ぞ知る 「ジャズ喫茶メグ」があります。
メグのオーナーさんは寺島レコード(録音の良いジャズ盤で人気)を主宰されている方。
http://www.meg-jazz.com/index22.html
http://www.meg-jazz.com/top.
何時もはライブ演奏で週末にはCDやLPの試聴会などを行っています。
アバンギャルドを中心とした蒼々たる機材が揃っています。
そのメグで出川さんによる出川電源のデモと試聴会が開かれます。
http://www.meg-jazz.com/1602.html
試聴用スピーカーはウッドウイル製の「出川電源試聴用スピーカー」です。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/DEGAWA-DEMO-MGES-Full-Round
2月27日(土)19時~ (直ぐ満席だそうですので早めが良いそうです)
私も参加しようと思っています。
首都圏近くの方は如何でしょうか。
ジャズ喫茶メグ
武蔵野市吉祥寺本町1-31-3
TEL:0422-21-1421
2016年1月14日木曜日
日曜朝9時~10時 NHK Eテレ 日曜美術館
何事も無く平和な日曜日の朝を迎える事が出来れば
朝食後のお茶タイムに日曜美術館「略して日美」を観るのが習慣となっています。
国内外のあらゆるジャンルの芸術美術を紹介してくれる超優良番組。
番組最後には「アートシーン」と言って、開催中の展覧会情報を。
ここで知った作家も数知れずです。
芸術美術の観点からは申し分無しの番組。
もう一つは映像の美しさです。
受けの良い見栄えを強調した画ではありませんから安心です。
最終製品となったパナのブラウン管方式ハイビジョンTV37インチで見続け、
地デジ対応で止む無く、これもほぼ最終製品となった日立プラズマ方式50インチで現在に至り、
4K放送が日美で放送される頃には国産有機EL大画面が観られるかとの予想は外れ、
故障しそうな気配のプラズマの後はどうしようかと不安です。
音については多少は拘りを持っているのは自他共に認めていただけると思いますが、
映像については余り話した事が有りませんでした。
趣味の登山の目的は人工物から離れてしばし時間を過ごし、
時期と場所が合えば可憐な高山植物をポジで撮影してプロジェクターで鑑賞して楽しむ。
その習慣が長かった為にいつの間にか映像についても一定基準が出来上がってしまいました。
35mmフィルム換算での解像度では8Kでほぼ対等かとの比較がありますので、
自宅で日美をベストで観られるのは未だ々先か。
明暗のレンジや発色に多肉植物の葉の厚さを感じられる映像を35mmで普通に見ていた悲しさ、
国内三管式プロジェクターの技術者であるお客様は35mmポジで観てたら我慢出来ませんねと
笑っておられました。
音にも映にも、自然のままの情報を再現して欲しい。
便利さの犠牲に慣れて、あるがままの姿を思い出せなくなる。
感性を大事にしたいものです。
朝食後のお茶タイムに日曜美術館「略して日美」を観るのが習慣となっています。
国内外のあらゆるジャンルの芸術美術を紹介してくれる超優良番組。
番組最後には「アートシーン」と言って、開催中の展覧会情報を。
ここで知った作家も数知れずです。
芸術美術の観点からは申し分無しの番組。
もう一つは映像の美しさです。
受けの良い見栄えを強調した画ではありませんから安心です。
最終製品となったパナのブラウン管方式ハイビジョンTV37インチで見続け、
地デジ対応で止む無く、これもほぼ最終製品となった日立プラズマ方式50インチで現在に至り、
4K放送が日美で放送される頃には国産有機EL大画面が観られるかとの予想は外れ、
故障しそうな気配のプラズマの後はどうしようかと不安です。
音については多少は拘りを持っているのは自他共に認めていただけると思いますが、
映像については余り話した事が有りませんでした。
趣味の登山の目的は人工物から離れてしばし時間を過ごし、
時期と場所が合えば可憐な高山植物をポジで撮影してプロジェクターで鑑賞して楽しむ。
その習慣が長かった為にいつの間にか映像についても一定基準が出来上がってしまいました。
35mmフィルム換算での解像度では8Kでほぼ対等かとの比較がありますので、
自宅で日美をベストで観られるのは未だ々先か。
明暗のレンジや発色に多肉植物の葉の厚さを感じられる映像を35mmで普通に見ていた悲しさ、
国内三管式プロジェクターの技術者であるお客様は35mmポジで観てたら我慢出来ませんねと
笑っておられました。
音にも映にも、自然のままの情報を再現して欲しい。
便利さの犠牲に慣れて、あるがままの姿を思い出せなくなる。
感性を大事にしたいものです。
2016年1月7日木曜日
100%桜無垢材の楕円ウッドホーンの試聴
山桜100%無垢材楕円ホーンをJazz Machineに搭載した様子。
ホーンにコンプレッションドライバーを取り付けると重くて一人では持てません。
スピーカースタンドでは支え切れないので机の上に置くと言う凄い状態です。
上には受注作品に搭載するF社純マグネシウムドームツイーターと
リボン型スーパーツイーター を載せています。
コンプレッションドライバーはマニア垂涎で今では入手難の
SONY SUP-T11で、これも受注作品に搭載するのでお預かりした物です。
偶然が重なりもの凄い組合せとなっています。
ツイーターとスパーツイーターは垂直に積み上げています。
PA用の三脚式スピーカースタンド(耐荷重50Kg)に載せています。
スピーカースタンドの天板にコンプレッションドライバーを跨ぐスペーサー、ツイーター台
などを製作して載せています。
一度きりの臨時試聴でも代替えの効かない稀少ユニットですので準備も手が抜けません。
いきなりセットの様子を見ていただきましたが、
目的は100%桜無垢材の楕円ウッドホーンとSONY SUP-T11+純正ホーンとの比較試聴です。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/Speaker-ord.htm
ホーン屋さんで無ければ出来ない贅沢な企画(聞くのは私と妻だけ)です。
上記の様な大がかりな設置が要るので簡単に切り替えて比較 試聴とはなりません。
音の記憶を頼りにするのと、マイクで拾った音源で比較試聴を行う事とします。
ホーンのカットオフの高いSUP-T11+純正ホーンに合わせる形で、
受け持ち帯域は440Hz~9.3KHz(24dB/oct)を持たせます。
設置がスタンドと机の違い以外、その他の条件は同じです。
比較試聴用の音源は下記クラウドサービスで用意。
これだけのハイクラスの比較ですので、
くれぐれもPC用スピーカーなどで聞いて差が分からないなどと悲しい事を言わないで、
面倒でもメインの再生システムで聞いてみて下さい。
http://yahoo.jp/box/JEHxpk
山桜楕円ウッドホーン..... : ウッドホーン....
SUP-T11+純正ホーン.... : オリジナルホーン黒....
試聴した感想。
今迄SUP-T11の音色の素晴らしさを堪能していたのは純正ホーンからの音でした。
山桜楕円ウッドホーンの音を聞いてしまうと素晴らしい音に加えてとても自然に聞けます。
純正ホーンには癖が有ったのか!!と気が付いてしまいます。
山桜楕円ウッドホーンの設計はSUP-T11の低域限界を余裕で再生する能力も備わっています。
SUP-T11はスタジオモニター用の最高峰。
ホーンの発注者はJBL375(往時の民生用の最高峰)を用います。
勿論、375の能力を最大限に発揮出来るのは言う迄も有りません。
贅沢な比較試聴をさせていただきました。
2016年1月2日土曜日
17回目の新年おめでとうございます。
2016年 新年明けましておめでとうございます。
本年でウッドウイルの活動は17年目に入る事が出来ます。
2000年4月からの開業以来、皆様におめでとうと言わせて頂くのも17回目となります。
皆様のおかげです。ありがとうございます。
未だ珍しかったビスケットジョイント加工した正確無比な数千円のMDFキットを
注文製作する...それがウッドウイルのスタートでした。
怖くて手を抜く事も出来ずに夢中で正確に製作しました。
そのキットはプラモデル並みかそれ以上に誰でも正確に組み立てられました。
それまでの材料加工だけ依頼して製作していた自作エンクロージャーでは、
苦労して位置合わせをして接着し、乾燥後に見るとズレて固まっていた!
そんな自作オーディオの方達の悩みが消える作品で喜ばれました。
リピートのお客様が今度は図面通りに完成品を製作して!
塗装もして...ユニット渡すから設計は任せる...こんなの作れる...
噂を聞いた方からもお話しが!
国内ユニットメーカー様から指定を頂いたり。
その様にして提案型のご注文を頂く様になるのに5年はかかったでしょうか?
当時はキット製作ですから月に数十台は製作。
現在は年に数台の製作で、内容は大きく変わって来ていますが、良否は分かりません。
お客様もウッドウイルも音質機能を追求する作品が自然と多くなりましたので、
製作期間も費用も多くかかるのがその理由です。
ウッドウイル作品にはグレードを付けていて、
そのグレードも1~6迄に至り ました。
普及クラスからハイエンドにクラス迄を取り扱う事が出来る様になりました。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/enkuro-menu.html
簡単な作品の製作依頼が少なくなった事を懸念しています。
この範囲の作品に今後、意識を強めようと思っています。
今迄の経験や新しい手法なども取り入れて高音質でお手頃価格をです。
こんな事を考えながら今年も活動したいと考えております。
今年もよろしくお願い致します。
本年でウッドウイルの活動は17年目に入る事が出来ます。
2000年4月からの開業以来、皆様におめでとうと言わせて頂くのも17回目となります。
皆様のおかげです。ありがとうございます。
未だ珍しかったビスケットジョイント加工した正確無比な数千円のMDFキットを
注文製作する...それがウッドウイルのスタートでした。
怖くて手を抜く事も出来ずに夢中で正確に製作しました。
そのキットはプラモデル並みかそれ以上に誰でも正確に組み立てられました。
それまでの材料加工だけ依頼して製作していた自作エンクロージャーでは、
苦労して位置合わせをして接着し、乾燥後に見るとズレて固まっていた!
そんな自作オーディオの方達の悩みが消える作品で喜ばれました。
リピートのお客様が今度は図面通りに完成品を製作して!
塗装もして...ユニット渡すから設計は任せる...こんなの作れる...
噂を聞いた方からもお話しが!
国内ユニットメーカー様から指定を頂いたり。
その様にして提案型のご注文を頂く様になるのに5年はかかったでしょうか?
当時はキット製作ですから月に数十台は製作。
現在は年に数台の製作で、内容は大きく変わって来ていますが、良否は分かりません。
お客様もウッドウイルも音質機能を追求する作品が自然と多くなりましたので、
製作期間も費用も多くかかるのがその理由です。
ウッドウイル作品にはグレードを付けていて、
そのグレードも1~6迄に至り ました。
普及クラスからハイエンドにクラス迄を取り扱う事が出来る様になりました。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/enkuro-menu.html
簡単な作品の製作依頼が少なくなった事を懸念しています。
この範囲の作品に今後、意識を強めようと思っています。
今迄の経験や新しい手法なども取り入れて高音質でお手頃価格をです。
こんな事を考えながら今年も活動したいと考えております。
今年もよろしくお願い致します。
2015年11月23日月曜日
森麻季&仲道郁代 デユオ.リサイタル
森麻季(ソプラノ)&仲道郁代(ピアノ伴奏とソロ演奏) デユオ.リサイタル 聞いて来ました。
お二人のデユオ.リサイタルはこれが3回目です。
全て長野県内で聞けましたので、このお二人は精力的に全国を回っておられる事と想像します。
同じステージに立つのにまるで異なる雰囲気のお二方。
仲道郁代さんは控えめな可愛らしい人柄で、
森麻季さんは立ち居振る舞いが本場オペラの舞台に立つ方らしく華やかの二乗くらいの方、
でも丁寧でユーモラスで、正反対のお二人はきっと気が合うのでしょうね。
ピアノは外見らしくなくダイナミックです。
一曲一曲説明されて弾かれるので曲に入り易く、とても親切な進行です。
名曲が何故に名曲になったのか!楽譜に込められた秘密を少し知りました。
ソプラノは1200席の広さを完全に埋め尽くす様な声量で情感豊かに歌い上げます。
彼女のオペラを見たらさぞ素晴らしのだろうなと想像させます。
前にも書いた様に思いますが、NHKドラマの「坂の上の雲」は大好きな番組なのですが、
時代に翻弄されながらも活躍する人物や社会背景が、
彼女の歌い上げるメイン.テーマを聞いていますと、
まざまざと想い描かれて来るのは驚きです。
オペラは数度しか観ていませんが、
熱狂的なファンの気持ちが少し分かって来た様に思います。
特に室内楽を聞く事が多いのですが、
声楽も素晴らしいので良い機会を探していきたいと思います。
お二人のデユオ.リサイタルはこれが3回目です。
全て長野県内で聞けましたので、このお二人は精力的に全国を回っておられる事と想像します。
同じステージに立つのにまるで異なる雰囲気のお二方。
仲道郁代さんは控えめな可愛らしい人柄で、
森麻季さんは立ち居振る舞いが本場オペラの舞台に立つ方らしく華やかの二乗くらいの方、
でも丁寧でユーモラスで、正反対のお二人はきっと気が合うのでしょうね。
ピアノは外見らしくなくダイナミックです。
一曲一曲説明されて弾かれるので曲に入り易く、とても親切な進行です。
名曲が何故に名曲になったのか!楽譜に込められた秘密を少し知りました。
ソプラノは1200席の広さを完全に埋め尽くす様な声量で情感豊かに歌い上げます。
彼女のオペラを見たらさぞ素晴らしのだろうなと想像させます。
前にも書いた様に思いますが、NHKドラマの「坂の上の雲」は大好きな番組なのですが、
時代に翻弄されながらも活躍する人物や社会背景が、
彼女の歌い上げるメイン.テーマを聞いていますと、
まざまざと想い描かれて来るのは驚きです。
オペラは数度しか観ていませんが、
熱狂的なファンの気持ちが少し分かって来た様に思います。
特に室内楽を聞く事が多いのですが、
声楽も素晴らしいので良い機会を探していきたいと思います。
2015年11月19日木曜日
最近の動き
しばらくぶりの更新です。
.11月7日 長野と新潟の県境にある妙高市での「第23回妙高オーディオ倶楽部発表会」に参加 。
6月の埼玉県に続いてのこの種のイベントでした。
県外からも多数の発表者が居られてビックリです。
主に真空管アンプの発表で、人気回路の再現、自作トランス、等々各氏の並々ならぬ
自己研鑽の成果に驚き、高校生の頃を思い出していました。
教科書を開かない事はあっても、ハンダこてを握らない日は無かった毎日でしたから。
参加は6月に続いて出川氏のデモ機の説明でした。
形から長岡先生のスワンに似ている事からの誤解を解く、
MGESやラウンドの基本構造などを説明させていただきました。
上記アンプのデモではA7を使っていたので、20cm励磁型フルレンジ+MGESの音は
新鮮に皆さんに届いた様子など、慰安会でお話していただけた事は貴重な体験となりました。
.久しぶりのオーディオマニアの訪問試聴。
ウッドウイルのお客様は殆どが音楽愛好家(音楽マニア)です。
オーディ機材は無いと音楽が聴けないので止むを得ずに調べて調達している?
どの様な音楽を聴きたいのか分かって居られるので、
その思いを説明に来られる、ウッドウイル作品を見て聞いて、工房を見学してと、
ご訪問目的は明快です。
対してオーディオマニアのご訪問者は?
試聴室に有るスピーカーを全部聞きます。
CD1枚1曲 だけを試聴、切り替え接続している時間の方が長い。
設計開発者と制作者、私一人なのですが、その意図や説明は聞いていただけません。
目前のスピーカーもまともに見ようとはしない。
訪問目的も意図も話してはいただけません。
まるでA7聞いて、B&WのNautilus聞いて、10cmフルレンジ聞いて帰られた様な物です??。
オーディオマニアの方達は何時もこんな調子ですから、
ご注文頂く事も、長時間お付き合いした感謝のメールも来る事は無いのです。
.新たな国産ユニットメーカー誕生か!!
妙高の発表会にてデモをされていて知りました。
国からの技術支援を受け、新たな振動板開発!
ウッドウイル試聴室でじっくりと試作機を聞く機会を得ました。
原作を読んで感動、最近ドラマ化された下町ロケットを見て再度感激。
熱い経営者の率いる佃製作所のロケットエンジン要の部品開発の話です。
やはり新しい物を作り出す人々は熱いのです。
そんな話とダブらせながら開発秘話を聞かせていただきました。
大変素質が良いので上手く仕上げれば凄い物が出来るかも!
近い将来、ウッドウイル作品に搭載される日が来る事を願っています。
.11月7日 長野と新潟の県境にある妙高市での「第23回妙高オーディオ倶楽部発表会」に参加 。
6月の埼玉県に続いてのこの種のイベントでした。
県外からも多数の発表者が居られてビックリです。
主に真空管アンプの発表で、人気回路の再現、自作トランス、等々各氏の並々ならぬ
自己研鑽の成果に驚き、高校生の頃を思い出していました。
教科書を開かない事はあっても、ハンダこてを握らない日は無かった毎日でしたから。
参加は6月に続いて出川氏のデモ機の説明でした。
形から長岡先生のスワンに似ている事からの誤解を解く、
MGESやラウンドの基本構造などを説明させていただきました。
上記アンプのデモではA7を使っていたので、20cm励磁型フルレンジ+MGESの音は
新鮮に皆さんに届いた様子など、慰安会でお話していただけた事は貴重な体験となりました。
.久しぶりのオーディオマニアの訪問試聴。
ウッドウイルのお客様は殆どが音楽愛好家(音楽マニア)です。
オーディ機材は無いと音楽が聴けないので止むを得ずに調べて調達している?
どの様な音楽を聴きたいのか分かって居られるので、
その思いを説明に来られる、ウッドウイル作品を見て聞いて、工房を見学してと、
ご訪問目的は明快です。
対してオーディオマニアのご訪問者は?
試聴室に有るスピーカーを全部聞きます。
CD1枚1曲 だけを試聴、切り替え接続している時間の方が長い。
設計開発者と制作者、私一人なのですが、その意図や説明は聞いていただけません。
目前のスピーカーもまともに見ようとはしない。
訪問目的も意図も話してはいただけません。
まるでA7聞いて、B&WのNautilus聞いて、10cmフルレンジ聞いて帰られた様な物です??。
オーディオマニアの方達は何時もこんな調子ですから、
ご注文頂く事も、長時間お付き合いした感謝のメールも来る事は無いのです。
.新たな国産ユニットメーカー誕生か!!
妙高の発表会にてデモをされていて知りました。
国からの技術支援を受け、新たな振動板開発!
ウッドウイル試聴室でじっくりと試作機を聞く機会を得ました。
原作を読んで感動、最近ドラマ化された下町ロケットを見て再度感激。
熱い経営者の率いる佃製作所のロケットエンジン要の部品開発の話です。
やはり新しい物を作り出す人々は熱いのです。
そんな話とダブらせながら開発秘話を聞かせていただきました。
大変素質が良いので上手く仕上げれば凄い物が出来るかも!
近い将来、ウッドウイル作品に搭載される日が来る事を願っています。
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