2017年11月24日金曜日

サンロクカフェでJazz 満員御礼

サンロクカフェでJazz 満員御礼


満員御礼とはとても思えない左記写真。

片付けていたらオーナーさんが、
写真撮るの忘れてた!
ウワー、私も忘れてた!
と言う後の祭りの様子です(汗!)
互いに忙しかった!
http://r.goope.jp/sanroku
のブログを見て下さい。





2017/11/23 19:00 勤労に感謝して不慣れなイベントをサンロクカフェサンと開催。
60年代Jazz~現代近くまでをCD中心で楽しむ会を行いました。

Jazz通で無くとも誰もが聴いた事の有る曲を、
優れた演奏、優れた音質、高い評価を得ているアルバムから。
厳選した20曲程を聴いていただきました。
2時間の予定が3時間に、最後まで多くの方にJazzを楽しんでいただいた様です。

勿論、サンロクカフェさんの美味しいおつまみ、特別メニューの軽食に、
各種お酒に飲み物を楽しみながらの時間を過ごしていただきました。
実はオーナーさんは席が全て埋まるとは想像もせず、
自分も聴いて楽しもうと考えていましたが、
奥様も少しの手伝いの筈がフルで働いてしまい、
嬉しい誤算で忙しい思いをされました。。

試聴室ではスピーカーから出る音の質を確認しながらふさわしい楽曲を選びますが、
今回は楽曲そのものを楽しんで貰う会なので何時もとは勝手が違います。
出だしは思った事を殆ど説明出来ずに進めてしまいました。
自分が席に座ってウイスキーでも飲みながら楽しめればと...何回か思ったりして。

休日夜の会は年配のペアの方が多かった様です。
仲間と来て会話も進んでいる方達も。
青年が一人、じっと聞き込んでいます。
近くの音楽ホールの前オーナーさんも来られました。
オーディオ仲間が誘いあわせて来られています。
スピーカーユニット設計エンジニアにも来ていただきました。

使用機材は
.CDP マランツ SA8005 出川式電源/ルビジウム超高性能クロック 搭載
.サトリアンプ AMP5511 最新IC/出川式電源/強力左右独立外部電源に改造
.スピーカー EMS社LB8EXⅡ励磁型20cmフルレンジ
       密閉型/MGESハーフ仕様搭載

.ハイレゾ再生機材 DEL JBL特別仕様ノートPC/KORG USB-DAC DS-DAC-100
.ケーブル、電源タップ等も高品質オーディグレード 。


初回は大盛況でしたので2回目の望みが...
その時にはハイレゾ音源対応の楽曲を中心にと考えています。
叶うならばウッドウイル作品のお嫁入り直前(納品前)のハイエンド機を
鳴らせればと考えます。

お客様が大盛況の様子を写真に納めている筈、
ブログ等で見つけたらリンクさせて貰います。

ウッドウイルの新作発表会や音楽会でお世話になっていた
フリーアナウンサー他、多彩な 小林節子さんのブログに掲載されていました。
http://www.kobayashisetsuko.com/haramura/haramura_top.html




2017年10月24日火曜日

名器 日立 Lo-D HS-500 にMGES搭載

名器 日立 Lo-D HS-500 の熱烈なファンが多くいらっしゃる様です。

1970年代前後の製品で、私が高校生でアルバイトをしていた日立の電気店では、、
店頭デモしていて毎日音を聞いていました。

しかしながらもう50才になろうかと言う壮年、
ユニットはオーバーホールしてくれる所が有ります。
ネットワークのコイルやコンデンサも交換可能です。
最近はL/Cを嫌ってマルチアンプ方式で聴く方も多いのですが、
ここで紹介する作品もそうで、完成後にはシステムを詳しく紹介させていただきます。

問題はエンクロージャーです。
今で言うパーチクルボード製の材料は木材チップを樹脂で固めて熱圧締した物。
樹脂と接着剤はバクテリア等に喰われて木材組織は崩壊目前。
親指と人差し指で強く掴むと蛇紋岩の様にボロボロと崩れます。


そこでウッドウイルの出番です。
オーバーホールは不可能ですので最新の設計思想を盛り込んで作り直します。
予算があれば無垢材のラウンド構造、もしくはバーチ合板。
標準的な直方体構造でもバーチ合板使用は欠かせません。
往時と変わって幅の狭いトールボーイ風のすらりとした姿形。
音場再現に有利な方法です。

その他細々した細工や配慮は数えきれません。
そして出て来るのが「MGES」です。
8月28日のこの欄で掲載してからもMGESの比較試聴目的のお客様が来られています。
MGES搭載して何曲もじっくり聴いた後、MGESを外して聴きますと、
短時間で数曲聴きますと、皆さん直ぐにMGES無しで聴く事は考えられないと。
この効果は他の機材ではカバー出来ない種類の音であると。
比較試聴の結果、受注済み作品の殆どはMGES搭載仕様となりました。

前回も書いた様にハスキーだと思っていた女性ボーカルは実は緻密で甘い声だったとか、
何故か奥行きや広がりが出て音場感が増すなど予定外の効果も。
周波数特性などの波形では認識出来ない微細な信号が音楽情報には含まれていて、
その音楽成分は分析出来ている定在波や回析現象などの原因の他にも、
ユニットの作用反作用による振動がエンクロージャーを震わせ、
微細で大事な音楽情報をノイズキャンセラーヘッドフォンの動作原理の様に
キャンセルして消してしまうからと言う事が分かって来ました。

これは当初予測出来なかった嬉しい誤算です。
既存の製品にも取り付け可能です(要確認)。
高価になり重量も増えます。
制作側としては木工の世界では高難度とされる0.5mm程の構造精度が要求され、
精密機械加工の助けも必要ですが、その努力の成果として、
.音が良くなります。
.再生音楽で感動出来ます
.充実した楽しい時間が生まれます。

下記画像は組み立ててしまえば見る事の出来無いMGES ハーフ仕様Aの
実作品に組み込んでいる様子です。
こんな機械構造から素晴らしい音が生まれるのは不思議でもあります。


仮組立の正面の様子























ウーファーを取り外した様子
奥のMGES本体に正確にドッキングさせねば成りません
ウーファー落し込み部の黒い部分はユニットを
機械的に絶縁させる為の特製振動防止素材
























ギャザードエッジで有名なL-200 20cm口径ウーファーと
MGES本体とドッキングさせる為の連結器





















背板を外して内部を覗く
MGES本体を機械的に絶縁させながら支持させる構造と兼ねて
エンクロージャ不要振動対策の補強
部材はフィンランドバーチ合板24mm
L-200に負けない人気を誇るホーン型ツイーター H-70HDも見えます






















詳細説明や実測定値は下記で

MGES音質改善の説明


MGES導入方法



2017年10月15日日曜日

サンロクカフェでJazz (山麓珈琲店でJazz)

 「「 サンロクカフェでJazz
   地元工房のスピーカーで聴く良質な音楽を 」」 

2017/11/23 19:00~
http://r.goope.jp/sanroku



ウッドウイルの工房から車で数分の所にサンロクカフェが昨年にオープンしました。
イタリアンとバーとを併せ持つ美味しいレストランです。
ロケーションの良さと夜の静けさが料理や飲み物を引き立ててくれます。


オーナーさんはJazz好きで店内のJBLから流れるBGMも勿論Jazz。
ウッドウイルとしても私個人としても 色々な意味でとても興味深く美味しい環境です。
お話をしてウイークデーの夜に良質な機材を用いてのJazzを楽しむイベントを開こう!


そんな事で「 サンロクカフェでJazz 」を開催と言う事になりました。
初回の日時は11月23日(木)で19:00~約2時間程。
この時間帯は石窯焼きピザやパスタはお休みで、
お酒にソフトドリンク、当日限定軽食を用意されるそうです。

普段はピザを焼いているマスターが、シェーカーを振ってカクテルを作るかも。
イベント料金は無しで、各自飲食物を適当にお楽しみ下さい。





























写真は夜の落ち着いた時間の様子です。


当日はウッドウイル試聴室の常設機材を持ち込んでの音楽鑑賞。
普段聞けない様な良質な音で音楽を楽しんでいただければと思います。


初回はCDによるJazz中心の曲を聴いていただきます。
60年代前後の全盛期の曲に比較的新しい曲、
ボーカルも入れて見ようかと予定しています。


美味しくお酒をいただき、良い音で音楽も楽しんでいただきたいとの願いから、
雰囲気を大事にする選曲に努め、
いわゆるオーディオマニア的な選曲は控えるようにしたいと思います。


それでも2度目、3度目の開催につながる様でしたら、
CDに代わって「ハイレゾ音源」での回、
「アナログレコード」での回などに出来れば、
普段体験出来ない新しい音楽の楽しみを見いだせるかも知れません。



予定使用機材
.CDプレーヤー: Marantz SA-13S2
.パワーアンプ  : SATRI AMP AMP5511 (SATRI-IC 最新バージョン)
            出川式左右独立電源改造型
.スピーカーユニット : 仏EMS社 LB8EX-MKⅡ 20cm励磁形フルレンジ
               出川式専用電源使用
.スピーカーエンクロージャー: オリジナルバーチ合板製密閉型
                     音質改善ユニット「MGESハーフ仕様B型」搭載
                     音質改善ツール 「ラウンドステック」取付け

*注文製作では作品完成後直ぐに納品してしまうので、
 素晴らしいハイエンドの作品を皆さんにお見せする(お聴かせする)事が
 出来ないのが残念です。今回は常設機材での開催ですが、
 次回以降にタイミングが合えばそんな機材での開催出来ればと思います。
 


こちらの地域ではその頃には深秋と言うよりは初冬の季節感に近いかも、
静かな八ヶ岳山麓での一時をお楽しみいただければと思います。




2017年9月27日水曜日

第64回日本伝統工芸展(平成29年)

第64回日本伝統工芸展(平成29年)を鑑賞して来ました。
 http://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/honten/64?bunya=&honor=award&keyword=&page_num=1&tab=work&sort=number


全国を巡回しますが、用事と重なったので東京日本橋の三越で鑑賞する事が出来ました。



ここでは国内最高峰の工芸品を鑑賞する事が出来ます。
 
画像の一つも掲載したいのですが、

会場は厳しく撮影禁止 、HPからの抜粋も禁止で

つたない文章の説明でご勘弁を。



物作りの極致か、立ち止まって動けなくなる様な作品がいくつも有ります。

どれだけの情熱を、どれだけの犠牲を払って続けて来たのだろうと想像を巡らします。



技法を極める努力、

思い描く作品のイメージを具現化する苦悩、

その完成度を高める集中力。



そんな事を考えますと国内外の国宝などとして残っている古の作品からは、

日常の糧を得ながらの創作活動では不可能だったのではと?
 
将来の選定されるべき作家さん達はどの様な暮らしをと?



 ウッドウイル開設当初は物作りの力試しにコンペに応募して数点で入選、入賞が有りましたが、

本職のスピーカー作りは実用品、量産品などと区別され、

応募規定から弾かれると言う悲しい現実が有り、

上記の伝統工芸のジャンルでは門前払いとなるのでした。



注文製作という仕事が仕舞となったなら思いの込めた作品を作ってみたい...

そんな思いに囚われる様な工芸展でした。



私が一番惚れたのが 朝日新聞社賞 透網代花籠「清閑」 河野祥篁 でした。

作者いわく、素材との語らい、素材から部材への加工などが楽しくて仕方がないとの事。
 


出かけられない方の為に、NHKのEテレ、日曜美術館で再放送が有ります。

http://www4.nhk.or.jp/nichibi/2/




2017年9月21日木曜日

80才のチャリダーに抜かれた!


このブログのラベルのスポーツ欄、2015年3月6日、9日に掲載した、
友人がスキーの準指導員に合格した話。
(数週間前もこの記事が多く読み返されていた)

検定の現場に立ち会い友人の挑戦する姿に刺激を受けて始めたのがサイクリング。
その年は体慣らしで先ずはクロスバイクで忘れていた感覚を戻す。
翌年(昨年)はロードレーサー(ロードバイク)に換えてスピード追求。
そんな訳で今回は自転車の話です。
 






















追い抜かれた坂道です。向こうは八ヶ岳。






















山麓沿いには谷が多いので橋が沢山有ります。















幹線道路を離れて 、牧歌的な田舎道へ。
左奥に見える牛舎のローカルコロンを避ける為の
息止めが続けられるかが体調を知る目安です。


















数日後の晴れた日に撮りました。
黄金色の稲穂と真夏の様な積乱雲を被った八ヶ岳。



軟弱な登山とスキー では運動不足、
仕事では立ちっぱなしで部分的にハードな筋肉労働。
体全体のバランスが悪く、足腰も弱っている。
友人は先ずは体を鍛えた筈である。
テクニックはその上に被さるのである。

そんな訳でサイクリング再会して今年で3年目。
5月からは古傷の治療で3ヶ月のお休み。
この数週間前から再会して足慣らし走行。

一番上の画像は平均勾配7%/1.5Kmの登りの様子です。
そこを時速約8Kmでトボトボ走っていると、
お先に!!とチャリダーが追い抜いて行きます。

何を!と追いかけるも離されるばかり。
登り終点で待っていてくれて(初対面ですが同じスポーツ仲間としての儀礼です)
何処の人?と息も切れずに話しかけられました。
同じ町に住んでいて同じショップで自転車の面倒を見て貰っている事が分かりましたが、、

聞くと八十うん才とかで大病して体力落ちたと言っていました。
今の坂を時速12Kmで走って来たと、私が追いつけない筈です。
私が63才と言うと、一番強かった頃だと。
全国のヒルクライムレース(坂を上るレースです)を総なめしていたとの事。

参りました、凄い人が居るものです 。
足慣らしが済んだら先ずは10Kmで上れる様にしましょう。
来年には12Kmで上れる様にしなければ。
高校生の地元チームは18Kmで上るのだそうですが、
それは聞かなかった事にします。

サイクリングも本格的に始めるとチームに入り、
走り方のテクニックやチーム走行のノウハウなどを覚える事が必要になるそうです。
個人競技にしか興味の無い私には無縁ではありますが、
時速12Kmで上るという目標が出来たので、ここは一考が必要か??

八ヶ岳の麓を走っているので上り坂には不自由しません。
近くには最上級コース(平均勾配7.7%/距離27Km)も待っています。
何時かは覗きにでも行ってみましょう。

自動車で走ったら気が付かない景色や
辛い傾斜も自転車なら気が付きます。
25年住んでいても叫びたい程の景色や天気に遭遇する事が有ります。
なかなか楽しいものです。
続けられる限り走ってみましょう。






2017年9月4日月曜日

閲覧して下さるロシアの方々

昨年のリオデジャネイロオリンピックの前後からか?

ロシアからの訪問者が目立って増えて来ました。

ブログを始めて数年間はロシアからの訪問者は無し、

3~5年程前からか?少しだけ訪れて来る様になりました。






















上記画像はブログの管理者用ページの抜粋です。


今では国内よりも多く訪れてくれる期間もあります。

ロシアの方は日本語が分かる?

ネット翻訳して読んでいる?

それともロシアに住んでいる日本の方?

良かったら一言、コメントを!

 

ウッドウイルでロシアとの関わりで考えられるのは、
バーチ合板のロシア産 「通称ロシアンバーチ」を使っている(作品により)だけ。


以前調べたら、訪れて来る国は約60ヶ国も有りました。
でも出荷実績は1作品、1国のみです。
30~40代は年の半分は海外出張でパスポートの増刷常連。
今や国際化とは無縁に国内専門で活動を行っているのでした。



2017年8月28日月曜日

お客様によるウッドウイル音質改善メカ [MGES] 搭載有無の比較試聴

お客様によるウッドウイル音質改善メカ [MGES] 搭載有無の比較試聴。

MGES搭載の有無を比較試聴する為に用いたスピーカーです。
実はこのエンクロージャー、ウッドウイル製では有りません。
出川さん用にウッドウイルが製作したデモ機の納品前に、
使用していた物で、置き場所に困るのでとお借りしている物。
今回は大変役に立ちました。
 http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/DEGAWA-DEMO-MGES-Full-Round.html

バッフル両脇にはウッドウイルオリジナルの
「ラウンドスティック」を取り付けています。
直方体エンクロージャでも回析現象による
定位や音場感の損出を和らげる効果を狙った物です。
今やラウンドスティック無しでは聞く気にならない必須品です。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/Round-Stick.html









背面の蓋を外してユニットを見た所です。
既存製品に後付けする為の細工が必要です。














MGES搭載しました。
このユニットとエンクロージャー用に設計したMGESでは有りませんが、
在庫品を生かして取り付けてみました。
気になる接合部はノウハウ流出防止で
お見せする事は出来ません。
個別対応はさせていただきます。









今やウッドウイルのハイグレードなスピーカーシステムでは
MGES搭載がほぼ標準になっています。
機能説明とMGES搭載の有無による音質比較が出来る用に
比較音源を下記に用意しています。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/MGES-Main.html
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/MGES-Main-Tousaihouhou.html

現在引き合い中のお客様はウッドウイルが提供出来る最高峰の材料と
機能を盛り込んだエンクロージャーを詳細に検討中です。

先ずはEMS社 LB8EXMKⅡ 20cmフルレンジ励磁形の搭載を決められました。
お客様は他社の励磁形を用いた大型マルチウエイ型を既に所有されており、
励磁形の優れた音質は承知しています。

更に20cmフルレンジの究極型を求めていらっしゃると言う事で、
ウッドウイル試聴室で LB8EXMKⅡ(MGES非搭載)を試聴され、
出川電源の出川様邸にてLB8EXMKⅡ(MGES搭載)聞かれました。

ユニット、エンクロージャー、MGES、出川電源等の優れた機材により
充分に高品質な音を確認された様です。
しかし前述の比較音源でのMGES の機能は確認し、
搭載済みの現物のスピーカーでも聴いても、
実機でのMGES搭載の有無を目前にて切り替えて比較試聴したいとの事。
恐ろしく執念深い(いや納得出来る迄の音への情熱が凄い)申し入れで、
ウッドウイル試聴室のLB8EXMKⅡ用エンクロージャーを
MGES取り外しが出来る用に改造して聞いていただきました。

試聴する音源は本人が月に一度はライブに行くという
アーティストを中心に聞かれました。
初めからMGES搭載状態で聞いていただきます。
それが自然な音質で有ろうと強く思ったからです。
一通り聞いてからMGESを外して非搭載で聞き始めます。

楽曲を最後まで聴く必要は無かった様で直ぐに演奏を止めて、
数曲を短時間聞いただけで終わりました。
MGES非搭載の選択はあり得ないですねと一言。
一曲だけ長く聴かれていましたのは、
既存の自宅システムでMGESを追加搭載すると どの様に聞こえるか、
今迄聞き慣れた音との決別をどうしよう?
それを考えながら聞いていたとの事でした。

文章での比較感想を記述するのは困難なのですが、
女性ボーカルではMGES無しでは声が痩せてハスキーになります。
ピアノの艶やかな張りの有る高密度な音は平坦でスケールが小さくなります。
前述のURL記載の実測データからも言えますが、
ユニットによる音とエンクロージャー振動によって生じる音の位相は逆ですので、
ユニットの音はキャンセルされ、更にエンクロージャー振動による音が
ユニットの音に被さるのですから深刻な影響です。

MGESの影響は物理的な物の影響です。
音源からの電気信号の影響では有りませんので、
他の機材に換えてもこの影響を取り除く事は出来ません。

この比較試聴を行った事で、MGES搭載有無比較試聴が出来る様になりました。
ご興味持たれた方は是非足を運んで下さい。
新規でも既製品(対応不可も有るかも)でもMGES対応出来ます。