2017年9月27日水曜日

第64回日本伝統工芸展(平成29年)

第64回日本伝統工芸展(平成29年)を鑑賞して来ました。
 http://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/honten/64?bunya=&honor=award&keyword=&page_num=1&tab=work&sort=number


全国を巡回しますが、用事と重なったので東京日本橋の三越で鑑賞する事が出来ました。



ここでは国内最高峰の工芸品を鑑賞する事が出来ます。
 
画像の一つも掲載したいのですが、

会場は厳しく撮影禁止 、HPからの抜粋も禁止で

つたない文章の説明でご勘弁を。



物作りの極致か、立ち止まって動けなくなる様な作品がいくつも有ります。

どれだけの情熱を、どれだけの犠牲を払って続けて来たのだろうと想像を巡らします。



技法を極める努力、

思い描く作品のイメージを具現化する苦悩、

その完成度を高める集中力。



そんな事を考えますと国内外の国宝などとして残っている古の作品からは、

日常の糧を得ながらの創作活動では不可能だったのではと?
 
将来の選定されるべき作家さん達はどの様な暮らしをと?



 ウッドウイル開設当初は物作りの力試しにコンペに応募して数点で入選、入賞が有りましたが、

本職のスピーカー作りは実用品、量産品などと区別され、

応募規定から弾かれると言う悲しい現実が有り、

上記の伝統工芸のジャンルでは門前払いとなるのでした。



注文製作という仕事が仕舞となったなら思いの込めた作品を作ってみたい...

そんな思いに囚われる様な工芸展でした。



私が一番惚れたのが 朝日新聞社賞 透網代花籠「清閑」 河野祥篁 でした。

作者いわく、素材との語らい、素材から部材への加工などが楽しくて仕方がないとの事。
 


出かけられない方の為に、NHKのEテレ、日曜美術館で再放送が有ります。

http://www4.nhk.or.jp/nichibi/2/




2017年9月21日木曜日

80才のチャリダーに抜かれた!


このブログのラベルのスポーツ欄、2015年3月6日、9日に掲載した、
友人がスキーの準指導員に合格した話。
(数週間前もこの記事が多く読み返されていた)

検定の現場に立ち会い友人の挑戦する姿に刺激を受けて始めたのがサイクリング。
その年は体慣らしで先ずはクロスバイクで忘れていた感覚を戻す。
翌年(昨年)はロードレーサー(ロードバイク)に換えてスピード追求。
そんな訳で今回は自転車の話です。
 






















追い抜かれた坂道です。向こうは八ヶ岳。






















山麓沿いには谷が多いので橋が沢山有ります。















幹線道路を離れて 、牧歌的な田舎道へ。
左奥に見える牛舎のローカルコロンを避ける為の
息止めが続けられるかが体調を知る目安です。


















数日後の晴れた日に撮りました。
黄金色の稲穂と真夏の様な積乱雲を被った八ヶ岳。



軟弱な登山とスキー では運動不足、
仕事では立ちっぱなしで部分的にハードな筋肉労働。
体全体のバランスが悪く、足腰も弱っている。
友人は先ずは体を鍛えた筈である。
テクニックはその上に被さるのである。

そんな訳でサイクリング再会して今年で3年目。
5月からは古傷の治療で3ヶ月のお休み。
この数週間前から再会して足慣らし走行。

一番上の画像は平均勾配7%/1.5Kmの登りの様子です。
そこを時速約8Kmでトボトボ走っていると、
お先に!!とチャリダーが追い抜いて行きます。

何を!と追いかけるも離されるばかり。
登り終点で待っていてくれて(初対面ですが同じスポーツ仲間としての儀礼です)
何処の人?と息も切れずに話しかけられました。
同じ町に住んでいて同じショップで自転車の面倒を見て貰っている事が分かりましたが、、

聞くと八十うん才とかで大病して体力落ちたと言っていました。
今の坂を時速12Kmで走って来たと、私が追いつけない筈です。
私が63才と言うと、一番強かった頃だと。
全国のヒルクライムレース(坂を上るレースです)を総なめしていたとの事。

参りました、凄い人が居るものです 。
足慣らしが済んだら先ずは10Kmで上れる様にしましょう。
来年には12Kmで上れる様にしなければ。
高校生の地元チームは18Kmで上るのだそうですが、
それは聞かなかった事にします。

サイクリングも本格的に始めるとチームに入り、
走り方のテクニックやチーム走行のノウハウなどを覚える事が必要になるそうです。
個人競技にしか興味の無い私には無縁ではありますが、
時速12Kmで上るという目標が出来たので、ここは一考が必要か??

八ヶ岳の麓を走っているので上り坂には不自由しません。
近くには最上級コース(平均勾配7.7%/距離27Km)も待っています。
何時かは覗きにでも行ってみましょう。

自動車で走ったら気が付かない景色や
辛い傾斜も自転車なら気が付きます。
25年住んでいても叫びたい程の景色や天気に遭遇する事が有ります。
なかなか楽しいものです。
続けられる限り走ってみましょう。






2017年9月4日月曜日

閲覧して下さるロシアの方々

昨年のリオデジャネイロオリンピックの前後からか?

ロシアからの訪問者が目立って増えて来ました。

ブログを始めて数年間はロシアからの訪問者は無し、

3~5年程前からか?少しだけ訪れて来る様になりました。






















上記画像はブログの管理者用ページの抜粋です。


今では国内よりも多く訪れてくれる期間もあります。

ロシアの方は日本語が分かる?

ネット翻訳して読んでいる?

それともロシアに住んでいる日本の方?

良かったら一言、コメントを!

 

ウッドウイルでロシアとの関わりで考えられるのは、
バーチ合板のロシア産 「通称ロシアンバーチ」を使っている(作品により)だけ。


以前調べたら、訪れて来る国は約60ヶ国も有りました。
でも出荷実績は1作品、1国のみです。
30~40代は年の半分は海外出張でパスポートの増刷常連。
今や国際化とは無縁に国内専門で活動を行っているのでした。