クリスマス時期恒例コンサート行って来ました。
何度か聞いているサンクトペテルブルグ室内合奏団。
メインのヴィヴァルディ四季が最高に楽しめた。
「和声と創意への試み」の意味が分かる様な?
まるでジャズのセッションを聞いているみたいに、季節がくるくる変わります。
楽曲構成がどうなっているのかを分解して聞かせてくれている様です。
ソロヴァイオリンとチェロがデュエットしていたりして、
メンバーが途中から楽しそうに笑って演奏しています。
わくわくしてドキドキ、楽しい四季でした。
30数年前にイ.ムジチの四季が流行り、CDでよく聞いていました。
他の奏者でも同じで、判で押した様に各パート毎に皆揃って技を競っている。
音楽の事は聞く事以外の専門知識は有りませんが、
演奏会で聴けば別でしょうが、CDで聴いていた時には低音パート、
チェロ2人、コントラバス1人が構成されていたなんて気が付かなかった。
ただただソロヴァイオリンが主張し、それに一歩引いて皆が並ぶ...
演奏会から帰って改めてイ.ムジチの四季を聞いたのですが、
最新のウッドウイルの機材で聴いても昔と同様の感じ方です。
曲の解釈、録音(かなり悪い)の仕上がりが私には 合わない。
楽器構成は同じでも中高音が全てを占めている様に聞こえる!
ヴァイオリン、ヴィオラ数人の演奏でも中低音が弱いと感じる事も無いのに。
聞き慣れた、良く知っている筈の曲も録音で変わり、機材で変わる。
演奏会で一度聞くと認識が激変する、そんな貴重な体験でも有りました。
前半の演奏は余りに心地よく柔らかでコックリコックリ居眠りしてしまいました。
写真のツリーはオペラシティーホール恒例の入り口を飾ります。
2019年12月17日火曜日
2019年12月14日土曜日
15年前の成型合板(ラウンドエンクロージャー用側板)のスピーカー限定販売
ウッドウイルが活動を始めた時にはラウンドエンクロージャーを製作する
工房は無かった様に思います(大手量産メーカーは除く)
従って製作する為のノウハウも殆ど見つける事は出来ませんでした。
止む無くスピーカー用としてでは無く、家具等の製作技術として
ラウンド構造とする為に「曲げ」の技術を探し、習得、応用を繰り返しました。
私の専門は電子機器設計なので、ウッドウイル開業前には1年間、
県の技術専門校で木工を勉強し、その時の人脈で習得する事が出来ました。
ついでに下記は木工学校での卒業制作の「ものづくりの椅子 」
日本で一番大きなコンペで入賞して全国行脚した椅子です。
ウッドウイルの試聴室に2脚置いています。
人体採寸し3D加工するラウンドエンクロージャーを想定した椅子作りでした。
ラウンドさせる方法は幾つか有りましたが、そのまま応用するのには難が有りました。
スピーカーは密封性が高く、共振等の無い事、制御可能な強度が必要で、
音質に悪影響を与える材料や加工方法などは採用できません。
オーディオ機器の中でも視線を一身に集める機器ですので外観も重要です。
そんな事から各種方法を試しながら少しずつラウンドエンクロージャーへの
採用を試行錯誤したのがこの15,6年の動きでした。
数年前にオーディオのイベントに出展してお客様とお話をした時、
ああ、ラウンドエンクロージャーをオーダーメードで作っている工房ですね!
と案外多くの方がウッドウイルの活動内容を詳しく知っていました。
驚く事に丸ごとコピーしている業者がいますねとも話してくれました。
良く分かりますねと問い返すと、ウッドウイルは試行錯誤しているのを知っているし、
コピー業者はいきなり最新型を出して来るから直ぐ分かりますよと。
成る程、悪い事は出来ない、見ている人は見ているのだなと。
現在合板を使ったラウンド構造は成型合板を主に用いています。
技術的には古くからの技ですがスピーカービルダーとしては15年前は初体験です。
経過品質を確認する為に1ペア分の仮組状態の材料を保管していました。
15年間保管した成型合板のラウンド側板とその製作治具(非球面と言うところがみそ)
代表的な電気製品の法的部品供給期間の倍以上が経過した時点で品質に異常無し、
スピーカー材としてはストレスも抜けて熟成が進んで音色の良い状態です。
品質点検は終了して、状態の良いこの時期に、スピーカーを組んでみます。
限定1ペアで10cmウーファー2発+リボンツイーターと言う小型スピーカー。
年内なら格安で購入できます。
良かったらHPの下記をご覧ください。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/housyutuhin-11.html
流石に表面は焼けて薄い紅茶色に 。
磨いて塗装して綺麗にして遅まきながら嫁に出させていただきます。
工房は無かった様に思います(大手量産メーカーは除く)
従って製作する為のノウハウも殆ど見つける事は出来ませんでした。
止む無くスピーカー用としてでは無く、家具等の製作技術として
ラウンド構造とする為に「曲げ」の技術を探し、習得、応用を繰り返しました。
私の専門は電子機器設計なので、ウッドウイル開業前には1年間、
県の技術専門校で木工を勉強し、その時の人脈で習得する事が出来ました。
ついでに下記は木工学校での卒業制作の「ものづくりの椅子 」
日本で一番大きなコンペで入賞して全国行脚した椅子です。
ウッドウイルの試聴室に2脚置いています。
人体採寸し3D加工するラウンドエンクロージャーを想定した椅子作りでした。
ラウンドさせる方法は幾つか有りましたが、そのまま応用するのには難が有りました。
スピーカーは密封性が高く、共振等の無い事、制御可能な強度が必要で、
音質に悪影響を与える材料や加工方法などは採用できません。
オーディオ機器の中でも視線を一身に集める機器ですので外観も重要です。
そんな事から各種方法を試しながら少しずつラウンドエンクロージャーへの
採用を試行錯誤したのがこの15,6年の動きでした。
数年前にオーディオのイベントに出展してお客様とお話をした時、
ああ、ラウンドエンクロージャーをオーダーメードで作っている工房ですね!
と案外多くの方がウッドウイルの活動内容を詳しく知っていました。
驚く事に丸ごとコピーしている業者がいますねとも話してくれました。
良く分かりますねと問い返すと、ウッドウイルは試行錯誤しているのを知っているし、
コピー業者はいきなり最新型を出して来るから直ぐ分かりますよと。
成る程、悪い事は出来ない、見ている人は見ているのだなと。
現在合板を使ったラウンド構造は成型合板を主に用いています。
技術的には古くからの技ですがスピーカービルダーとしては15年前は初体験です。
経過品質を確認する為に1ペア分の仮組状態の材料を保管していました。
15年間保管した成型合板のラウンド側板とその製作治具(非球面と言うところがみそ)
代表的な電気製品の法的部品供給期間の倍以上が経過した時点で品質に異常無し、
スピーカー材としてはストレスも抜けて熟成が進んで音色の良い状態です。
品質点検は終了して、状態の良いこの時期に、スピーカーを組んでみます。
限定1ペアで10cmウーファー2発+リボンツイーターと言う小型スピーカー。
年内なら格安で購入できます。
良かったらHPの下記をご覧ください。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/housyutuhin-11.html
流石に表面は焼けて薄い紅茶色に 。
磨いて塗装して綺麗にして遅まきながら嫁に出させていただきます。
2019年12月7日土曜日
音質改善メカ「MGES」の最新型と従来型との振動比較データ
音質改善メカ「MGES」の最新型と従来型との振動比較
従来型「MGESフル仕様」
新型「MGESコンプリート仕様」
スピーカーユニットは振動板の動きにより作用反作用運動と言う振動が
物理原則により発生してしまいます。
作用は振動板を動かす為に必要で、反作用はノイズ発生源となり不要です。
反作用の振動は音質を悪化させる様々な原因となります。
.反作用により作用運動の力が逃げ、立上がり、反応が遅れる。
短距離走で足を載せるスターティングブロックが固定されていない状態と同じ
.反作用運動はバッフルを逆位相で振動させ、振動板の波形信号をキャンセルする。
.振動はバッフルからエンクロージャー全体に時間差を持ちながら伝わり、
信号がキャンセルされなかった成分はエンクロージャーが信号発生源となる
ノイズと言う信号が発生する。
音質改善メカ「MGES」はユニットの振動系質量の数百~数千倍の質量をユニットに
持たせる事で反作用振動を吸収削減して上記の悪影響を削減します。
この機能を持たせたのが従来型「MGESフル仕様」です。
しかしながらこれだけでは不十分でした。
ユニットのマグネット付近の振動を削減で来ても主なる構造体から離れたフランジ付近は
反作用振動が伝搬し、歪んだ形で残っていました。
このフランジの振動をも削減させるのが新型「MGESコンプリート仕様」です。
この従来型と新型の効果を実測したのが下記のグラフです(一部を掲載)。
従来型「MGESフル仕様」
1KHz時のフランジ振動(52dB)
新型「MGESコンプリート仕様」
1KHz時のフランジ振動(5dB)
振動は約 3/1000倍に大幅に減衰
このノイズ削減効果を聴感上で感じるのはスピーカーを前にして聞いていて、
そこのベースの演奏が良いよね!と自然と位置を指させる様になります。
従来はノイズにより定位や音場感を 失っていたのだと気づかされます。
音が静か、クリアー、リアル、良く言われる表現ですが、
良い意味でスピーカーの存材が失われて来る気がします。
従来型「MGESフル仕様」
新型「MGESコンプリート仕様」
スピーカーユニットは振動板の動きにより作用反作用運動と言う振動が
物理原則により発生してしまいます。
作用は振動板を動かす為に必要で、反作用はノイズ発生源となり不要です。
反作用の振動は音質を悪化させる様々な原因となります。
.反作用により作用運動の力が逃げ、立上がり、反応が遅れる。
短距離走で足を載せるスターティングブロックが固定されていない状態と同じ
.反作用運動はバッフルを逆位相で振動させ、振動板の波形信号をキャンセルする。
.振動はバッフルからエンクロージャー全体に時間差を持ちながら伝わり、
信号がキャンセルされなかった成分はエンクロージャーが信号発生源となる
ノイズと言う信号が発生する。
音質改善メカ「MGES」はユニットの振動系質量の数百~数千倍の質量をユニットに
持たせる事で反作用振動を吸収削減して上記の悪影響を削減します。
この機能を持たせたのが従来型「MGESフル仕様」です。
しかしながらこれだけでは不十分でした。
ユニットのマグネット付近の振動を削減で来ても主なる構造体から離れたフランジ付近は
反作用振動が伝搬し、歪んだ形で残っていました。
このフランジの振動をも削減させるのが新型「MGESコンプリート仕様」です。
この従来型と新型の効果を実測したのが下記のグラフです(一部を掲載)。
従来型「MGESフル仕様」
1KHz時のフランジ振動(52dB)
新型「MGESコンプリート仕様」
1KHz時のフランジ振動(5dB)
振動は約 3/1000倍に大幅に減衰
このノイズ削減効果を聴感上で感じるのはスピーカーを前にして聞いていて、
そこのベースの演奏が良いよね!と自然と位置を指させる様になります。
従来はノイズにより定位や音場感を 失っていたのだと気づかされます。
音が静か、クリアー、リアル、良く言われる表現ですが、
良い意味でスピーカーの存材が失われて来る気がします。
2019年12月2日月曜日
新しいウイングスピーカーはこんなの
ウッドウイルの代表的なスピーカーであるウイング。
100%無垢材を用いたフルラウンド形状スピーカーですが、
世界を探しても今でも見つからない贅沢で優れた音質のスピーカーです。
2020年度には2代目のウイングスピーカーの製作に入ります。
1台目を遥かに上回る機能音質のハイエンドスピーカーとなります。
HPに概要を発表していますので詳しくは下記でご覧ください。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/New-Product-20nen-and-reiwa-gannen.html
2代目ウイングスピーカーが目指すのは
1代目は小編成の室内楽、特に弦を綺麗に再現する事に特化していましたので
11cm2Wayの構成でした。
なんだそんなに小さいの??多くの試聴された方はでも十分でしたとの感想です!。
2代目は16cm2Way~18cm2Wayの構成にして、オーケストラも有る程度聞ける様に
します。(念のため、フルオーケストラ対応のスピーカーも製作しています)
大きなスピーカーを設置出来ない多くの制約の有る方向きで最高の音を狙います。
.音を決めるユニットは世界中のハイエンドから選択
.100%無垢材による官能的、楽器的音色
.ユニット以外の振動音を除いたクリアーでリアルな音の為に
MGESコンプリート仕様搭載
.タイムアライメント対策、回析効果対策を実施し
優れた定位や音場感を生み出します
100%無垢材を用いたフルラウンド形状スピーカーですが、
世界を探しても今でも見つからない贅沢で優れた音質のスピーカーです。
2020年度には2代目のウイングスピーカーの製作に入ります。
1台目を遥かに上回る機能音質のハイエンドスピーカーとなります。
HPに概要を発表していますので詳しくは下記でご覧ください。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/New-Product-20nen-and-reiwa-gannen.html
2代目ウイングスピーカーが目指すのは
1代目は小編成の室内楽、特に弦を綺麗に再現する事に特化していましたので
11cm2Wayの構成でした。
なんだそんなに小さいの??多くの試聴された方はでも十分でしたとの感想です!。
2代目は16cm2Way~18cm2Wayの構成にして、オーケストラも有る程度聞ける様に
します。(念のため、フルオーケストラ対応のスピーカーも製作しています)
大きなスピーカーを設置出来ない多くの制約の有る方向きで最高の音を狙います。
.音を決めるユニットは世界中のハイエンドから選択
.100%無垢材による官能的、楽器的音色
.ユニット以外の振動音を除いたクリアーでリアルな音の為に
MGESコンプリート仕様搭載
.タイムアライメント対策、回析効果対策を実施し
優れた定位や音場感を生み出します
左の写真はMGES搭載無しのエンクロージャーの
不要振動が大きく、定位や音場感の劣るスピーカーが
再現する音の全体イメージです。
茫洋として平面的に音が再現されます。
2代目ウイングが狙う音の全体イメージ
小さな丸、大きな丸は各楽器や音源です。
個々の音源が集まり前後左右、上下にも配置して音の
広がりが生まれます。ステージを再現します。
不完全なスピーカーでは個々の音源の音像は
この様に形もフォーカスも曖昧です。
2代目ウイングはこの様に音像の形もフォーカスも
正確に再現します。
複数の演奏者が表現するステージ感を目前に再現します。
2代目ウイングはウッドウイルの試聴室常設用として主にクラッシック再生を狙います。
1ペア限定で同時に1ペア製作して格安でお客様に提供します。
ウッドウイルと同じクラッシック再生でも、ジャズでも伝統的なハイエンドサウンドでも
お客様の希望で仕様を決めます。
ウッドウイルのノウハウ総結集の作品となります。
完成をお待ちください。
登録:
投稿 (Atom)