2017年4月26日水曜日

信州の高原都市はやっと桜が満開も我が地域は未だ二分咲き














標高770mの茅野市内は桜が満開















標高約1100mの我が地域は未だ一、二分咲きか?

スマホで車内からの撮影で分かりにくいですが、

何とか五月の連休前には咲き出しました。

以前は連休中に咲いたと思ったら雪が降って雪見と花見が同時に!

田植えは未だ未だで、水仙や芝桜にタンポポが咲いています。

木蓮も咲いていたが、レンギョウやユキヤナギは未だです。

早咲きのツツジの蕾が今にも開きそう。

雪が消えて水墨画の様な土色、枯れ葉色の景色に彩りが戻るのももう直ぐです。

スタットドレスタイヤを夏タイヤに、

除雪機も引っ込めなければ、

この地域、季節の変わり目は何かと忙しいです。


2017年4月16日日曜日

直方体エンクロをラウンドコーナーエンクロへ、新しいスピーカー音質改善ツール






















18cmダブルのトールボーイのコーナーにラウンドスティックを取付け
全高全てに取り付ける必要は有りません。
 





















20cmフルレンジのコーナー45度面取りにもラウンドスティックを取付け。
45度では回析現象から逃れる事は難しい様です。






















10cmフルレンジのコーナーにラウンドスティックを取付け。
小口径の良さが引き出されます。















丸棒を半分にした様な形状のラウンドスティック、えっこんな物が!!


これはオーディオ機器アクセサリーに良く有る様なオカルト的な物では有りません。
ウッドウイルが10数年前から開発販売していますラウンドエンクロージャーの設計開発の為に
独自に工夫開発したツールを基に製作した物です。

旧タイプのスピーカーや、現行機の中級クラス以下のエンクロージャーには直方体構造が
よく使われています。
バッフルの両サイドが直角になっている外観構造の物です。

この構造では回析現象と呼ばれる音波の伝搬を妨げる弊害が生じます。
その防止の為にはラウンドコーナーを採用すると文献には書かれています。
14,5年前はラウンド構造のスピーカーは未だ少なかったので、
その回析現象の弊害を実感する機会は有りませんでした。

その効果を確認する為に用いたのが、このラウンドスティックの原型です。
ラウンドコーナーとしますと試聴によって明らかな音質向上が認められます。
定位の向上、臨場感の向上、音がリスナーに向かって前に出て来ます。
この説明通りに音質改善されたなら音楽が素晴らしく聴けると想像される方も多い事でしょう。

バッフル両サイドが直角ですと音が狭い範囲に、ユニット近くの周りにへばりついている、
この様に音の違いを確認出来ます。
ただ、この感想だけを強調しては前述のオカルト的な物と変わりが有りません。

この違いを物理的、測定により証明しなければなりません。
試聴での比較確認は容易でしたが、証明は難しい物でした。
ホームページには測定データと解説が有りますのでご覧下になって下さい。
 http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/Round-Stick.html

ウッドウイルで製作販売する物では例外的に安価な物ですが、
その音質改善効果は大きな物です。
この安価な物でもウッドウイルらしく、お客様所有のスピーカーに合わせて、
一品での注文製作します、ただ角を丸くすれば良いという物では無いからです。


このラウンドスティックの効果を実感されたなら、
エンクロージャーがスピーカーの音質へどれ程に影響しているかご理解される筈です。

バッフル両サイドを丸くするのはラウンドエンクロージャーのごく一部の機能に過ぎません。
ウッドウイルでは何種類もの構造の違うラウンドエンクロージャーを発表して来ました。
今はラウンドエンクロージャーが基本で、更に高音質機能を付加して音質を良くしています。


現在、ウッドウイルのエンクロージャーはバッフル両サイドを直角にした物は作りません。
その事が音質への優位性を語っているとご理解いただければと思います。
少しの投資で良質な音楽鑑賞は如何でしょうか。




2017年4月4日火曜日

ウッドウイルの活動18年目に入りました

この4月でウッドウイルの活動18年目に入りました。
お陰様でお客様に育てられて多種多様なスピーカーシステムや
スピーカーエンクロージャーを制作、お届けする事が出来ました。
ご購入のお客様に、HPやブログをご覧くださる皆様に大変感謝いたします。
ありがとうございました。


さて、毎春に新しくお知らせしている事ですが、今年は下記の【三つ】が有ります。
長年のノウハウを説明すると膨大になりますので、
簡潔に見出しだけ書いてみましたが、それでも多くなりました。
お時間の許す範囲でご覧いただければ幸いです。



【 一つ目 】新しい作品

 HPのキリ番と併せて既に発表しています、
ウッドウイルが制作できる最高のスピーカーエンクロージャーの案内。
HPのメニュー「新しい作品」に掲載しています。

http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/New-Product-Enclosure-1.html
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/New-Product-Enclosure-2.html
下記3つの様な完成イメージ図を元にエンクロージャー材は無垢材を 、
フルラウンド構造で定在波、回析現象無し、吸音材無し、
MGES搭載でユニット、エンクロージャーの不要振動無し、
これらの機能を全て盛り込んだ新しい作品の受注が進んでいます。
初号機は年内にも掲載できると思います。












































新しい作品の各機能

『 エンクロージャー内に生じる定在波の発生と防止対策、
  理論や測定グラフによる詳細説明』










『バッフルで生じる回析現象とその対策、
 ラウンドエンクロージャーの優位性を解説』










『エンクロージャーとユニット振動の解析と対策』
 http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/MGES-Main.html









































【二つ目】ウッドウイルのアナログレコードプレーヤー

下記HPやこのブログでも掲載中です。
高音質な機能を安定して維持、パーツを選んで自在にシステム化。
以外や糸ドライブ方式はこんな機能にピッタリでした。

http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/WARP-shisakuki.html


















試作機でのトリプルトーンアームの構成例。
 プラッター : マイクロ SX1500VG用 + SAECアルミシート +特製スタビライザー
 アーム   : SAEC WE-308L + SME 3012Rロング + MICRO MA-505
 モーター : 標準使用品
 ベースボード : トリプルトーンアーム構成用サイズ




【三つ】直方体エンクロージャーをラウンドコーナーへ改造

「ウィング」の様にバッフル両サイドを曲面、
 平行面を持たない全体を曲面 とするのは理想です。
 http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/PURE-Round100A.htm

既存の直方体エンクロージャー構造のスピーカーを所有されている方に、
簡単な部品を取り付けて定位や音場感を改善させます。
前述の【 一つ目 】の
『バッフルで生じる回析現象とその対策、ラウンドエンクロージャーの優位性を解説』
この機能の簡易的な改造版です。

近日中にHPに掲載。
改造希望される機種に合わせて 幅、長さを設定、簡易塗装も行います。
他の機材では再現し得ない機能を安価で実現できます。
 
 




















10cmフルレンジ用の直方体エンクロージャーです
























バッフル(前板)両サイドに半円柱部品を両面テープ等で固定、
ラウンドコーナー型のエンクロージャーへと改造します。























20cmフルレンジ用の直方体エンクロージャーです























同じ様にバッフル(前板)両サイドに半円柱部品を
両面テープ等で固定してラウンドコーナー型のエンクロージャーに改造します。