2018年12月27日木曜日

オーディオショーでお披露目する新型スピーカー MGESコンプリート仕様






















オーディオショーでお披露目予定のスピーカーのMGESの様子
コンプリート仕様はユニットの作用反作用振動を

理想的に削減出来る重量と構造を採用。
更にユニットフレーム構造の不要振動も完全に削除します。

スピーカーの音はユニットから出ている??
いいえ、30%~50%はエンクロージャーの不要振動音です。
その最大の原因をMGESコンプリート仕様で取り除きます。
 
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/Shityoushitu-MGES-complite-Enclosure.html

 

2018年12月18日火曜日

フラットユニット搭載スピーカー

フラットユニット搭載スピーカー
























.主に屋外大型ビジョンシステムや駅ホームのアナウンス用として開発された
  フラットユニット(トランスデューサー)を搭載したスピーカーです。
  室内用としてハイエンドスピーカーに組み込可能。

 .指向特性による距離到達性を活かしたアプリケーション向け。

 .お客様の指定でこのユニットを用いたエンクロージャーを製作しました。

 .お客様はウッドウイルの顧客の中では珍しくオーディオを深く研究されている方で、
  このフラットスピーカーにたどり着く迄には紆余曲折を得て到達したと伺いました。

 .ウッドウイルでは過去に数種のこのタイプのユニットを試した経験があります。
  その全てのユニットは音質評価の前に有る共通した特徴が有った為に直ぐに
  評価を中止しました。
  指向性が鋭く(前方以外の周りに音が届かないといった様子の指向性)
  音響エネルギーがターゲット空間に圧力としてのしかかります。
  聞く事に耳に大きな苦痛が伴います。
  ロックやジャズの大音量ライブでも感じる事の無い圧力が聞く者を挫きます。

 .その経験から当初は何故そんなユニットを用いるのかと訝りました。
  お客様も承知していてユニットを置いて行くので試して見て下さいと。
  私的スピーカーシステム「Jazz Machine」の中域を受け持たせて見る事としました。
  結果は例の音圧を感じる事は無く、素直に音質評価する事が出来ました。
  大型コンプレッションドライバーとホーンの代わりに置き換えても「有り」
  かと感じました。
  それで迷い無く製作に入る事が出来ました。

 .お客様の試行錯誤の結果から
   .後面解放型とする。
   .曲面多用で定在波対策を取る。
   .バッフル両サイドを大型ラウンド処理して回析効果を減少させる。
   .硬く重いエンクロージャー材を用いる。
   .不要共振を押さえる為に強力な補強を施す。
   .メンテナンス用に天板に蓋を設置する。
   .以上の仕様で製作致しました。

 . 使用ユニット(株)エフ・ピー・エス製 
  .FPS2030M3P1R MCMA マルチセル型 フラットスピーカー
  .定格入力 125W連続 (最大250W 瞬間ピーク)
  .インピーダンス 8Ω
  .周波数特性 90Hz-10kHz
  .SPL 89dB±3dB
  .外形寸法 W264.4mm x H364.4mm x D14.2mm

 
 .http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/FLAT-SPEAKER-Unit-SYSTEM.html
  



2018年12月17日月曜日

ウッドウイルの糸ドライブ式アナログレコードプレーヤー 1本アーム

ウッドウイルの糸ドライブ式アナログレコードプレーヤー 
シンプルな1本アームのシステムを納品します。

トーンアームの種類と数/プラッターの種類は
お客様の指定により違いは有りますが、
モーター部/モーター駆動部/回転計部は同じです。

最高性能/高メンテナンス性/お手持ちのトーンアームとプラッターを
搭載可能なシステムです。

詳細はhttp://www.lcv.ne.jp/~woodwill/WARP-shisakuki.html














2018年11月17日土曜日

アナログレコードプレーヤー用のEQアンプ(MC型対応)の改造

ウッドウイルの糸ドライブ式アナログレコードプレーヤーを製作しましたので
当然ながらEQアンプ(MC型対応)を使う事が多くなりました。

試聴室に来られるお客様が持参されるレコードプレーヤーとEQアンプを
聴かせていただく(スピーカーの音質評価の為です)のですが、

EQアンプがよろしく有りません。
ウッドウイルで使っているEQアンプも感心しませんので、
この数年程はEQアンプの比較試聴や音質改善に努めて来ました。

EQアンプの宜しくない特徴は
 a.解像度が悪い
 b.低音が必要以上に出る
 c.低音が不足する
 d.平坦なぺらぺらな音
 e.酷いのはノイズが多い
 f.何よりアナログのやさしさが表現出来ない
殆どが上記の問題を複数抱えています。

そこで考えましたのが、過度に高価で無い製品のなかから、
シンプルな回路構成で過不足無いパーツを使っている事、
構造的に改造しやすい市販品を試してみる事です。

掲載写真の例ではヘッドアンプ部初段はディスクリート回路なので
手を付けず、次段以降のオペアンプを市販ハイエンド品と高級品の
2種類聞き比べてどちらかに差し替える(勿論改造して)。

オリジナルは ACトランスを外部型としたACアダプター電源と、
(トランス漏れ磁束からのノイズを避ける)一般的なコンデンサー入力型の
整流回路と定電圧電源を搭載しています。

その機能を活かしながら(切り替えて)リチウム電池による外部型電池駆動電源で
駆動させる。そこは工夫しまして、電池からの直接駆動と出川式直流電源改造回路
を中継させて駆動する2種類を切り替えて試聴出来る様にします。

その結果は
 1.オリジナル状態
   約10万円クラスのMC対応のEQアンプの平均音です。
 2.高級品オペアンプとの差し替え
   解像度が若干上がりました。
 3.ハイエンドオペアンプとの差し替え
   解像度上がり、ぺらぺらした平坦な音(能動素子の悪い癖音)が消える。
 4.3の状態で電池直接駆動
   劇的に変わります。同じアンプとは思えません。
 5.3の状態で出川式回路中継での電池駆動
   4の状態に中低域の音の厚みが出て躍動感や広がりが出る。
   デジタル音やアナログ音を意識せずに音楽を楽しめるレベルなる。

今後はこのEQアンプとウッドウイルの糸ドライブ式アナログレコードプレーヤーで
試聴室でのアナログレコード を聞く事が出来ます。是非、現在使用中のEQアンプ、
又はプリアンプ等を持参されて比較試聴をしてみて下さい。
第3回 TOKYO AUDIOBASE 2019/1/25,26 3階会議室4
http://audiobase.jp/
このイベントで聞けますので首都圏の方はどうぞお越し下さい。
勿論、鳴らすスピーカーはウッドウイルの最新作です。





2018年11月15日木曜日

サンプトペテルブルグ.フィルハーモニー交響楽団と庄司沙矢香

川口市リリアホールでオーケストラ演奏を聴いて来ました。サンプトペテルブルグ.フィルハーモニー交響楽団とヴァイオリンソリストの庄司沙矢香さん。名指揮者が病気で直前交替したのが残念。
ロシア最高峰のオーケストラと世界で活躍している
ヴァイオリンソリストの演奏を堪能。
庄司沙矢香さんを知ったのはお客様が試聴用にと持参された数枚のCD中に有りました。
演奏も音色もずば抜けて良いので、これはと思い調べると楽器はストラディバリウスで納得。
高価ですので財団からの貸与してもらったものとの事。演奏は何時か聴くしかないと思っていると機会は直ぐにやって来て、リサイタルにオーケストラとの共演など、彼女の20代半ばから10数年間何度も聞いていますのでその進化を体験出来るのが楽しみです。
今回はシベリウス:ヴァイオリン協奏曲で、メジャーな曲ですがなかなか聞く機会は無かったのでとても楽しみにしていました。演奏は今迄とは少し違って重厚感と力強さとが加わって新たな魅力を堪能。




実は家を出る直前まで納品する再生装置のEQアンプの調整をしていましたが、
何時もの如く、生演奏、特にオーケストラを聴くと圧倒されて途方に暮れます。
90人もの楽団の醸し出す音色、スケール、感動、満足感をどうやって一般家庭の室内で
再現するのか、何度も自身に問いかけています。
11月も半ばでもうクリスマスイルミネーションがホール入り口に飾ってました。
クリスマスソングのBGMと併せて今年初見物でした。


2018年11月12日月曜日

車載用17cm同軸2Wayスピーカー オーナー様の声

車載用17cm同軸2Wayスピーカーのオーナー様から
感想をいただきましたので掲載させていただきます。
原文そのまま。



柴田喜美雄 様
お世話になっております。商品が届いて1週間以上たち、じっくり聴いた上で
感想を述べないといけないと思い、遅くなってしまいました。まず、こだわって時間を
費やした外観ですが、もったいないぐらいの美しさです。木の色は自然な感じで、スペシャル
オーダーのピアノの木目仕上げよりも、ナチュラルで美しいと思います。古楽器のチェンバロに
使われているような木の感じで気に入っています。音を聴いて最初はとまどいました。今までの
市販の気に入ったスピーカーの音とは180度違ったからです。そのスピーカーの音になれてしまってる
せいもあります。しかしその音は心地よく感じるかもしれないが本当の音ではないと思い知らされました。
上手く味付けされた音なんだと。一般うけするのも味付け音かもしれません。音楽を愛好する者は本当の
音を知るべきと思いました。柴田さんは演奏会にもよく行かれますが、その経験が生かされ、本物の音を
よく知っておられます。音楽に携わってきた私は、偽物の音を本物と勘違いしていた事をはずかしく思い、
こうした経験のなさを反省しなければなりません。このスピーカーの音を聴いていると、やはりコーラス
がすばらしい音のチューニングをされているようです。他のスピーカーと違う点は、メゾソプラノやアルトの
パートが厚みをもって再現されている為、ハモる楽しさを感じる事ができます。その他参考用CDには、ポップス
やオーケストラのジャンルも入っておりますが、希望した音の要件を全て満たしているところは柴田さん、
さすがだなぁと思います。デザインからこだわったこのスピーカーは、仕上げが芸術的であり、
使い込むほど愛着がわいてきます。音の性格は人間的で、育て成長させる喜びがあり、
楽しさは無限大です。色んなわがままを聞いていただきました。
外観やチューニングも非常に苦労おかけしました。柴田さんだからこそ願いをかなえていただきました。
ウッドウィルを選んで良かったです。貴重な作品です。大切にしていきます。
ありがとうございました。

参考画像


 








































2018年10月23日火曜日

車載用17cm同軸2Wayスピーカー































車載用17cm同軸2Way ユニットを搭載するスピーカーシステムです。
ウーファー部の振動板はPPコーン(ポリプロピレン)
ツイーター部はソフトドーム

オーナー様は学校合唱部の顧問をされています。
いつも聞く合唱の声に近い音をと、選択されたユニットです。
大きめの密閉型エンクロージャーに納めたシンプルなシステムですが、
「合唱の声に近い音」の参考に支給された音源を元にチューニングを
念入りに行っています。

完成したエンクロージャーにエージングを済ませたユニットを搭載して
初めに出た音は「合唱の声に近い音」とはかけ離れた音でした。
箱に入れれば相応の音が出ると思われている方も多いのですが、
良質な音を求めるのは簡単には進みません。

顧問の先生が毎日聞いている声を再現するにはこのユニットが最善と選択された
理由が分かりました。
初々しい声、張りのある声、生録した音源も鮮度抜群です。
試聴室にはオールジャンルを鳴らしきる大人気の励磁形20cmフルレンジ
(約20倍の価格差)も有りますが完璧では無い、届かない部分も有ると痛感しました。

PPコーンは大変自然な音色でボーカルが良く聞ける事で以前から評価が高く、
ウッドウイルのオリジナル作品にも使っています。
大変安価なユニットが多いのですが、選択は耳や感性ですべきと再考致しました。

仕様
 .ユニット: ECLIPSE SGS1701 17cm同軸2Way
 .エンクロージャー: フィンランドバーチ合板 密閉型
 .仕上げ: アメリカンチェリーつき板張りウレタン着色塗装
 .サランネット: ジャージ生地によるマグネット取り外し式
 .詳細は下記で
  http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/Car-Speaker-17cm-Coaxial.html


2018年9月22日土曜日

当工房ウッドウイルの新型試聴機がオーディオショーでお披露目。

当工房ウッドウイルの新型試聴機がオーディオショーでお披露目。
http://audiobase.jp/

納品するお客様のスピーカーより試聴機の方がプアー。
反省を込めて新型機の製作を進めていましたら、
アンプのメーカー/回路部品供給メーカーさんが
共同でオーディオショーでデモをする時に、
機材の良さを正確にアピール出来るスピーカーは?

と言う事で、新型試聴機製作をご存じのこのメーカーさんから
お誘いを受けたと言う次第です。

個人工房ですのでユニバーサルデザインなどは苦手。
造詣の深い音楽ファンのお客様の希望に添った形で
注文製作をしている事から音への追求をして来ました。

試聴機ですので音質への妥協無く、
ノーマルな癖の無いスピーカーに仕上げます。
現在受注の中心となる音楽性豊かな無垢材は敢えて避けた点を除けば
当工房で制作可能な最高峰のスピーカーとなります。

製作ポリシーは単純で搭載スピーカーユニットの能力を最大限引き出す。
これを実現するには複雑で高度なテクニックが要求されます。
.ユニットの理想動作を妨げる現象を取り除く
.定在波を生じ無い理想的構造
.音場再現を妨げる現象を取り除く
.エンクロージャーに付帯音を加えない
.ユニットの理想動作を
.等々です

下記はイメージ図。
エンクロージャーにユニットを取り付ける従来のスタイルから、
グランドから自立したユニットにエンクロージャーを被せるスタイル。
全て音質優先から考え出されました。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/Shityoushitu-MGES-complite-Enclosure.html














2018年8月22日水曜日

ウッドウイル試聴室用のエンクロージャー

最近、試聴室で聞くスピーカーは励磁形20cmフルレンジのEMS社 LB8EXMKⅡを
が聞く事が大変多くなっています。

そのエンクロージャーは出川さんにデモ機を製作させていただいたので、
その旧型をお預かりし、改造して(補強とMGES搭載)使っていましたが、
流石にエンクロージャー製作者が他社製作のエンクロージャーを用いて
お客様に聴いていただくのは不味いと反省しまして、
新たに製作する事にしました。
基本構造がこれと同じ物を同時製作募集しましたので2組の製作となります。

製作するからには無垢材を除いた中では最高峰のエンクロージャーを用意します。
勿論ラウンド構造に加え、理想球体に近づける新たな工夫も加えました。
最近はMGES搭載のご注文が主ですが、
この試聴機には新型で最高峰の「MGESコンプリート仕様」を搭載します。

試聴用ですので他のユニットも搭載出来れば便利ですので、
20cm密閉/20cm以下のバスレフ/20cm以下の3Way バスレフ
などに対応出来る様にバッフル全体を交換式にします。
これはかなり難しいのですが機能音質を落とさずに対応させます。

時間が有れば無垢材で製作出来れば良いのですが、
音楽的な音色も付加され(大変好意的な意味で)る事と、
製作時間も取れませんので成形合板を採用します。
試聴機と言う事も有り、エンクロージャーの音色と言う個性を
生じ無い様に出来るメリットも有ります。
ハイエンドの1台数百万円の機種でも同じ材を使っています。


下記の様な外観と簡易透視図です。
設計しながら音が聞こえて来そうな気がして来ました。
早く用意して皆さんに聞いていただきたいと思います。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/NewProductMenu.html




2018年8月20日月曜日

日立 LO-D HS-500 の修復について

名機として知られる「日立 LO-D HS-500」。
当工房では日立 LO-D HS-500 の修復について多くの問い合わせと、
実際に修復(作り直しですが)を何件も行っています。

つい最近も問い合わせがありました。
エンクロージャーは問題無いが、
ネットワーク部品やスイッチはどうかな?
ユニットの状態も確認出来れば

こんな問い合わせでした。
先ずはこんな回答を
.ネットワーク部品やスイッチは作り直す or 使わない方式にする
.ユニットは使える事が多いので動作確認をさせて貰いますと
.エンクロージャーは外観の良い物も有りますが、
 それは見た目が良いのであって、全く使えませんと

他はともかく、エンクロージャーは大丈夫なので受け入れられないと。
一度、裏板を外して確認してみては?と提案するも受け入れて貰えません。
こちらに持ち込んでいただき、一緒に確認すれば明らかなのですが...。

日立によると「硬質ホモゲンホルツ」と言う材料だそうですが、
パーチクルボードを接着剤で強固に固めた材料に近い物の様です。
問題は接着剤成分に有機物を含んでいる事です。
45年程経過して接着剤成分はバクテリアに食べられてしまっています。
つなぎ合わせる成分が無いので板材の中は個々の木片をつなぐ物が無い状態です。
下記の写真はまだ良い方なのですが、ペンチで挟むと菓子のウェハースの様に
ボロボロと崩れてしまい、状態が悪いのは手で掴むと崩れます。

木材片は多湿高温状態で腐敗が無ければ問題無いので、残念な事です。

エンクロージャーの機能は
 .ユニットを保持する
 .ユニット(ウーファー)を動作させる空気室を得る
なのですが、これは理想状態で、実際には
 .ユニットは激しく振動しているので強固に受け止める必要が有る
 .空気室は振動板運動により膨張収縮を繰り返すので、
  その動きにより生じる振動を構造体としても板材としても止める必要が有る。
ボロボロの板材でこれらの機能が発揮出来ない事は明らかです。
ユニット振動板の音に膨大なエンクロージャーの振動音が付加されて音が出ます。

アンプなどでは歪みが1/100~1/1000で、
基本波に対しての奇数時や偶数時歪みなどは測定器で確認出来ても
聴感上で確認出来るレベルではとうの昔から消えて無くなっているレベルに近いです。
機種名のLO-Dとは低歪みの意で日立は昔から理解していますね。
電気信号を機械信号に変換する系のスピーカーは優れた物で数パーセント未だ有ります。


劣化したエンクロージャーの膨大な振動音が付加された再生音は
ユニット本来の音の性質などは隠してしまいます。
ネットワーク部品などを変えてみても音の変化は判断出来ないレベルです。
それを理解されているお客様は、修復(作り直しですが)されて、
完成後の音を聞いて改めてHS-500の音、
と言うよりは使用されているユニットの低音L-200/高音H-70HDの
優れた音色に驚嘆するのでした。

以上、HS-500について検討されている方の参考になれば幸いです。











ボロボロになった裏板
 




  









新しく製作したエンクロージャー
ネットワークは使わずにマルチアンプで駆動します。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/HS-500-2gouki-MGES.html




2018年8月14日火曜日

Jazz Machine用の46cmサブウーファー ヤフオクで翌日落札されました。

Jazz Machine用の46cmサブウーファーをヤフオクに出品中で、
そのお買い得感を本ブログで案内させていただきましたが、
翌日に落札されました。


遅れた方からも直接連絡が有りましたが、
早い者勝ちで手遅れでした。


未だバッフルが残っていますが、
流石にこれはかなりマニアックなので使いこなせる方は
少ないのではと思いますが、
情報はお知らせしようと思います。


落札された方、おめでとうございます。





2018年8月11日土曜日

Jazz Machine用の46cmサブウーファーをヤフオクに出品中

Jazz Machine用の46cmサブウーファーをヤフオクに出品中です。
設計思想を新たにしたので全く別のシステムに置き換える為です。
2台出品して、1台は直ぐに落札されました。

落札されたのは知る人ぞ知る、大阪でWE13Aを製作されている方。
ウエスタンのフルレンジで全帯域をカバーする巨大ホーンスピーカーです。

信者が数え切れない程に居られると思いますが、
そのシステムの最低域をカバーしようと考えて、
46cmクラスのユニットとエンクロージャーを探していたのだそうです。

現在は安価なエンクロージャーは溢れている様ですが、
この方や信者が用いるには用をなさないと見切っていて、
私のプライベート機用に製作したエンクロージャーに目を止めて、
実際に音出しして、良く出来ているのでもう1台検討中とか。
分かる方は出品写真で直ぐに性能を理解出来るのだと少し安心。

現在の出品価格は用いたバーチ合板の材料代の半額程度です。
注文製作での受注なら1/6以下の価格です。
本当に早い者勝ちです。
こんなに大きくて頑丈で精緻な物はもう作りたくても疲労するので作らないですよ。







2018年8月2日木曜日

MDFの音質 その2

2012年9月21日に「MDFの音質」と言う投稿をしましたが、

何故かこのブログのベスト5に入る程の人気なのです。

想像するにそれ程にMDFが多用されていると言う事でしょう。

自作マニアの方達は自信のアイデアを形にする為に 日夜取り組むには

高価で入手しにくい材料は敬遠されるのは止むを得ない事です。

音質よりも楽しむ事が優先されるのは理解出来ます。


久々にMDFに触れますのは、カーオーディオの相談を受けて

ドア搭載用のバッフルリングを調べていたからでした。

そうしましたらMDFの音質改善用の塗料の様な 物が紹介されていました。

MDF専用音質改善塗料 「Up Tight Sound」

大幅に音質が良くなるそうです。

強度も出るそうです。

ウッドウイルが多く採用する100%無垢材の桜やカエデに近くなるのだそうです。
無垢材の1/10の価格がMDFと言う記事が出て来て驚きましたが、
正確には約 1/200と言うのが正解です。


2012年の記事を読み返したら関連記事を書いてありましたが 、
木材に樹脂成分を含浸して強度を増す。
木材業界では知られた技術ですが一般的では無いのMDF専用とする事で
利用しやすくしたと言う事でしょうか。

包丁や拘りのナイフの柄の一部には木材が使われていますが、
水に弱いのでは話にならないので樹脂含浸させます。
少し前にVIC◯◯Rのハイエンド機が無垢材を使ったスピーカーを
発表しましたが、見た所では湿度や経年変化を吸収出来る構造に
なっていなくて不思議に思い製造を依頼している工場に見に行ったら、
この含浸剤で無垢材が暴れない様に固めていました。
無垢材の優れた音は捨てて構造安定化を優先させたのか...

MDFにはこの塗料を用いなければならない理由が有る訳です。
少しずつでもMDFやラワン合板等々以外の音の綺麗な材料で
(粗悪な材料はノイズを発します)
自作するも良し、完成品を購入するのでも良いので
良質の音、音楽を聴いて欲しいと思います。

ユニットの振動板の種類には大注目しますね、
搭載マグネットがアルニコとかネオジウムとか...
エンクロージャーの素材に是非着目して欲しいと思うのです。



2018年7月13日金曜日

ウッドウイルの糸ドライブ式アナログレコードプレーヤー

試聴室で稼働している様子です。
かけている盤はMJQ ラストコンサート。
























ダブルトーンアームの構成です。
.SAEC WE308Lロングトーンアーム MC型カートリッジ搭載
.SME3009ショートトーンアーム MM型カートリッジ搭載

各々のトーンアームの自分なりの使い勝手の良い所に配置し、
駆動用モーターやコントローラーは空いているスペースに配置します。
この自由さを求めていました。

ダブルトーンアームの良い所
.カートリッジの比較試聴
  .2本のアームを同じタイミングでレコードに針を落とします。
  .EQアンプ(ヘッドアンプ内蔵)のMC/MM切り替えスイッチで
   瞬時に切り替える事で容易に比較が可能です。
.レコードの録音状態や楽曲による選択
  .万能のカートリッジを見つける事は難しい物です。
   性格の違うカートリッジを搭載しておけば、
   演奏中でも切り替えてお気に入りの音を楽しめます。


EQアンプについて
.プリアンプやパワーアンプに負けない程に個性や性能差がある機材です。
 有名所のEQアンプ持ち込んでいただいて試聴しますが、
 ??と思う機材が多くて悩ましいです。
.かなりの機種を比較試聴して来ましたが 満足する機材には巡り会えません。
 (超高価な機材を除いて)
.止む無くEQアンプの試作や改造に着手しました。
 硬くキツい音色は遠慮する、ボーカルなどは自然に届く音色を良しとする。
 聞き込むと能動素子の素性が分かって来ます、性格の優しいのを選びます。
 低音が出るとかクリアーとか情報量が...と言った物は評価外。
.MC型対応はトランス式かヘッドアンプ式か?
 トランス式で気に入った物が無いのでヘッドアンプ式にしています。
.未だ対策が残っているので、完成後には発表したいと思います。
 そんなに高価で無くとも聞ける物が出来そうです。

大事に聞いていたという妻所有の半世紀前の ビートルズの赤青板の
"And I Love Her" ノイズが殆ど無いのには驚き。
素朴に語りかける様に聞こえて来ますので皆さん驚かれます。



2018年7月6日金曜日

ウッドウイルのプライベート機「Jazz Machine」を放出します






























今の方式、姿にたどり着くのに試行錯誤して約10年間費やしました。

今は敢えて裸特製のままで聞いています。
(アナログ式チャンネルデバイダーを用いている意)
室内補正をすれば(デジタルチャンデバ or 対応アプリで)見違える様に
温和しく綺麗に鳴りますが、荒々しさは消えます。
どちらを好むかはオーナー次第です。
目標音の六本木ピットインの音は荒々しさが似つかわしいと感じています。

そんな事で今の状態である程度の完成形を見たのではないかと思います。
下記のやり残した事も有りますが挑戦する時間が取れない。
.低域にフロントショートホーンのロードを負荷させる
.低中域用に特大大型ウッドホーン製作して取り付ける

JBLはファンと言うより青年の頃からの憧れに近かった。
JBLプロ機でユニットは揃えて来ましたが、それも卒業しようかと。
「曇らないスッキリした低音」を求めて平面バッフル採用を基本として、
荒々しさもしっとり優しい表現も出来るJazz Machineの模索。
世界の名器、知られぬ逸材ユニットを、探し出して、
新たに斬新なシステムを組み直そうと思う次第です。

そんな現行のJazz Machineを貰って下さる方はいらっしゃいますか?
全部合わせて一式で150万円(送料別)です。
バラ売りはしません、システムが壊れてしまうからです。
高いか安いかの判断は出来ませんが、20代から取り組んで来た
経験がぎっしり詰まっていて、 そのノウハウも買っていただければと考えます。

 Jazz Machineの概要
 .Sub Woofer : JBL2245H(プロ用) 46cm 2台 
           バスレフ型エンクロージャー W620/H750/D620
 .Low Woofer : JBL2235H(プロ用) 38cm 片チャンネル2台
           4台ともエッジ交換して渡します
 .Mid Woofer : JBL2206Hプロ用)30cm
.Mid : JBL2445J コンプレッションドライバー(プロ用)
       メーカー名型番不明(プロ用)超大型ラジアルホーン
      ホーンのみの寸法 W850/H273/D540mm
.High : JBL SELENIUM D220TI(プロ用)コンプレッションドライバ-
.平面バッフル: W610/H1380/t72mm
.スタンド含むサイズ: W610/H1710/D530mm
.重量: .重いので測れません。
     .Sub Woofer用エンクロは運ぶのにユニット外しても最低でも二人必要
       .平面バッフルはユニット外して二人で運ぶ
     .宅配個別梱包は対応大がかりで出来ませんので引き取りがベスト。
      クロネコ引っ越し便やヤマト便を特別契約でお願い出来ると思います。

駆動機器
クロスオーバー周波数
Sub Woofer : ~50Hz
Low Woofer : ~200Hz(25Hz以下カット)
Mid Woofer : 200Hz~440Hz
Mid : 440Hz~10KHz
High : 10KHz~

.アナログ式チャンネルデバイダー BEHRINGER(ベリンガー)CX3400 3台
アナログ式パワーアンプ     BEHRINGER(ベリンガー) A500 5台
.スプリッター          BEHRINGER(ベリンガー)MX882 1台
                  入力を3台のチャンデバに分配し、全体音量調節
.全体をラック収納
.出来れば引き取りに来ていただき、設定の説明も出来ればと思います。



2018年7月5日木曜日

ウッドウイルの試聴用スピーカー製作と同時製作は如何でしょうか?

2018年8月末迄の受付
現在大変人気の有ります[EMS社 LB8EXMKⅡ] 20cm口径 励磁型

フルレンジユニット用に試聴用のラウンドエンクロージャーを
急ぎ製作する事となりました。

音質と時期を優先する事から細部や塗装仕上げなどには拘らない製作手法を採ります。
拘りのウッドウイルとしては希ですが、豊富な経験からポイントを押さえた手法で

安価に製作する事とします。
複数同時製作出来れば更にお求め易くなるのではと考えて特別提案させていただきます。


人気のLB8EXMKⅡ搭載例



















構造概要の参考




















詳細はHPをご覧下さい
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/housyutuhin-11.html



2018年6月23日土曜日

ウッドウイルの糸ドライブアナログプレーヤー ワウフラッター測定

ウッドウイルの糸ドライブアナログプレーヤーの
ワウフラッター測定をしてみました。
試作時には測定していましたがHPに未掲載でしたので再測定です。

測定器環境は
測定器:「MEGURO WIDE BAND FLUTTER METER MK-616」
     IWATSU FUNCTION GENERATOR FG-330により表示周波数確認
信号源:「Toshiba STEREO TEST RECORD FOR MEASUREMENT LF-9001R」
    ワウ.フラッター測定信号 3KHzを印加

測定結果は0.04% W.R.M.S.(画像のアナログメーター値)
.DENONの現行機 DP-1300MKIIで0.1%以下
.話題のテクニクス ダイレクトドライブターンテーブルSP-10Rで0.015%
.測定環境の整ったメーカーでの測定値と比較して充分に満足すべき性能と確信
.印加信号レベルの設定、試験レコードのスピンドル穴精度だけで測定値は
 大きく変わる事から、被検体機器よりも環境や測定環境が大きいと予想します。
 往年のマイクロ精機社の弩級で0.005%と同等の性能は出ていると自負します。










2018年5月30日水曜日

ブログを継続すべきか?

相変わらず人気の無い我がブログ。

訪れて下さる方は今や海外が主流。

数少ない国内は半数が同業者。

そんな実態は解析で分かってはいました。

身を削る様にしてでは無く実際に削って苦労した作品にも「興味深い」のチェックや

コメントは無し。

数年間試作を繰り返し完成させた糸ドライブアナログレコードプレーヤーも同じです。

現在はフェースブックで情報発信しています。

国内外の特定の趣味や仕事を同じくするグループに参加して情報発信しています。

糸ドライブアナログレコードプレーヤーは大きな反響をいただいています。

一方通行で無い事に喜びを感じます。

情報発信はプロですので販売につなげたいと言う本音も含まれています。

それにつながる読者の感想の積み重ねが大きな意味を持っている事も分かっています。

 改善の変化(私も読者も)を感じられない時にはこのブログは閉鎖削除。

自己満足の書き込みも多々有りましたので寂しくなるか?

フェースブックは基本は個人情報を公開ですので訪れて下さった方を特定出来ます 。

一般の個人の方は問題無いと思いますが、

本意では無い情報収集だけの目的で訪れる同業者は困惑するので回避出来るか?

私はかなり遅れてフェースブック参加ですが、ウッドウイルのお客様でも

このブログを訪れて下る方でもフェースブック参加者は多数居られると想像します。


このブログを継続希望、又はフェースブックでの情報発信が良い。

その他お気付きの点も含めてご感想をいただければ大変参考になります。

宜しくお願い致します。


2018年5月24日木曜日

ウッドウイルの糸ドライブアナログレコードプレーヤーの詳細掲載

YouTubeで動画公開しています。
https://www.youtube.com/watch?v=sbWnjxC2N0I


ホームページで詳細仕様を掲載しています。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/WARP-shisakuki.html


田中伊佐資氏の音の見える部屋が発刊されています






















stereo誌やミュージックバード等で活躍の田中伊佐資氏の音の見える部屋が
発刊されています。

全国のオーディオファイル宅に取材してオーディオ、音楽と共に人生を
歩んでおられる方達の素顔を紹介するシリーズです。

一人一人の今迄の歩みを丁寧に引き出されていて
大変興味深い内容となっています。

表紙のお宅は我が町の方です。
遠くからでも見つけられる個性的な建物で、
中にお邪魔させていただきましたが、
狭い方形に仕切られた家に馴れた身には何処か違う世界に迷い込んだ様な感覚が、

田中伊佐資さんと聞いたJBLからの音色は
大きな窓の背景に広がる八ヶ岳を写しながら
それこそ「音の見える部屋」となって感動的に伝わって来ました。

 音の見える部屋 オーディオと在る人 (ONTOMO MOOK)
田中 伊佐資
http://amzn.asia/06CvGzw


2018年4月29日日曜日

ウッドウイルの糸ドライブレコードプレーヤー完成

長年の不満を自分なりに解決した糸ドライブ式レコードプレーヤーを製作しました。

詳細はHPで http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/
YouTubeに動画公開していますhttps://www.youtube.com/watch?v=sbWnjxC2N0I

産業用サーボモーターで高品質/高信頼度、独立した回転計で監視可能とする。何れも高メンテナンス性。
プラッターとアームは既存品を使用。
アームベースはステンレス削り出し。
プラッターベースはハードメープル無垢材削り出し。
各要素は独立し、構成配置は自在。
各要素は独立し、個々に防振設計。
回転精度不安、モーター振動、ケース振動等からの解放。
高性能を維持管理しながら長く使える様にとの思想です。

掲載写真は構成の例で自在に構成を変えられます。
プラッター:マイクロ SX-1500VG 砲金製 9Kg
トーンアーム:マイクロ MA-505
       SME  3012R
        SAEC WE-308L




























2018年3月27日火曜日

フェイスブックで知った新しいスピーカーユニット

 周回遅れでのフェイスブック(FB)参加。
先週1週間で友達が約200人。
半分がお願いして半分がお願いされてでした。
今迄の作品で外観的にインパクトの有る写真を掲載したのが理由か?

殆どがオーディオをアクティブに発信する方達の友達で、
FBの中には趣味を同じにするグループが存在して、
知らぬ間に幾つかのオーディオ関連のグループに招待されていました。

そのグループ同士が情報を交換すると連絡が入って来ます。
その中でインパクトの有った情報をご紹介します。

私の個人的嗜好で製作途中のJazz Machineですが、
特徴の一つは平面バッフルで低音を再生する。
もう一つは昔からの憧れであるJBL プロユニットを使う。

平面バッフルは譲れません。
望むスケールから大型になり、低域に負けない大型中域ホーンドライバーも必須。
JBLは?実は悩んでいます。
最低域はカットしても平面バッフルによる振動板の空振りによる高負荷に
往年のJBL低音ユニット達は苦戦しているからです。

欧州製のユニットに交換か?と考えていましたら!!
下記写真(黒いの)をグループからの情報で知りました。
おお!何と美しい無骨さで、バッフルも無い程の平面バッフルシステム。
ミュンヘンで開催されるハイエンドオーディオショーに参考出品とか。
ですから、きっと実用度無視のプロトモデルです。
下の白い方の写真が実用となるモデルでしょう。





























何故にこんなに美しく小型のバッフルで可能となるのか??。
調べると、この低音ユニットは、未知のユニットメーカーのもの。
密閉用/バスレフ用/そして平面バッフル用仕様のユニットを揃えているのです。

JBLのプロ用ユニットにフロントショートホーン仕様などは有りましたが、
平面バッフル仕様のものは有りません。
私の知る限り平面バッフル仕様のユニットは世界に有りませんでした。

FB始めたその週にこんな嬉しい情報で大収穫です。
始めて良かった。

ですからJazz Machineは仕様の再検討。
やり直しです。
嬉しい。

平面バッフルシステムはバックロードホーン(BH)の様に
強烈な個性を持ったシステムです。
最低でも正面面積はBHの数倍は有ろうかという、
日本の室内事情には不向きなシステム。

上記写真の他にも世界には未だ未だ個性的で魅力的な
平面バッフルのシステムをFBで発見しています。


いつもご覧下さっている皆さんへ。
今迄お願いした事は一度も有りませんでしたが、
もし、興味を持たれたらブログ記事最下部の
リアクションにチェックを入れてみて下さい。
ホームページの大幅変更進行中ですが、
反応乏しければ反省を込めてブログ中止をと考えています。


2018年3月25日日曜日

ピョンチャン冬季五輪女子500mスピードスケート金メダリスト小平奈緒の凱旋パレード
































彼女は私の住む町、長野県茅野市出身です。
今日は暖かな好天の中、町中心部を凱旋、歓迎パレードが行われ、
街頭応援して来ました。

八ヶ岳や蓼科の山麓に位置する町ですので殆どが傾斜地、
普段は歩く人や自転車などが殆どいないのですが、
今日ばかりは人で溢れていました。

雪は少ないですが気温が低いので校庭のグランドはアイスリンクになります。
冬の子供達の外での運動はスケートですので、
才能に恵まれやる気の有る子にはチャンスが有ります。

こちらに越してからでも茅野市からは五輪スケート選手が3人も輩出しています。
凄い事ですね、感動をありがとうです。


2018年3月20日火曜日

フェイスブック始めました

大変遅まきながらフェイスブック(以下FB)を始めました。

FBで製作されているホームページを見る必要に迫られての事です。

スマホのLINEなどもそうなのですが、

上手に利用しないと電話帳の相手先が全て自動的に「お友達 」になったり

もっと大事なのが画像等のノウハウ凝縮物の流出などが心配され、

ついつい動きを止めてしまっていました。

もう一つ、ウッドウイルのお客様で利用されている方は殆ど居ないのでは??

などとも考えていました。


始めて見て思った事は、海外も国内も垣根は無いと言う事。

国内の音楽ファン、オーディオファンは世界レベルで有る事。

しかし、ある程度の規模の法人レベルでのメーカーは有っても
ガレージメーカー(ウッドウイルなど) などの小規模の
オリジナルデザインのメーカーが極めて少ない事です。

ウッドウイルが活動開始した2000年にはエンクロージャーのノウハウを国内で

得る事は不可能でしたので、止む無く海外から入手しました。

この事情は今も同じですが、FBで海外を探すと目がくらむ程です。


書き手が下手で内容も今一なのは分かってはいますが、
このウッドウイルのブログで書いた記事には
コメントはおろかリアクションも皆無なのは、
闇夜に向かって叫んで居るみたいな気がしていました。

FBは違いますね。
今週始めたのに、海外の興味深いメーカーを幾つか見つけ、
代表と(従業員では無い)メール交換。
ウッドウイルの作品にも「いいね」、コメントも連発してくれます。
書いている方はとても楽しく、実入りも有ります。

そんな訳でウッドウイルもFBでしっかり情報発信しようと考え始めました。
下記は私(ウッドウイル)のFBアドレスです。
仕組みから個人的なお友達もいますが、目的はビジネスです。
FBやっている方、良かったら覗いて見て下さい。
https://www.facebook.com/kimio.shibata


2018年3月12日月曜日

菩提寺本堂の音響特性

掲題の寺での法事が有る毎に何時も思い出し感じていた事が...

都内の寺、周辺の交差点には何時も警察が検問している様な環境。


大使館や政府関連の建物が集中している様な場所。
こじんまりした古刹(こさつ、古い由緒ある寺の事)が菩提寺なのですが、
昔から住んでいただけで普通の庶民としての代々の檀家。

寺院は平成になり建て替えをしました。
現代的に基礎や基本構造は鉄筋コンクリートで、
本堂の中だけは相応の内装を施してあります。
休憩場所などは落ち着いた和風ホテルの様です。

新しくとも本格的な又は古くから残る寺院なら構造や造作に興味を
そそられますが、割り切った現代風寺院には特別な感情移入を感じません。
途中で見かけた寺院などは1,2階に飲食店、その上の5階程までがお寺と
大変合理的に出来ていました。

さて、ウッドウイルのブログらしい内容に移ります。
本堂の住職がお経を唱える場所と檀家の皆さんが居る場所の位置関係で、
住職の綺麗に通る声が割れて歪んだお経が天井から降り注ぎます。

寺院本堂の残響時間は平均して0.7~0.8秒とか?
ここは感覚的にはもう少し短そうです。
気になるのは定在波と音の吸収です。

調べてみると、消防法の関連で密集地域には木造建築は建てられない。
寺院であっても同じで嫌でも鉄筋コンクリート造りとなってしまう。
すると低音域の吸収は特別な配慮が無いと期待出来無い。
木造建築はその点は適度に音抜けして最適でした。

 不謹慎ながらお経を聞きながら本堂の間取りを計算してみました。
畳と襖が有るのでこんな時には大変便利です。
目算でかなり正確に寸法が分かりました。

建築用シミュレーターは持っていないのでエンクロージャー設計ツールで
記憶した寸法で計算してみました。
エンクロージャーなら音楽は流せない様な壮大な定在波が発生しています。
特にお経で唸って長く謳う聞かせ所の帯域が凄い。
私は何時も途中で頭が痛くなり耳鳴りがしていたので納得です。

この特徴はあちらこちらの寺院で問題になっている様です。
吸音と分散させる特別な装置が考案され、実用化されているそう。
何でも劇的に改善されて、本堂のイメージが変わる程とか。
さて、この知見を住職に伝えるべきか否か?
そんなに高価な装置とは思えず、工事も最小限か。
この音障害で泣き出す子までいる案外深刻な問題でも有ります。
知らぬ振りをして、今後20年程?我慢すべきか悩む所です。



2018年2月18日日曜日

小平奈緒、金メダルおめでとう!、ウッドウイルと同じ街です。

小平奈緒さんは長野県茅野市生まれ。
標高800mから3000迄の高原都市で育ちました。
写真の様に冬期は厳しい寒さの中、小学校などの校庭は冬期はスケートリンクになり、
よちよち歩きの頃からスケートに親しみます。
自然環境が才能とやる気のある人を育てます。
変わらぬ地域の方の支えが有ってのこその活躍でも有るのでしょう。

今晩の茅野市役所は応援でさぞ盛り上がった事でしょう。
長い間ご苦労様でした。苦労が報われましたね。
ウッドウイルと同じ集落の吉井小百合さんはバンクーバーでは500m5位でした。
今も地元の人気者です。













今日は好天でしたので、偶然にも恒例の霧ヶ峰高原散策で写真を撮っていました。
写真の街が茅野市です。この画像の中に育った地域が有ります。
向こうの山は南アルプスの甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ヶ岳です。













上の写真の直ぐ左方向には八ヶ岳がそびえます。
ウッドウイルはこの山麓に位置します。









この写真は霧ヶ峰(有名なエアコンはこの地名からとりました)
日本のグライダー発祥の聖地でも有ります。
右から美ヶ原、八島湿原(今は凍結)、北アルプス、乗鞍、御嶽山(噴火しましたね)
中央アルプス、(180度で見える景色をパノラマ写真にしてみました) 。


この地は国立公園で貴重な動植物が生息する場所。
今は雪に隠れて 一面真っ白な事を好い事に、
立ち入り禁止箇所を山スキーで滑ったり、スノーシューで歩いたりする輩が。
近くの山小屋に監視員がいて、静けさを壊す様に拡声器で辺り一面に警告を。
かなり興ざめな体験もしてしまうのも時代の変化か。

山も、寒さも、雪も、みんなつながっている様な。
人の暮らしも勿論ですね。
この静かな街からオリンピックの金メダリストが生まれる。
嬉しい事ですね。