2014年6月12日木曜日

NHK総合 超絶 凄(すご)技 見ましたか?

台車に傷みやすいイチゴを載せ、
悪路を運送業者が運んでも傷つかない!


ハヤブサにも採用されたという板バネサスメーカーと
専業メーカーによる衝撃吸収剤のゲルを使った勝負でした。
勝負の結果は次回と言う事になりました。


スピーカーに振動対策として使われるのなら板バネは?ですね。


スピーカーは振動板による空気の疎密波を発生させて
空気振動を起こして音を生み出しますが、
副作用として磁気回路により生じた力は振動板を振動させる以外にも、
フレームを振動させると言う現象も引き起こします。


音の振動+フレームの振動はエンクロージャーへの振動として伝わります。
それが良いのか悪いのか!


それを確かめるにはその振動の有無による比較をせねばなりません。
各々の振動を隔離せねばなりませんのでやっかいです。
そうして物理的に、官能的に評価してみます。
良ければ採用して新しい音の世界を知る事が出来ます。


番組中の競っている両社の技術者が新しい事に挑戦して
苦心している姿は清々しく、楽しそうです。
勿論、社の名誉がかかっているから真剣でしょうが、
仲間に入れてもらいたいと思わせる様な姿が素敵です。





2014年6月9日月曜日

HS-500改造計画とNHK番組「超絶凄技」

数日前に書いたブログ
エンクロージャーの問題と高音質化 HS-500改造計画


エンクロージャーの 問題点を解析して音を良くしましょうの中で、
色々考えている内容を整理して見ると振動に関わる物が多い様です。


その試作の中で重要な位置を占める振動対策部品。
音響専業メーカーの部品や振動に特化した専業メーカーなど
各種部品(素材)を調べて試作を進めています。


その中の専業メーカーが、
NHK総合 超絶 凄(すご)技 に出演します。
「究極の台車~“振動ゼロ”への険しい道~」と言うタイトルです。
6月12日(木)22:55~23:20
http://www4.nhk.or.jp/sugowaza/x/2014-06-12/21/24827/


この番組は物作りをしている私には興味深く楽しく観る事が出来るので、
毎回観ていますので、12日が楽しみです。


さて、この社の超絶凄技がHS-500の音質にどの様に影響を与えるか!
乞うご期待ですね。







2014年6月7日土曜日

エンクロージャーの問題と高音質化 HS-500改造計画

今年3月のブログにも書きましたが、
エンクロージャー(スピーカーシステムと言っても良い)のですが、
問題点を解析検討してみようと考えております。
要は音を良くしましょうと言う事です。


その内容を具体的に解析しながら、
その内容を整理してHPに書きながら、
具体的な事例として設計も進めています。


もう少しで詳しくお話しを出来るかと思いますが、
色々考えている内容を整理して見ると振動に関わる物が多い様です。


良く見聞きするスピーカーの見出しには
音楽的な響きを重視した作り込み!
逆に不要な振動を徹底的に排除した!
材質の拘りや振動理論による解析を行った構造!
等々です。


世の中のスピーカーは
コンクリートや樹脂に金属で固めた物、
ギター等にそのままユニットを載せた様な物、
本当に色々です。


私もギターに載せた事がありました。
常連になった酒屋から貰った樽に載せたり、
それはそれは酷い物でしたが...


かと言えば、
バッフル厚を50mm/70mm/100mmなどと争ったり、


色々整理して見ると
それらが意味のない物であったり
なかなか良い所を突いていたりと
分かって来る所、見えて来る所があります。


今はプロトタイプを製作すると言う事で
オーバースペックや無駄も多いかも知れませんが、
考えるだけは考えています。


そのプロトタイプとしては
個人的にも、ウッドウイルの経験としても
広く皆さんに周知されている名機としても
日立 Lo-D HS-500 を題材として
オリジナルと改良/改造後で比較出来る様にします。


鳴きを強調しても美しく、
余分な物を取り去ると案外につましい音色だったり、
やはりスパイスやソースより素材か?
いままで馴れていた音に??と思ったりします。


もうかなり前になりますが、
某オークションでのHS-500の価格上昇を招いてしまいました。
他の機種でも数件あったりして。


懲りずにこのプロジェクトの為にまたまたせっせと入札していました。
今は息切れして皆さん治まっていますが、
景気回復でどうなりますか?




世の中の目に見える物や
目に見え無い文化的なものでもそうなのですが、
良い物、または良くする為には、
何故に手間暇がかかるのでしょうか?


ズバッと一発で
気合い一発で最高の物が!
そうはならないのでしょうかね。


漁師が魚を釣り上げて船の上で裁いて
醤油だけで食べる極上の刺身!
簡単な様ですが、
釣る為の知識や経験に船に道具、
そこまで行かなければならない。
その刺身にたどり着くのは実は大変な道のりが...


上記のスピーカーの事もそんな所が有ります。
拘りの有る方には喜んでいただけますが、
安価に容易にと言う方には壁が立ちはだかるかも?
難しい所です。


でも頑張ってみます。
もう少しお待ちを。





2014年6月2日月曜日

Jazz Machine の体験



















ウッドウイルの試聴室にお客様が来られました。

Jazzを迫力で聞きたいのだそうです。

なので小型のスピーカーには興味は無さそうでウイングの出番は無しです。

それで私の個人用のスピーカー「Jazz machine」を聞いていただきました。

いやぁー カルチャーショックですなぁー

こんなアタック音が再生できるとは思いませんでしたと...

JBLの38cmホーン型3Wayをマルチアンプで所有。

ALTECの38cm同軸を所有とそうそうたるシステムも所有。

ショップ等ではK2やエヴェレストも聞いているがこんな音は聞いた事が無い。

お顔はニコニコでくしゃくしゃにして喜ばれています。


Jazzを聞くなら38cmダブルの平面バッフルだけでも充分!、
サブウーファーは要りませんなぁー
(Jazzを聞くのに50Hz以下は不要ですね)

平面バッフルで何故こんなに低音が出るの?

何故こんな鋭いアタック音が出るの?

規模が大きいのに音像が拡大しないね?

システムの構造や構成に興味津々です。


かなりの数のお客様が試聴室の来られますが、
正面に鎮座するJazz Machineに質問する方は殆どいません。

恐らくはそのサイズ、出て来るだろう音のスケールを想像すると
一般家庭とは無縁と瞬時に悟るからだろうと想像します。

正面から向き合う(音を聞かれる)方は少ないのです。
ですから今日は(昨日は)私も楽しかったのでした。








SONGSの聖子ちゃん



















NHK総合のSONGSと言う音楽番組。

300回記念と言う事で松田聖子ちゃんが出演してノンストップで歌いました。

普段はJAZZやクラッシックを聴く事が多いですが、

スイートメモリー辺りからは聖子ちゃんファンなのです!。

で、番組を観た訳ですが??な点が。


番組初めの聖子ちゃんの挨拶では何もおかしな所はありません。

歌が始まって最初の4,5曲が????

まるで3Wayスピーカーのスコーカーが鳴っていない、
又はクロスの低い2Wayのツイーターが鳴っていない様な音です。

聖子ちゃんが隣の部屋で歌っている様です。

独特な甘い、可愛い、透き通る声は何処!!。

でもステージの歌う場所を移動してからは通常通りに聞こえます。

何故、どうして???

私なりの解釈
 1.技術者のミス。
 2.声が続かないと恐れて、最初の声を遠くにしておいて、
   後半を聞こえ易くする姑息な手段を採った。
 3.試聴者には分からないだろうとの甘く見た適当な手抜き放送
   (そうならこれはミスじゃなく故意で悪質です)。
 4.明日から4K試験放送が始まるのでその準備で忙しく、
    経験不足の技術者に担当させた管理能力の無さを暴露させた。

この春から9.2chに切り換えてまずまずの音で聞けている我が家のTV受信環境。
しっかり聞いていますよ「NHK」さん。
ミスでないとすると、わざわざ聞こえにくくするその意図は何でしょう?。

聖子ちゃんの声を初めから綺麗に聞きたかった。