2015年6月25日木曜日

あの「DOUBLE WOOFERS」の会員様が来訪されました

「 DOUBLE WOOFERS」 ダブル.ウーファーズとは?

田中伊佐資さんの「ぼくのオーディオジコマン開陳」に出て来ますが、

JBLウーファーを片チャンネルに2発使ったユーザーで、

この会に入るには会員の推薦が要ります。

書類選考が済んで?会員様数人が乗り込んで来て

音質やら人間性?やらオーディオへののめり込み具合などを総合的に審査され、

合格すると晴れて会員となれるJBLファン憧れの会です。



ウッドウイルのJazz Machine も方チャンネル38cmダブルで、

おまけに46cmのサブウーファー方チャンネルに1個筒ずつ付いていますので、

最低限の基準はクリアーしていますが、

その他の要件は分かりません、いつかはDOUBLE WOOFERS....



その会員様が遠路はるばる打ち合わせに来られました。

工房を見学、最新の出川氏専用デモスピーカーを鳴らし、

Jazz Machineも聞いていただきました。

さて、その試聴結果は如何だったのでしょうか 。



その会員様はJBLスタジオモニター4350を中心に

あらゆるハイエンド製品を豊富な知識と経験による

まるでレコーディングエンジニアの様に官能的評価に、最新技術を駆使して

オーディオ機器を測定、解析されております。

リスニングルームも完全防音処理済みなど、

殆ど他の方では成し得ない程の完成度でシステムを構築されています。

それこそオーディオ誌のオーディオファイルを飾るにふさわしい方です。



ウッドウイルの顧客の殆どはオーディオマニアと言うよりも

音楽マニアが多いのです。

音大を出て音楽家を目指すも家業を止む無く継いで、

残された人生を音楽鑑賞して暮らしたい。

その為のシステムを構築してくれ等々です。


私も自然とそちらの方向でのお話しが多くなり、

今回の様な真剣勝負の様な打ち合わせは緊張にも似た物が有りました。



この様な経験豊富な方へ、スピーカーエンクロージャーという

一般的には安易に取り替えも比較試聴する事も難しいオーディオ機器を

提案を出来ればと始めたのがWOODWILLです。

それこそ真剣勝負でノウハウを絞り出して提案をさせていただこうと思います。



結果はどう有れ、その過程で信頼関係が出来たならば...

いつかはDOUBLE WOOFERS....

糸がつながる事が出来たならば望外の喜びです。



2015年6月24日水曜日

急発進事故目前で体験


 最近よく見聞きする自動車の急発進事故を目撃しました。

 あと数秒で私が被害に遭っていたケースでぞっとしました。



 病院の受診が終わり、隣接する薬局に徒歩で院内の通路を歩いていました。

少し先には同じ様な目的であろう歩行者がいました。

私の歩いている歩道に沿った道路に一旦出てから院外に出るのであろう車が、

脇の駐車場から徐行してノーズ先を出して来ました。

そしてその道路に出ようとしたところで急発進しました。

恐らくアクセル全開と思われますが、プリウスは静かに急発進です。



90度の左折をしなければならないのに急発進の為に 45度程の方向に突っ込みます。

0度の直進だったら私が被害に遭っていたかもです。


対面の歩道との縁石に激突して車体全体が少し浮いた様に見えました。

着地して更に進み直ぐさまもっと大きな縁石と地中埋め込みのポールに激突して


土埃が周りに立ち上がって車は停止しました。



先程の歩行者が見えません、

車の向こう側で一瞬浮いて見えた様に思いました。

この間、1,2秒でしょうか、立ちすくんで見てしまいました。

直ぐに事故車迄走って行き、歩行者が倒れている事を確認しました。

薬局からも人が出て来ましたが騒いでいるだけ、

駐車場の誘導員も遠目で見ていて動きません。



私は走って戻り救急車の出入り口の有る救急病棟に入って行って

そこで交通事故発生、人がはねられたと何とか言葉にして話しました。

医師二人が間髪入れずに樹脂の橇みたいな物と道具箱みたいな物を持って

走り出しました。



後を私が追いかけて現場に行くとその医師達が治療を始めており、

追う様にストレッチャーを看護師が手で押して来ました。

そこでやっと事故現場全体を見回しました。

被害者はうつ伏せで倒れていて動きません。



車のフロントガラスは大きく歪んで凹んでいます。

被害者がぶつかった後か...

右側タイヤは前後輪共にパンクしていてホイールもギザギザ。

フロント前と右前照灯当たりは欠けた様に壊れていました。

私にはもうする事が無いので薬局に行き処方されるのを待っていました。



窓からちらちら見ると警察が来て規制が始まりましたが、

加害車の運転手以外に人が居ません。

事故現場の目撃者などがいない様子です。

そうなのか、私が一番近くで全てを目撃した者なのかと気がつき、

薬局に警察に説明しに行く事を告げて現場に戻りました。



私は警察が好きではありませんが、一市民としての責任は果たさなければと

それから1時間以上、実況検分に立ち会う事になりました。

知り合いに見られなければ良いのだが、

規制されて止まっている車や歩行者から好奇の目にさらされている様です。

目撃位置や、被害者のいた場所に立って写真まで撮られて

こりゃ絶対あいつが事故起こしたんだろうと思われてるなと覚悟しました。



事故車の運転手は70代後半の女性で、

車から出るのも歩くのもおぼつかない様子で、

自分が何をしたのか分かっているのだろうか?と思う様な方でした。



実況検分の警察が言うには、急発進事故でブレーキとアクセルを間違う人は、

運転中にブレーキにもアクセルにも足を添えていないのだと言いました。

だから位置を間違えるのだと。

私はアクセルを踏んでいる時以外は、踏まなくともブレーキペダルに足を添えていて

何かが有ったら即座にブレーキを踏める様にしています。

皆さんもその様に教わった筈ですよね!。



日頃心がけている、と言うよりその様にしなければと言う事が有ります。

震災の時に、揺れをただじっと見ている、

危険から身を守るとっさの行動をとらない方が多いのだと。

その一瞬の判断の差で生死が分かれる。

だから、その場に居た時に何をしなければいけないのかと。



今日は医者に走る事でそれが実行出来た様に思います。

病院の前という状況ですが、119番や警察に電話したりするより

幾らかは早く救助に役立ったかと。

今日も状況を見極め切れずに傍観する人ばかりでしたので。

私の住む地も予想される東南海地震では大被害が想定されています。

お客様の口癖ですが、ご安全に!!。


被害に遭われた方は命に別状無い事が分かりました、良かった。



2015年6月22日月曜日

川口オーディオセミナー参加











 
















 



埼玉県川口市のオーディオセミナーに参加して来ました。


出川式電源の出川氏がご自身で開発した機器をデモする為のスピーカーを

ウッドウイルが製作し、その初デビューとなったセミナー、

スピーカー制作者として参加して来ました。


 ウッドウイルは注文製作ですのでいわゆるユニバーサルデザインの様な

どなたにもフィットする、気に入ってもらうスピーカーを製作するのとは方向が違う。

そんな事でこの種のイベントには無縁かと思っていましたが、

こんな機会に巡り会えました。


セミナーには
.自作真空管アンプのデモ
.自作カートリッジのデモ(パーツ材質による音の変化は興味深かった)
.石井伸一郎氏による「オーディオルームクリニック」
  ウッドウイルのお客様で氏に設計していただいた方が居ます。
  氏はウッドウイル作品をご存じでした。
.ローヤル産業励磁型ユニットのデモ
.出川式電源装置の試聴
  CDプレーヤー、KT88パラアンプ、励磁電源などに出川式電源を採用すると
  どの様な音質変化となるかなどをウッドウイルスピーカーでデモ


出川氏デモ専用スピーカーとは?
.EMS社 励磁型スピーカーユニット LB8EXMKⅡ 20cmフルレンジ
.出川式による励磁電源
.初の成形合板式で背面もラウンド曲面としたエンクロージャー
.MGES搭載による抜群の解像度と臨場感再生
.独特の形状はユニット部が外れる分割式エンクロージャー構造
 デモ時の機材搬入は大変ですので機能を落とさず、
 搬入を容易にするというこれも国内、いや世界初の構造では。


セミナーには100人以上が参加でしょうか
終了後には親睦会も有り有意義に参加者の皆さんと情報交換出来ました。
主なものは
.ラウンドエンクロージャーを初めて発表した工房ですよね。
.パクリの工房を知っていますよ。
.HPの隅から隅まで見ていますよ。
.相談に行くつもりでした 。
.MGESと似た構造を試作した事が有ります、その良さが出ていましたね。
.マルチウェイ派だがフルレンジでは頑張っていたね。


皆さんありがとうございました。

 出川氏デモ専用スピーカーの詳細は近日中にHPに掲載します。