2014年1月27日月曜日

五嶋みどり グラミー賞受賞

五嶋みどりさんが、第56回グラミー賞の最優秀クラシック・コンペンディアム賞を受賞しました。

五嶋みどり&エッシェンバッハのアルバム作品「ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲、ウェーバーの主題による交響的変容、弦楽と金管のための協奏音楽」(演奏:エッシェンバッハ(指揮)、五嶋みどり(ヴァイオリン)、北ドイツ放送交響楽団)。

賞の事は良く分かりませんが嬉しいですね。
この数年間はCDを発表していませんでしたので、尚更驚きです。

このブログを良く読んで下さる方やウッドウイルに来られた方はよくご存じでしょうが、
当工房でのスピーカーのチューニング(弦楽器/ヴァイオリン用)には五嶋みどりさんの
音色を基準にしています。

コンサートに足繁く通い、彼女のCDは国内盤は全て、海外版も探して良く聞いています。
彼女の幼少から現在進行形の今の姿までは一つのストーリーとして有名ですから、
その単行本や関連雑誌に新聞に、TVに発表会にまで関心を持っています。

著名なコンテストなどとは無縁なのに、11才にしてズービン.メーター指揮でニューヨクデビュー、
タングルウッドの奇跡、アジア地域での音楽普及活動、国連親善大使...などなど書ききれない。

受賞したCDはホームページの「試聴用CD」に掲載しています。
CDは購入して聞いていたのに受賞で慌てて掲載しました(汗!)
良かったら購入して聞いてみて下さい。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/Shityou-CD.html

2014年1月26日日曜日

Stereo誌2014/2号 オーディオチェックCD2014

Stereo誌2014/2号 オーディオチェックCD2014

今月号のStereo誌の特別付録に「究極のオーディオチェックCD2014」が付いています。
毎年、趣向を凝らして作成されるオーディオチェックCDなのでご存じの方も多いのでは。
今回収録されている「パイプオルガン編」には縁があるので少し書いてみます。



オルガンは長野県小淵沢の八ヶ岳高原の山麓に建つ「フィリア美術館」の中に設置されています。
ウッドウイルの工房から30分弱の場所にあります。
10年以上前でしょうか、近くに住むお客様に誘われて美術館を訪れ、パイプオルガンに驚き、
そのままパイプオルガン製造元の工房「草刈オルガン」を訪れたのでした。



このブログにも何度か登場した「草刈オルガン」
工房を訪れてあまりに興味津々に覗いているので、製作中のオルガンの内部を分解して
解説しながら詳しく見せて下さった草刈氏。

昨年発表した「FOSTEX FW800HS」80cm口径サブウーファーの装飾部分の加工方法を
オルガンの手法を参考にさせて貰ったのですが、その説明にも草刈氏は直接手を差し伸べて
教えて下さいました。

そんな事で今回のStereo誌のオーディオチェックCDにはソロ楽器の収録として草刈オルガンを
題材にしているとの事でたまらずこうして書かせていただいています。



教会に通う方、キリスト系学校に通う方ならこの様な中小型のパイプオルガンを聞く機会は
有るのかも知れませんが、一般の方ではコンサートホールの大型パイプオルガンでなければ
聞く機会は殆ど無いと思います。
http://www.sorgel.net/kusakari/index.html

神戸に努める牧師のお客様の以前努め先の教会には草刈オルガンがあったと
聞かされ、このつながりに驚きもしました。



「フィリア美術館」では年に数回オルガンを使ったコンサートを開催していまして、
私も何回か聞きに行きました。そこでの同曲によるライブ録音CDも所持しており、
生と収録の音の違い、生では観客が入るのでその違いなど興味深い体験もしています。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00007M8UP/ref


オーディオチェックCDのオルガンを聞いてどの様に皆様は感じられるでしょうか。
楽器と同じフロアーで高さも等しく、とても近い距離で聞くパイプオルガンは、
壮大で天上から降り注ぐ大コンサートホールの音色とは違います。

分解して見させていただいたままの単純で素朴な音色、
音は単純な構造から出るのですが、恐ろしく組み合わせが大がかりです。
そのハーモニーが独特の世界を作り出しています。
曲が変わるとまるで違う楽器かと思わせる様な変幻自在な音色の世界です。



パイプの一つを自分の口で吹いてみたら音が出ました。
1本ならひょっとして作れるのかな?と思わせてくれました。


このオーディオチェックCDは含蓄があるので続編を書こうかと思っています。

2014年1月22日水曜日

アキュフェーズ 社長さんの言葉


数日前の朝日新聞にアキュフェーズ社の紹介記事と社長さんの言葉が掲載されていました。

アキュフェーズ社の技術や営業方針などは広く知られた所ですね。

得意な分野に特化した製品作り、良い物だけに厳選した製品ラインナップ、
そしてたくさん作らない事などでしょうか。

売れ筋価格帯には手を付けない事も大きな特徴ですね。



この記事で強く関心を引いたのは、社長さんが言う、オーディオ愛好家の醍醐味は
「自宅に居ながらに好きな作曲家やオーケストラなどを自分の為にだけ演奏して貰える」でした。
勿論、JAZZやポップスでもジャンルは問いません。



もう10年にもなるでしょうか、関西のお医者さまで、ご夫婦でクラッシックファン。
演奏を聴きに海外まで脚を運ぶ程の音楽愛好家の方に納品した後にいただいた言葉です。

「今晩は誰に演奏して貰おうか!とご夫婦で相談されて聞き始め、
 有る時など、演奏が終わると思わず拍手をしてしまうのです」。

身に余る様な礼状をいただきその時はただ恐縮していましたが、
この言葉は音楽を聴きたいと思わせる最も基本的な動機なのだと、
改めて気づかせてくれました。
流石に社長さんも、このお客さんも共に造詣が深いと言う事が理解出来ます。


オーディオ専門誌では無く、一般の全国紙に掲載された記事であった事が嬉しかったです。


2014年1月17日金曜日

真冬の帰り道(霧ヶ峰ドライブ)























何か聞いた事がある様なタイトルですね。

出かけた帰路、あまりに寒くて天気が良いので
回り道して霧ヶ峰を通って帰って来ました。

レンゲツツジやニッコウキスゲが咲く頃には高原は緑の絨毯となり
全国から観光客やドライブ好きの方達が集まって来て道路は
数珠つなぎになります。

流石に今日は日中でも-10度程ですからニホンジカ(日本鹿)にしか
会いませんでした。

急な事でカメラは無くて画像はガラ携での撮影です。
画面が荒いのはご勘弁。

1枚目が左に八ヶ岳連邦/中央に富士山/右に南アルプスが
写っているパノラマ写真ですが、つなぎがちょっと危ない感じ。

右の南アルプス中央には北岳も写っていますが、
これが富士山に続く日本で2番目に高い山です。

右の丘の向こう側は日本のグライダー発祥の聖地で、
夏は宮崎駿監督の「風立ちぬ」の世界が広がります。


2枚目の画像が粗くて分かるかな?
ニホンジカが親子で写っています。
道路から逸れていなくなり、近くの林を見ると見えるだけで15頭はいる群れでした。
ガラ携のカメラでは望遠不足、操作も分からずでチャンスを失いました。

霧ヶ峰には自然保護センターがあります。
昨年に寄って聞いた所では、霧ヶ峰でも日本中でもニホンジカが異常繁殖していて
食害で大問題が起きているそうです。

霧ヶ峰には多くのトレッキングコースが有りまして良く歩いていますが、
最近は所々に鉄柵や電気柵を設けていて環境保護や生態調査など行っています。

登山する方はカモシカを見られた方も多いと思いますが、
カモシカはテリトリーを作るので繁殖し過ぎると食糧不足で淘汰されるので
あまり大きな問題にはなりません。

ニホンジカは群れで餌のある所には何処へでも行くので食べ尽くす迄、
繁殖を続けるので大問題になります。
記録のある限りでは江戸時代には大規模な捕獲を行って頭数調整をしていたそうですから、
今に始まった問題では無い事を知って、安心したり不安になったりもしました。

そんな事で、私はこう見えてナチュラリストの端くれ、日本自然保護協会(NACS-J)の会員で
自然や環境には関心を持っています。
http://www.nacsj.or.jp/




2014年1月9日木曜日

「シェーカースピーカー」の次期作品とMUSIC BIRDの影響力



左が次期作品/右が現行作品


昨年、発表しました「シェーカー」スピーカー。

バッフルを積極的に振動させ、共振音から心地良い響きを生み出して
安らぎを生む、イージリスニングの用途を意識した作品。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/Shaker-SP.html

基本設計はバーチ合板によるバスレフ型エンクロージャー方式ですので、
無垢材のバッフルを取り外しても高品質な音楽を再生できる能力を持っています。

先日、出演させていただいた、高音質「音楽専門」衛星デジタルラジオ
MUSIC BIRD の田中伊佐資さんがパーソナリティで運営する、
「アナログ・サウンド大爆発!~オレの音ミゾをほじっておくれ」。
http://musicbird.jp/programs/analog/

田中伊佐資さんがシェーカーに大変興味を持って下さり、
番組中でシェーカースピーカーの誕生のエピソードや
その特徴などを話題にさせていただきました。

放送の影響は大きい!
放送中の話を聞きながらもう欲しいと思っていた方居られました。
そうして現行作品から若干のサイズ変更とスタンド脚の構造を
2本から1本にして設置サイズを少なくして外観をシンプルにさせたのが
上記写真の「次期シェーカースピーカー」です。

2本脚の方が安定はしています。
でも設置巾がユニットサイズに比べて如何にも広い。
バッフルが鉄棒にぶら下がっている見たい(構造上その通りです)
一長一短ですが、そこは注文製作で基本性能を確保すれば
後はお客様の仕様に添える様に工夫します。



MUSIC BIRD は嗜好のハッキリ限定した放送ですから影響力が有りますね。
オーディオ関連誌などの紙の媒体は保存が利くので影響も保存が利きます。
ありがたい事です。

某公共放送で30分番組(県内版)を製作放送してくれましたが、
知り合いが見ていて、出てたね!で終わりでした(汗!)。
某大手経済紙の工業版(全国版)でも同じ様なもので、
関連業者からの営業攻撃を受けた程度(これも汗!)。
結局、一般大衆相手の媒体の中でウッドウイルに共感される方を
見つけるのは至難の業かと...

ウッドウイルの顧客になられる方は音楽/オーディオ愛好家の中でも
相応の経験を積まれた方や市販品選びの限界に気づかれた方など、
ご自身の求めるものが何で有るかを見極めている方が多い様です。
そんな経験豊富で造詣の深い方達に「ビッビッ」と感じ取ってもらえる様な
作品を発表して行きたいですね。

本年もよろしくお願い致します。


2014年1月7日火曜日

只今-12.3度





















今晩は冷えて今冬一番。

23:50現在で-12.3度ですので明け方には-15度程か?

1954年の午年生まれには堪えますね。



これでも北海道育ちです。

小学校の時、朝6時のNHKニュースで発表する今朝の温度。

 -20度で学校が2時間遅れ

 -25度で午前中休み

 -30度で休み


だから眠いのに真冬は喜んで早起きしてニュースを見ていた。

こんな日でも休みになれば皆外で遊んでいた。

でも雪合戦は出来ない。

雪がサラサラで固まらず、雪玉が作れないのです。

懐かしい思い出ですね。






2014年1月3日金曜日

新年の富士山















天気が良いので実家に行く途中に
富士五湖の中の河口湖に寄り
富士山を間近に見てきました。

いつもは遠くに仰ぐ富士山ですが
目前の富士はでかい!
アルプスとはまた違った迫力が有ります。

裏庭にそびえる八ヶ岳と富士はその昔、
背比べをして八ヶ岳に負けて悔しさのあまり、
蹴飛ばして山が八つに割れて低くなったと言う
話が伝わっています。

2014年1月1日水曜日

ブログに訪れてくれた国の数42/195

2014年あけましておめでとうございます。

昨年途中でブログの運営会社を変更しましたら
訪れてくれる方の事を解析出来る事となりました。

驚いたのが訪れてくれた方のお国の数です。

現在世界には195カ国あるそうですが、
その中の42の国と地域からウッドウイルのブログを
見に来てくれています。

日本語だけのブログとホームページですから、
海外に暮らす日本人が主なのでしょうと想像しますが、
果たしてどんな方達なのでしょうか。

下記は来訪国のリストです。
恥ずかしながら初めて聞く名前や全く地理の分からない
お国もありまして、少し勉強しました。

アイルランド
アメリカ
アルゼンチン
アルジェリア
イタリア

イギリス
インド
インドネシア
ウクライナ
オーストラリア

カナダ
ギリシャ
シンガポール
スイス
スウェーデン

スペイン
大韓民国
台湾
中国
トルコ

ドイツ
ニュージーランド
パキスタン
ハンガリー
フィンランド

ブラジル
フランス
ブルガリア
ベトナム
ベネズエラ

ベラルーシ
ベルギー
ポルトガル
ポーランド
メキシコ

マケドニア
マレーシア
香港
メキシコ
ロシア

ルーマニア
レユニオン島