2019年10月19日土曜日

ウッドウイルプライベートスピーカー「Jazz Machine」バッフル放出



10代から興味を持って試作を続けて来た「平面バッフル」方式のスピーカー。

そのきっかけは、スピーカーの片チャンネルの極性を間違えた事でした。
いつも気になっていた中低域のこもった様な濁った様な音が突然消えたのです。

それは左右のスピーカーの低域成分がキャンセルし合って中低域のゲインが下がり、
こもり音が消えた事でした。何とスッキリした綺麗な音だろうと感激しました。
平面バッフルスピーカーの特徴では無く、デメリットで有るのですが、
そこから如何に低音を損なわずにこのスッキリ音を生かせるかの挑戦が始まりました。

試行錯誤の内容はこんな感じです
.バッフル面積が大きいので板材の癖が非常に多く出る
. 床からの高さ、背面壁の影響が非常に多く出る
.搭載ユニット選択には悩む
.現実的な規模でのユニット構成に苦心する
.王道の16cmフルレンジ1発やJBL D130+075では学生時代足げく通った目標の
 六本木のジャズライブハウス「ピットイン」最前列で聴くドラムスの腹を打つ音に
 たどり着けません
.38cm2発+中低域30cm+クラッシックも聞きたいのでコントラバスの唸り音再現に
 46cmサブウーファー2発、350Hzから上は2インチのコンプレッションドライバー
 +大型ホーンと言う姿にたどり着きます
.こうなるとL/Cネットワークでは対応出来ないのでデジタルチャンデバを用いた
 マルチアンプ方式となります
.床も天井も近くなり、リスニングポイントは5m程離れるので室内特性に大いに影響
 されて各種室内特性補正を繰り返す

ざっとこんな感じを足かけ40年以上ゆっくり間を空けながら続けて来た訳です。
そのベースとなるのがこのバッフルとスタンドですので、
38cm1発+30cmコアキシャル2Wayなどでスタートして見るのも面白いと思います。
このバッフルサイズで基本設計しますと最低再生周波数は150Hz前後となるのですが、
長年の経験からサブウーファー無しで50Hz再生が可能としました。
殆どの楽曲再生には問題ない最低域再生能力です。
実はそんな能力など目ともしない程の音圧、瞬発力、腹が減っては聞けない程の
パワフルな音が目前と言うより体を震わせます。

このシステムを受注すればユニット、アンプ類を除いたバッフル+スタンドで
150万円以下では製作できません、それを試作機で仕上げ無し、中古で
20万円(ペア/税込み)で放出します(送料別)。大きいので梱包できませんので
引き取りか、引っ越し便で発送です。
使い方のノウハウは相談にのりますので、音楽再生の別次元を試されたい方、
挑戦されては如何でしょうか。
HPにも掲載中です。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/housyutuhin-11.html

























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