オープンバッフルスピーカー(以下OBSP)設計完了。
私が半世紀にわたり研究して来たOBSPです。
ウッドウイルのHPには10年間ほどの試行錯誤の過程を掲載しています。
高校生からのJBLファンで最高峰のプロ用ユニットを用いて挑戦して来ましたが、
専用ユニットでは無い限界を感じてしばらく中断していました。
世界では専用ユニットが開発されており導入しやすい方式で設計しました。
国内では古くから平面バッフルと呼ばれていますが、正確な表現では有りません。
世界標準で正確にはオープンバッフル方式と呼ばれます。
下記の3種類を用意しました。
1.38cm2発+高域コンプレッションドライバー+ウッドホーンの2Wayシステム
反応の良さ+高解像度を求めてコンプレッションドライバー+ホーン型を。
2.38cm2発+20cmフルレンジの2Wayシステム
十分な低域再生能力とナチュラルなフルレンジの中高域を。
3.30cm2発+20cmフルレンジの2Wayシステム
狭スペースでもOBSPを、ウーファー30cm2発+ナチュラルなフルレンジの中高域。
.バスレフ型や密閉型等のスピーカー方式とは音色が違います。
.ユニット自身で生じるエンクロージャー内部圧力による振動板抑制が無く、
高速応答、スピード感のある音はオープンバッフル方式(OBSP)の独自の特徴です。
.世界ではオープンバッフル専用(対応)ユニットが生まれています。
ウッドウイルの「Jazz Machine」の様に他用途ユニットを強引に搭載した物とは
パフォーマンスが違いました。
.ユニットの動作方式の違いから低音が出にくいので大口径ウーファーを用います。
.セッティングにはノウハウが要りますのでアドバイスさせていただきます。
.大型スピーカーですが設置環境許せば次元の違う音楽鑑賞が可能となります。
接続/駆動方法の提案
a.L/C型デバイディングネットワークで通常の接続。
メリット:接続容易、パワーアンプ1個でシンプル構成
デメリット:クロスオーバー周波数を低く取れますが高音質品部品は高価で
有りながら下記選択肢より音質が劣る。
b.デジタルチャンネルデバイダーを用いた2Wayマルチアンプ方式駆動。
メリット:クロスオーバー周波数を自在に設定出来て好みの音質を得られる。
室内音場補正機能により理想のセッティングが容易に得られる。
安価なデジタル式パワーアンプ2台+チャンネルデバイダーの
合計費用はL/C型デバイディングネットワーク製作費と同額です。
デメリット:機材取扱いなど初期設定が必要(有料で納品設定できます)
c.機材選択はアドバイスさせていただきます。
下記画像は説明した室内音場補正とチャンネルデバイダー一体型プロセッサーと
OBSPとの相性が良いKT-88プッシュプル真空管パワーアンプの例です。
d.馴染みの無い方が多く居られる事と思います。
設置場所を確保出来る方でしたら、遠慮無くご相談ください。
近日中に試聴機の用意出来ます。
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