1950年代後半発売の知る人ぞ知る隠れた名器。
振動板(振動系実効質量)が極端に軽く軽やかな音色で低音も出る。
当時のダイヤトーン610シリーズの半分の重さです。
仮のエンクロージャーに納めていて何とかしたいと願っていたオーナー様。
ウッドウイル放出中の16cm口径に適したエンクロージャーに気が付かれました。
バーチ合板積層バーチ合板ラウンドエンクロージャーで現代仕様のユニットなら
3ペア分有るのですが、試行錯誤の結果2ペア分使ってトールボーイスタイルに。
十分な内容積確保し、吸音材無しの躍動感、音場感、MGESによる高分解能。
噂にたがわぬ音出しに成功し、互いにやったねの笑顔がこぼれたシーンです。
加工済みの在庫のエンクロージャー材料なので仮組で内容積やバスレフのチューニング
を確認しながら試聴できると言う稀有な機会でした。
オーディオも音楽にも造詣が深く、改造済みのレコードプレーヤー持参で、
1900年代後半の楽曲を楽しまれていました。
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