2009年2月13日金曜日

標準エンクロージャー完成

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ウッドウイルの標準エンクロージャーの仕様や組立工程や未塗装の発表を既にしていましたが、やっとピアノ鏡面塗装が完成しました。



応用例として直方体タイプC-30(内容積30L)には名機として名高い日立のLo-d HS-500の弟分であるHS-350のウーファーL201をL203に変更したレトロフィット(古い物を新しい技術で現代に通じる改良/改善を行う事)としました。



HS-500には内容積が50L必要で標準品では対応出来ませんが、年内には標準品の規格外特注として製作できそうです。ウッドウイル製HS-350も驚くような音を出しています。



応用例としてラウンドタイプR-20(内容積20L)には最近売り出し中の貴重な国産スピーカーユニットメーカーであるPARC-Audioの17cmケブラーウーファーと1インチ超軽量アルミドームツイーターを搭載した2Wayシステムに組んでみました。



こちらは最新型ユニットと100%バーチ合板を使用したウッドウイルの完全オリジナルラウンドエンクロージャーというやはり最新エンクロージャーとの組み合わせとなります。音質は素晴らしいとだけ言っておきましょう。機会が有ればお客様にコメントをいただく事といたします。



従来もバーチ合板製のエンクロージャーを注文製作していました。ラウンドタイプもオリジナル成型合板で製作していました。しかしどちらも完全注文製作で納期もコストも多く必要となり、多くのお客様に対応出来ずに苦慮していました。



この2年程の期間をかけて製造方法や工程を見直して従来よりコストで30~50%offを実現し。納期は常に3ヶ月以内納品(これでも遅いか!)を実現しました。



標準品と言ってもユニット穴径や位置などはお客様の仕様通りに加工してからの製作になりますので(ハーフ注文製作か!)他社の汎用エンクロージャーの様なバッフル板だけでの加工では有りません。他社とは基本性能の高さをまるで違うレベルで目指して製作していますので、この仕様にはハーフ注文製作は必須と考えます。



この標準エンクロージャー開発の過程で得たノウハウを基に標準作品の発表などを進めて生きたいと計画しています。







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