2015年9月15日火曜日

交通事故目撃のその後

6月24日に急発進事故目前で体験を書きましたが、その後にいて。

先日、地元警察署から電話が有り、目撃した事故の供述調書を作成したいので来てもらいたいと。

随分時間が経ってからの依頼です、断る理由は無いので出かけて行きました。

念の為の確認です、事故を起こしたのでは無くて事故を目撃したのです。

それも目撃したのは私だけの様なのでこのような次第となりました。


供述調書などと言う物と関わるのは初体験。

初めに、何故供述調書を作成しなければならないのか?

作成した供述調書は誰かの利益、不利益につながるのか?

事故を正確に検証、記録する為の作業で有るとの事で納得、協力しました。

約2時間、往復の移動を考えて約半日を使いました。


当日の実況検分と照らし合わせて質問に答える形で作成して行きます。

殆どの時間は警察官が文章にするのを見ているのに費やされます。

警察官は文章力も必要なのだと事務作業の大変さを少し理解しました。

書き終えると読み上げて内容を確認します。

署名、捺印して完成です。


加害者は無傷、被害者は2ヶ月入院して、同じ日に現場検証を出来る程に

回復されたとの事で、それまで待っていたのでしょうか?

警察としては問題は何故急発進事故を起こしたか?の様です。

私が実況検分の間に感じた加害者について意見を求められ、

供述調書の最後にはその意見が添えられています。


私が述べたのは、

自身が起こした事故を認識しているのか?

事故後に被害者の様子を確認しない。

警察官に言われるまで車内に居続けた事。

車から出るのも、歩くのもおぼつかない事。

こんな人が運転する事が許されるのか?

数秒違いで私が被害者になっていたかも知れない事、

などです。



加害者は70代後半の女性。

地方の交通事情から車の運転は生活に必須です。

対して高齢化で認知症や運動能力の低下。

高齢化社会の断面を垣間見た事故でした。


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