2017年8月13日日曜日

MUSIC BIRD ターンテーブルで音はどう変わる? 聞かれましたか?

MUSIC BIRD ターンテーブルで音はどう変わる? 聞かれましたか?

MUSIC BIRDの8月4日に放送されたこの企画を聞かれましたか?
 http://musicbird.jp/programs/shinkukan/

カートリッジからスピーカーまでの機材は共通、
モーター/ターンテーブル/アーム/全体を組み込むベース/で組み合わされた、
仕様の違うレコードプレーヤーを二組 用意して、DENON DL-103と
新型のオルトフォン SPU#1Sの二種での比較試聴と言う趣旨です。


2時間の放送、リアルタイムでは聞き逃すので久々のエアーチェックしてみます。
専用チューナーのSPDIF(光デジタル)出力をオーディオインターフェースでUSBに変換。
ノートPCで録音用ソフトで録音して、再生はハイレゾ対応ソフトを使い、
USB-DACを通して試聴室メインのアンプへ接続。

信号系の機材は共通でメカ構造の機材のみを比較試聴と言う趣旨です。
果たして音は変わるの?、結果は見事に変わりました。
但し、スタジオで比較試聴している試聴の感想と、
それを放送、受信、録音、再生と言うかなり余分なプロセスを通して聞く、
リスナーとは音質の差が出て当然です。
試聴に用いた音源を何枚か持っているので、当方の試聴室で直接聞くLPの音と、
上記の受信した音ではクオリティーの差が生じているのは止む無し。

それを差し引いての感想です。

同時比較するから分かるのでは?と言う程の僅差とは違いました。
まるでアンプを変えた様な差が出ます。
モーターはACモーターとDCモーター、駆動トルクの違いや回転数調整の方法等々、
現在では制御回路が進んでいるので機能の優劣は無いのでは?
プラッターは共にアルミ削り出しの様です。
トーンアームのカートリッジ対応重量や長さ(ショートとセミロング)などの差。
ベースについては硬質MDFとかで詳細説明は無し。
これらの違いで音は変わる、アナログの世界は奥が深いですね。


このような企画をここに書き込むのはウッドウイルでもアナログプレーヤーを
開発して販売開始 していて、この様な経過を経て商品化したからです。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/WARP-shisakuki.html

ウッドウイル製は糸ドライブ方式です。
モーター振動はプラッターに伝わらず、交換糸は安価に大量に容易に入手出来ます。

プラッターは主にマイクロ製の高級機からハイエンド品の中古品を使います。
お客様が使用中のプレーヤーから取り外して使う事も可能です。

アームは新品市販品か往年の名機の中古品、
お客様が使用中のプレーヤーから取り外して使う事も可能です。

全体組み込みケースはフラットな板状の重量級(30Kg~)、
モーターとプラッターを載せて、アームは好きな本数載せられます。

上記比較試聴の企画は、
モーター/ターンテーブル/アーム/全体を組み込むベースが一組でしたが、
ウッドウイル製はモーターは固定でその他は交換、追加が容易なので
殆どあらゆるレコードプレーヤーの要素を交換して比較試聴が可能です。

現在は1号機、2号機の制作中ですのでもう少しで完成した品をお披露目出来ます。


アナログレコードプレーヤーをお使いの方はとうにご存じとは思いますが、
初歩のセッティング状態の健康チェックを少しだけ。

1.どんな方式のプレーヤーでも同じです。
  回転を止めてレコード盤に針を下ろします。
  何時も聞く最大限の音量までボリュームを調整します。
  .そこでハウリングしたら「×」
  .不安定なノイズが出る様なら「△」
  .ケース、オーディオボード等を叩いて音が響くならこれも「△」
  .            々          音がコツコツと言うだけなら「○」

2.ベルトドライブ方式では。
  ベルトを外してプラッターの回転を止めてレコード盤に針を下ろします。
  何時も聞く最大限の音量までボリュームを調整します。
  .モーターを回転させます。
  .モーターの振動音が聞こえてきたら「×」。

皆さんのシステムは如何でしょうか?






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