2017年12月14日木曜日

名器 日立 Lo-D HS-500 にMGES搭載

10月24日にここで掲載した「名器 日立 Lo-D HS-500にMGES搭載」の
作品が完成しましたので紹介させていただきます。
ウッドウイル版の2号機となります。
 http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/HS-500-2gouki-MGES.html























製作内容のノウハウは多く有りますので、ここでは大まかな項目だけの説明です。
詳細はHPの各項目に有りますので参照して下さい。



.オリジナルと同様の内容積とバスレフのチューニング
.良質なフィンランドバーチ合板の採用
.往時には無かった音場空間再現をエンクロージャーの工夫で実現
.音質改善メカ「MGES」搭載で解像度と音場再現をもたらします。
.L/C型クロスオーバーネットワークを用いずにマルチアンプ方式で駆動

更に音質の優れた製作方法も有りまして現在製作進行中では有りますが、
上記だけでもオリジナルHS-500を遙かに凌駕します。
元々の音質は物理特性が優秀、飾りの無い、どんなジャンルの曲も難なく
再生するスピーカーですが、この2号機で聴きますと、
濁りや曖昧さが消え、音源がリアルに聴けます。
録音の違いや接続する機材の違いを明確に判別出来る様になります。
その意味でグレードの違う別のスピーカーの様に思えます。

20cm口径ウーファー「L-200」
アルミ削り出しホーンツイーター「H-70HD」
この相性の良いユニット達は素晴らしく、最新ユニットにも負けません。

しかし、ネットワークのコンデンサや切り替えスイッチは劣化して使えないレベル。
エンクロージャーはボロボロで形を維持しているのが不思議な程です。
悲しいかな現在では、まともな音が出る状態を遙かに過ぎ去っています。
愛聴しているHS-500をお持ちでしたら、是非お手入れして上げて下さい。

下記画像はHS-500の背板です、板の周辺は手で触ると角が崩れます。
ペンチで掴んで見ますとウエハースの様に折れて剥がれます。
エンクロージャーの材料と言うより板材として寿命を過ぎています。















このブログの訪問者人気のベスト5にHS-500が入っています、人気の程が分かります。
因みに他の記事は
.FOSTEX FW800HS 80cm口径サブウーファー
 安くは有りませんが価格よりスペースが無いと置く事が出来ませんね。
 この記事のオーナー様は自社ビルのワンフロアー全てがリスニングルーム(汗!)
.MDFの音質
 制作側都合だけの材料と辛い切り口の記事、音楽様としては 使いませんの様な記事。
.10cm口径フルレンジスピーカー
  8cm、10cm、13cmなどは常に製作しているスピーカーサイズです。
 小口径しか持たない方、大口径とは別のサブ用、サブが各部屋にと...
 多くを語る必要の無い課題、それでもユニットは数千円から数十万円まで有るのです。



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