2009年3月17日火曜日

超弩級JBL38cmウッドホーン3Wayのその後

昨年の6月頃に納品に立ち会って、暫定的なネットワークにつないだ音を聞いて以来、



オーナー様は3Wayマルチチャンネル方式に替えてセッティングを進めて来ました。



興味津々、一応の完成を見たので聞きに行って来ました。



個人が組んだシステムには大物量作戦で組んだ億単位システムや何々年代の味を表現した



ヴィンテージ物レトロシステム、などとオーディオには色々な音が有る事を承知しています。



オーディオファンが良い音を求めて求道する基準となるべきリファレンスが各メーカーの



フラッグシップ機であるとするのならば、その基準を変える必要が有ると思いました。



試聴した感想としてはそう言うしか言葉が無いのです。



JBL9800K2に搭載しているユニットに当工房製のウーファーエンクロージャー、



中域ウッドホーン、高域ウッドホーンにCDトランスポート、D/Aコンバーター、



DEQXと呼ばれる室内特性を補正しながら300dB/octカーブのデジタルチャンネルデバイダー、



セミオーダーのモノパワーアンプ4台、に専用電源や選りすぐりのアクセサリー類。



JBL9800には地球上で2番目に高いK2の名が付いています。



JBL66000には1番のエヴェレストの名が付いていますが、



残念ながら地球には1万メートル越える山が無いのでこのシステムに付ける山名が無い。



その道のうるさ方のオーディオファンやプロの方が既に多く聞きに来ているらしいのですが、



皆さんその様な印象を持たれている様です。



私もそんな思いを深くして帰って来ました。



製作者としてはこれを越える作品を作らなければと思いますが、



しばらくはこの耳に焼き付いた印象を払拭するのに時間がかかりそうです。





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