2010年12月21日火曜日

PCオーディオ

何やら最近のオーディオの新しい風というのはPCオーディオらしい。
ウッドウイルでもJazz-Machineで混み入ったのを体験済みですが、
もう少しシンプルなシステムを研究してみようかと思っています。
その内にホームページに専用コーナーを設けようかとも計画しています。


つい最近、家電量販店と呼ばれる都内の本店を数店出かけてその動きを覗いて来ました。
結果はそれらしい機材などは置いてありますが、
初心者や一般の方が見ても気が付かない程度の物でした。


売り場担当に聞いて見ますとオーディオコーナーにはパソコンが無い
(家電量販店の本店なんですけど不思議?)のでシステムを設置出来ないとの事。
関連書籍や解説書は?と問いかけると売り場が違うのそちらに置いていますと。
今寄って来たけど有りませんでしたが?と言うとそうですか、そこへは行った事が無いので...
PCオーディオにはソフトウエアが必要なんですが、そんなソフトも売り場には無かった。
主流は無料ダウンロード出来るソフトを使っていますが。


どうも現状はどの店もこの程度らしいので驚きと安心(未だそんなに遅れを取っていない)。この新しい風は一部のオーディオ雑誌の特集の中だけの話なのか?
でも専門誌も発刊されているし??本当の所はどうなの。


LPからCDに代わってジャケットや説明書が無くなり悲しんだ経験が。
音楽を聴く時の大事な儀式である棚からCD(LP)を探し出して来て中身を取り出し
プレーヤーにセットして鳴り出すまでの僅かな緊張した厳かな時間。


PCオーディオはこの儀式や古のしきたりをほぼ全て消し去ってしまいます。
どんなに音が良くなってもこれに馴染めない方は居られる事でしょう。
音楽を聴くのにPC(パソコン)を使う事にもアレルギーを持つ方もいるでしょう。


ウッドウイルの店頭代わりとなるホームページはPCを使わないと見る事が出来無いのですが、
活字媒体や一部のTV放送などで初めて当工房を知ったと言う方が未だ多く居られます。
連絡も電話やFAXが活躍していますし、手紙でさえ活用されています。


そんな中でのPCオーディオの研究です。
パソコンが嫌いでも音楽CDも映像ソフトも今や全てPCで製作されています。
その中には録音時の生音情報が豊富にやり取りされている訳で、
一般が手にする事の出来る販売されているCD等はその情報が削り取られている訳です。
一般ユーザーもPCを介在する事によって遥かに上質の音楽情報を取り扱う事が可能なのです。


スピーカーを製作しているウッドウイルには直接関係なさそうですが、
音楽の情報量が増えて上質な入力ソースが得られるとスピーカー本来の持つ能力を
今以上に発揮してくれる事が確実に予想されるので、
良い音楽を楽しむ為の道具を少し調べてみよう、研究してみようと言う訳です。
パソコンマニアでも無く、がちがちのオーディオマニアでも無く、
良い音楽を楽しむと言う視点からです。



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