2015年2月9日月曜日

これから生まれるウッドウイルの新しい作品達



スピーカーシステムやエンクロージャーの機能、構造を新しくして音質向上を狙う。

同時にコストダウンも図る、そんな計画を始めようとしています。



現在、スピーカーシステムやエンクロージャーを検討されているのなら
ぜひ参考にしていただけたらと思います。



その1. オーダーメードによるウッドホーン(簡易型)
      金属や樹脂素材に代表される型から製造される方式のホーンは安価ですが、
      素材の鳴きや強度不足が主因となり癖の有る音でHi-Fi再生には向きません。
      上質の合板を用いて素材臭を出さずに癖の無い音色を生み出すホーン、
      平均的なウッドホーンの1/2の価格での実現を目指します。
      38cmウーファークラスにコンプレッションドライバーの本格的な
      2Wayや3Wayではホーンのコストが負担です。
      コストを気にせずに希望する最低域迄を思いっ切りカバーする
      大型ホーンが手に入れば楽しいシステム作りが実現できます。
      ウッドウイルのプライベート機「Jazz Machine」にはカットフ250Hzの
      弩級ウッドホーンを搭載したいと計画していますが、
      自作出来るとは言えコストがかかります。
      その解決の為に永年暖めて来たアイデアを実現させる作品となります。
  
    
その2. オーダーメードによるウッドホーン(ハイエンド型)
      既に田中伊佐資氏のJBL38cm3Wayにはウッドウイル製の
       http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/JBL435Be-Isashi-main.html
      市販品を凌駕する(これが制作の最優先目標?)大型で最高品質の素材を用いた
      ハードメープル無垢材(音道と繊維方向同一)ホーンの実績が有ります。
      
      市販のウッドホーンは奇麗??な縞模様が有ります。
      これは合板や 集成材等を用いている証なのです。
      どれ程優れた樹を用いても接合する部分には刃物が欠ける程の硬度が有る
      接着剤が不可欠ですが、これが樹の性質を見事に失わせます。
      それを防ぐ対策を講じながら上記ホーンは製作されています。

      (音道と繊維方向同一)これはどんな意味が?
      樹が割れる方向が繊維方向ですが、振動の伝わる速度はこの繊維方向が
      一番早く理想的です。合板は繊維方向を交差に製作されているので
      この意味からは全く外れてしまいます、集成材も同じ事が言えます。
      ドライバーの取付け部、スロートから開口部のマウス迄を
      理想的な音の伝搬速度の樹種を用いて繊維方向を揃える。
      この事は既に実現されています。

      今回の新しい取り組みは?
      ホーンは天から見ると扇状に広がっています。
      スロートから真正面(中央)のマウス迄は繊維方向は理想的、
      しかしながら両端に近づくに連れて 広がり係数と共に繊維方向と有る
      角度を生じます。このズレを極限まで理想に近づける。
      市販品には無い考えです、ハイエンドウッドホーンだからこその課題です。
      解決策は出来ていますのでどのシステムに最初に搭載する事が出来かです。

      もう一つ有ります。
      このハイエンドウッドホーンは制作側に非常な集中力と肉体的負荷をかけます。
      ある程度の数をこなす企業では製造装置も大がかりになります。
      心も体も、懐も疲労しては良い作品は生まれて来ません。
      この点と理想的な音質とをこのハイエンドピュアウッドホーンは実現しています。



その3. 成形合板でより完全なラウンド形状を実現して吸音材ゼロを実現する。
      ウッドウイル独自の評価基準で総合グレード3が4にグレードアップします。
      既に搭載予定の作品が有ります。      
      次回で掲載します。



その4. MGES搭載のノウハウを注ぎ込んだ、
      .「不要振動を極限まで抑え込んだエンクロージャー」
      .「音楽的、官能的に優れた響きを生み出すエンクロージャー」
      .搭載の引合い有リ、これも次回に掲載します。



その5. LCRを用いたデバイディングネットワークについて。




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