何事も無く平和な日曜日の朝を迎える事が出来れば
朝食後のお茶タイムに日曜美術館「略して日美」を観るのが習慣となっています。
国内外のあらゆるジャンルの芸術美術を紹介してくれる超優良番組。
番組最後には「アートシーン」と言って、開催中の展覧会情報を。
ここで知った作家も数知れずです。
芸術美術の観点からは申し分無しの番組。
もう一つは映像の美しさです。
受けの良い見栄えを強調した画ではありませんから安心です。
最終製品となったパナのブラウン管方式ハイビジョンTV37インチで見続け、
地デジ対応で止む無く、これもほぼ最終製品となった日立プラズマ方式50インチで現在に至り、
4K放送が日美で放送される頃には国産有機EL大画面が観られるかとの予想は外れ、
故障しそうな気配のプラズマの後はどうしようかと不安です。
音については多少は拘りを持っているのは自他共に認めていただけると思いますが、
映像については余り話した事が有りませんでした。
趣味の登山の目的は人工物から離れてしばし時間を過ごし、
時期と場所が合えば可憐な高山植物をポジで撮影してプロジェクターで鑑賞して楽しむ。
その習慣が長かった為にいつの間にか映像についても一定基準が出来上がってしまいました。
35mmフィルム換算での解像度では8Kでほぼ対等かとの比較がありますので、
自宅で日美をベストで観られるのは未だ々先か。
明暗のレンジや発色に多肉植物の葉の厚さを感じられる映像を35mmで普通に見ていた悲しさ、
国内三管式プロジェクターの技術者であるお客様は35mmポジで観てたら我慢出来ませんねと
笑っておられました。
音にも映にも、自然のままの情報を再現して欲しい。
便利さの犠牲に慣れて、あるがままの姿を思い出せなくなる。
感性を大事にしたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿