2016年4月18日月曜日
17歳時の機材と今後のアナログプレーヤー
当時17歳前後の私のオーディオ機材(約45年前なので汗!)
家電店での修理アルバイトで全て自力で購入製作したお宝。
何度も修理、オーバーホールして全部現役で働きます。
.TEAC TN-80C 磁気浮上ベルトドライブターンテーブル
.GRACE G-545 トーンアーム
.audio-technica ATVM35 VM型カートリッジ その他2個
.LUX CL-35 真空管式プリアンプ
.LUX KMQ-60 真空管式パワーアンプ(キット)
.ONKYO FR-12A 12cmフルレンジ
.ONKYO FR-16A 16cmフルレンジ
.ONKYO FR-20A 20cmフルレンジ
.エンクロージャーは自作
現在のウッドウイル試聴用アナログプレーヤー
.VICTOR TT-81 ダイレクトドライブターンテーブル(表示青色LEDに改造)
.GRACE G-545 ダブルトーンアーム
.DENON DL-103 MC型カートリッジ
.audio-technica AT150E VM型カートリッジ その他数個
.MC/MM 対応のフォノアンプは現在制作中
現在製作準備中の糸ドライブ式レコードプレーヤー
.産業用サーボモーター + 制御アンプ 回転数可視化
.特注プーリー + ケブラー糸
.プラッターは既存ターンテーブルを応用 回転数可視化
例:マイクロBLシリーズなど
.トーンアームは任意の既存品を利用
.全ての要素部品は単体で独立し組合せ自由とする
ウッドウイルではアナログ盤利用の試聴が増えて来ています。
現在のアナログプレーヤーには情熱を注いでいない後ろめたさがあり、
お客様にも見透かされるている様で恥ずかしい。
そこで懸案を解決し、最高機能/最高音質/最高の自由度備え/余り高価で無い。
そんなアナログプレーヤーを製作します(アッセンブルします)。
主流のダイレクトドライブ方式は?
.ダイレクトドライブはやはり振動が音に影響を与えている。
.名器と言われた機材も特に電子回路が故障しており、部品取りに数台揃えていても
そろそろ回復出来なくなってきている。
ベルトドライブ方式は?
.駆動回路=可変速機能の無いシンクロナスモーターでは正確な回転数を維持出来ない。
.ダイレクトドライブと同じで電子回路故障で回復困難になって来ている。
.オリジナルのベルトの入手が不可か大変難しい。
.ベルトの種類で回転数も維持出来ない。
.上記TEAC TN-80C も同様でベルト交換と共に回転数調整の為にプーリーも交換していて、
維持するのに神経を使います。
.総じて機能の不安がつきまとう。
ウッドウイルの考える糸ドライブ方式は?
.何を先祖返りみたいなと思い浮かべるでしょうが!
.ほぼ全ての一体式アナログプレーヤーの設計上の悩みは駆動モーターの振動を
如何にプラッターとトーンアームに伝えない事!に尽きるのでは?
.上記ラフ図の様に頑強なボード上に置いた各々単体の駆動モーター/プラッター/トーンアームは
独立して防振構造を持たせるので、この時点で前述の振動問題から解放されます。
.ベルト式でも振動を伝えるので糸ドライブは究極の無振動回転伝達 手段でしょう。
.産業用の駆動モーターと駆動回路は正確無比で安定し、回転数もトルクも自由に選択可能。
部品交換、要素の機種交換も将来にわたり安定供給が可能。
産業用途が寿命が来たから、機種変更されたからと言って使用不能になる事は許されません。
.ベルトの伸びや劣化の心配から解放される。
.糸は代替え品豊富で安価、伸びても機能上何ら問題無く使用出来る構造。
.モーター回転数可変範囲が広く回転数を監視出来、低速駆動が可能で振動も少ない。
.プラッターは既存の所有する物を用いる、中古を入手して用いる、新製品を用いる等任意です。
.MICROのBLシリーズで充分、RXシリーズなら最高峰が可能。他の重量級プラッターも利用可能。
.駆動モーターや駆動回路故障で使用不能でもプラッターは使えるので有効利用します。
.プラッターに正確で安定 したデジタル式回転計を装備して駆動系の監視や調整が容易とします。
.トーンアームも既存の所有する物が使えます(アームレストが一体のもが有利)。
高価ですが最近の新製品も勿論使えます。
.頑強なボード上に必要な質量を持たせたアーム支柱支持構造物を任意の場所に置くだけの
設置ですので、ショートタイプでもロングタイプでも自由、同理由でシングル、ダブル、
トリプルアームも自由です。
上記45年前の機材で悩まされ続けているのはアナログプレーヤーでした。
高校を卒業する間際にテクニクスの世界初のダイレクトドライブターンテーブル「SP-10」が発売。
高価で買えませんでしたが、廉価機種を買って悩みから解放されました。
でもそれは音質からの解放では無くてトラブルからの解放でした。
今やっとその当時の気持ちのリベンジ、機材のリベンジを行おうとしている訳です。
きっかけはアナログレコードの人気ですね、感謝感謝です。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿