音楽を聴く時に目を閉じる、開ける??
中々興味深い課題で日々考えています。
現在、歯医者に健診で通っています。
治療中は何時も目を開けます、医師や看護師と目が合うのを避けながら。
目を閉じると、ドリルなどの振動や音が意識を占有するのが嫌、と言うより怖い。
先日聞いて来たお気に入りの庄司沙矢香さんのヴァイオリン.リサイタル。
綺麗なメロディラインの曲は安心して目を閉じます。
意識の全てを音に集中する為です。
今回は初演という曲演奏がありました。
作曲者も紹介されていました。
曲は現代クラッシックで良く聞く調子の極めて ストイックでシリアスで、
ただならぬ様子から目を開けて全てを見届けてしまいました。
話は変わって。
ウッドウイルで製作するエンクロージャーは無垢材から作り始める事が多い為か、
製作には大変な労力が要ります、きつい肉体労働そのもですす。
その為の疲労や怪我がつきもので悩ましい。
正しい体使いが必要と考え古武道を勉強したりもします。
この数年は「アレクサンダー.テクニーク」の指導を受けています。
舞台俳優に音楽家にアスリートなども受講しているそうです。
その受講中に体感覚や意識などに集中する為に目を閉じてしまうのですが、
日常の生活では目を閉じる事は無い筈と、
目を開けて受講して下さいと指導されました。
目を閉じる、開ける、皆様は如何でしょうか?
私などは音楽を集中して聞くのが日常の生活になっているので、
目を閉じる事が多いのです。
ほ乳類などの動物の成長過程を見ると、
心臓が生まれ、脊椎が伸び、次には脳と眼球が育ちます。
耳は何処? と思います。
脳の処理能力に占める視力の割合がいかに多いかが分かる様な。
処理能力の貧弱な者が聴力に集中するには
目を閉じて視力をoffさせ、
脳のマルチタスク負荷を減少させ、
聴力に集中させる。
こんな事が脳内で起きているのでしょうかね。
要は如何に音を集中して聞くか、感じるかです。
何かの機会に調べて見たい物です。
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