2019年5月10日金曜日

開業20年と令和元年記念限定スピーカー その2


開業20年と令和元年を記念した限定スピーカーの注文を受け付けしています。
その2は「モノリス」スピーカー(平面バッフル/平面型)です。
その1と同様に記念限定製作で20%オフで提供させていただきます。

この10年間程、ウッドウイルの試聴室に来られた方は、
正面の試聴用スピーカーの脇に有る大型平面バッフル方式の「Jazz Machine」を見て
そのシステムの異様さに驚かれたと思います。

市販製品には無いその姿に質問さえ差し控える様なお客様から、
これは何だと興味津々に試聴を請う方と反応は様々でした。
この「Jazz Machine」目当てに来られるかも相当数いらっしゃいました。

「Jazz Machine」を聞くにはアンプやチャンデバ等の機材を10数台の電源を入れ、
リスニングポイントを数メートル後ろに下げます。
そして私の愛聴盤で再生開始します。

聞かれた時の皆さんの反応は、表情の変化や頭の動きなどでは無く、
危険が迫った時の様な咄嗟の身体反応を示します。
聞き終えますと、鼓動などの太鼓演奏集団を目前で聞いたかの様な軽い疲労感を伴う
感動の余韻が残ります。

生演奏で完動するのは、楽曲や演奏家が素晴らしくステージ等の臨場感が有り、
目と音で豊富な情報が溢れる様に観客に飲み込まれるからと思います。
その中の音に私達は注目しています。

声や楽器の綺麗で迫力有る音が何故再現出来ないか?
マイクからスピーカーに至る迄の数々の機材が良い事、悪い事の影響を与えます。
スピーカーの問題では、音源となる楽器やホールなどと比べて物理的に小さ過ぎる。
小太鼓一つとっても皮の張り感や躍動感が弱まります。
スピーカー自身の都合で楽器の反応に対応出来無い。
それらが重なって感動の少ない再生音になってしまう。

その様に考えた時に平面バッフル方式に有利な事が見えて来ます。
密閉やバスレフのエンクロージャー空気室のバネの力で特にウーファーは動きを制約される。
小型で低音を出そうとするので、鈍重で緩い反応の音となる。
比べて小口径ダイレクトラジエター方式やコンプレッションドライバーなどは
空気室の影響も受けず、小口径=軽量で強力な磁力を得やすい事から悪影響が少ない。

システム全体のバランスを取るのは至難の業で、私は半世紀を費やしてノウハウを得ました。
高能率で強力な磁気回路のユニットを使いますので、
人の耐えられる限度以上の音圧を発生出来ますし、小音量でも音痩せしない静かな再生も出来ます。
比較的大型の装置になりますので設置スペースの有る方限定になりますが、
平均的なスピーカーでは出せない次元の違う再生音を楽しんでみては如何でしょうか。

ホームページには違う説明も有りますので合わせてご覧下さい。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/New-Product-20nen-and-reiwa-gannen.html



下記写真は「Jazz Machine」の最終型(現在は全面改造中)試作機なので外観は無視しています。



国内とはまるで違い欧州では平面バッフル専門メーカーやユニットメーカーも有ります。
デザインの参考にご覧下さい。


































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