シンプルなシングルトーンアーム構成の
糸ドライブ アナログレコードプレーヤーのお客様から写真が届きました。
従来はDENONの完成品レコードプレーヤーをお使いで、
そのスペースに合わせたラックが有りますので、
そのスペースのサイズに合わせて仕様を決めました。
カートリッジは今迄聞いていたオーディオテクニカ上位機種であるMC型。
このレコードプレーヤーに換えて音質が激変したとの事で報告をいただきました
.結果として、かなりのレベルアップを実現出来た。
.音場がより深くなった。
.各音源特にヴォーカルの粒立ちが良くなって、新たに感動している。
.ありがとうございました。
通常はカートリッジを換えて音質変化を味わいますが、
カートリッジが同じでレコードプレーヤーを換えて音質変化を感じるのは
あまり多く経験出来る事では無い様に思います。
.トーンアームは自重の数十倍も有るベースで共振を減少。
ベース板からのスピーカー振動、モーター振動を振動遮断構造。
.プラッターも重量級スタンド+振動遮断構造。
.モーター部も自重の数十倍も有るベースで共振を減少。
ベースとベース板とに二重の振動遮断構造。
.ベース板は20Kgの天然大理石トラバーチンの1枚板で箱構造で生じる共振を防止。
水平確保出来る高さ調整式スパイクインシュレーター+防振構造
外観はシンプルですが、レコードプレーヤーで生じる、又は悪影響を受ける要素を
一つずつ潰し、上記の様な主な工夫を凝らして全体の品質レベルを上げ増した。
ウッドウイルの最新スピーカーに搭載したMGESコンプリート仕様でも
.音場がより深くなった。
.粒立ちが良くなった。
と言う効果を実感しています。
原因を調べますと軽い低域から中高域までの音源に含まれる微少な信号が、
従来のスピーカーやレコードプレーヤーでは不要共振と言う影響で
キャンセルされたり乱れている事が分かります。
両者に言える事は、音が静かになった、無音の音が綺麗になった?。
ご近所の イベントでのCD/LP比較視聴時にも聞かれた感想でした。
別件ですが...
少し前に発表されたダイレクトドライブターンテーブルの産みの会社の製品。
価格も弩級で注目を浴び、関係各方面で旧型機との比較試聴が行われたそう。
こちらの情報源によると、比較開始から数秒で皆さん血が引いたとの事。
どうしよう、もう注文しちゃった...
正確な比較試聴とする為に取付ベース/アーム/カートリッジ等は同条件で実施との事。
オーディオはスペックも大事だが、音質はもっと大事。
技術者達は恐らく必死でスペックと格闘したんでしょうね、
問題は同じかそれ以上に官能評価(試聴)を自分達でしたのかですね。
自分達でしたのかどうか...
これ大事で、欧州のエンジニアは幼少からクラッシックコンサートに馴染んでいて、
官能評価する素養が身についている様です。
ウッドウイルのお客様には法人も含まれていて、担当者に何時も質問しますが、
コンサート(アンプラグな)には殆ど行かない...
そんな方が多い様に見受けられますが、
さてそれがどの様な結果を生むのかが興味有る所です。
自作オーディオ、ラジオ少年だった私が作る楽しさは別として、
音質を求めて初めて購入したのがONKYOのIntegraシリーズのアンプでした。
スピーカーも同社のセプターシリーズを買わないけど愛していました。
(自分用に完成品スピーカーを買った事は有りません、自慢して良いと言われたので)
当時の半世紀も前のユニットを未だ所有しています。
そのONKYOがホームオーディオ部門を身売りすると今週聞きました。
30数年程前に国内専業メーカーがことごとく廃業したあの悪夢の時代が又襲うのか?
かなり前にケンウッドに就任した社長が、これからは良い音の製品を作りますと言った。
音響専業メーカーと思いそれまで購入していたユーザーはどんな思いがした事でしょう。
団塊の世代が大挙して引退、余暇を楽しむ筈だからと、某ダ◯ヤト◯ンブランドを
引っ張り出して来て高級機を再販売、売れないので直ぐに廃盤。
オーディオマニアや音楽愛好家は生涯を賭してこれに情熱を注ぎ込んでいます。
そんなに出たり引っ込めたりしたらお付き合いしたくとも出来ない。
色々な事情は勿論あるのでしょうがね...
ウッドウイルではお客様の指示が無い限り、国産ユニットを使わなくなっています。
最も殆ど有りませんがね。理由の一部は上記に有るのかもですね。
生意気な事を書いてしまいましたが、いつも思っていた事ではあります。
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