2008年11月13日木曜日

色々と計画はあるのですが

大怪我をしてから2年以上も経つのに未だ当時の納品出来ていない作品が数点残っています。復帰後直ぐには100%の能力を出せない、無理して他の部分を痛めてしまう。大物作品(大きさも機能も)が続いている事もありますが依頼主様には大変なご迷惑をおかけしていて申し訳ない思いで一杯です。そんな事もあり構想は練っていても手を着けられないジレンマを抱えている今日この頃です。



その構想とは



.レトロフィット



これは既に何作品か制作してはいますが、重点的に日立のLo-DシリーズとONKYOのSCEPTERシリーズです。どちらも私には馴染みが深く、最新のスピーカーに比べても遜色無く、その個性を発揮してくれるからです。総合電機メーカーがハイファイオーディオ分野に足がかりを作る為に力を入れたLo-D。システムやユニット単体を販売して来た専業メーカーで特にホーン形に力を入れていて、オーディオ全盛期から現在まで継続している企業力にも敬意を払いたいONKYOです。



.FH+BHエンクロ



フロントホーンとバックロードホーンを一体化して全帯域にホーンロードをかけたシステム。永くBHファンだった私が常々疑問に思っていた不都合を解決する為の意欲作です。変形型は完成発表済みで、基本スタイルに忠実なシステムは受注済みですので来年中(苦笑い)にはお披露目出来るかと思います。



.標準エンクロージャー



未だ未発表の構想ですが、10/13/16/20cm口径のユニット用に標準的な内容積のエンクロージャーを用意して価格を抑えて短納期で対応したいと思っています。100%バーチ合板の一般的な直方体構造と側板ラウンド構造の2種類の構想です。未塗装品とブラックピアノ塗装を用意できればと思います。通常の完全オーダーメードの様な細かな注文に応える体勢とは別に、標準型で間に合う方にはメリットの多い商品かなと思っています。この商品に対応する製作体勢も同時に整えようと思っています。この標準エンクロージャーは数ヶ月後には発表したいと計画しています。





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