2012年4月21日土曜日

フィギュアスケート世界国別対抗戦

この週末に行われている代々木体育館でのフィギュアスケート世界国別対抗戦。雪国育ちで今は望んで信州で生活する私にとっては馴染み深いスポーツですが、皆さんは如何でしょうか。


フィギュアスケートの世界は大きく変わりました。以前までのジャンプやスピンなどの技術要素を争う内容を重視しながらも芸術性の表現も重視していますので見応えがあります。


今晩行われた男子シングル競技では高橋大介が1位になりました。4回転ジャンプなどの得意な海外勢の選手や最近負け知らずのカナダの選手など強豪がひしめきますが、芸術的な表現では世界でも彼の右に出る選手はいません。


競技は採用した音楽に合わせて技術と芸術性を盛り込んで競うので、音楽の選曲はとても重要な要素となります。高橋大介が選曲した曲は「Blues for Klook」。http://www.youtube.com/watch?v=pOKPrD_Mquo


PCのチープな音でなくてオーディオ装置に接続して聞いて欲しいです。代々木体育館でのPAから流れる音もかなり良い音で鳴っていて演技を盛り上げていてくれます。


「Blues for Klook」の感情を抑制しながらも徐々に感覚を開放して行く独特の曲世界と、高橋大介の演技が完全に一体化して観る者を感動させます。まるで感動巨編の映画を見終わった時の様な余韻と充実感。今のフィギュアスケートではそんな選手が出て来ています。


観る者を感動させる、物作りの原点か!、参考になりますね。


 



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