ウッドウイルはCO2削減活動を支援しています。
小さな個人工房でも支援出来る仕組みがありますので協力させていただいています。
スピーカー作りには木材が必要ですが、支援している活動は製品となる樹木を入手出来る仕組みが目的なのでは無くて、樹木を保全する事によるCO2削減が目的です。
よく使うバーチ合板では売上の一部が植林に、又は伐採と植林が完全持続性を持たせた企業などの製品を使っていますので安心です。
無垢材では輸入出来る様な大規模の企業では植林等の環境配慮が義務づけられていますのでこれも安心できます。
国内産の桜や楢などの無垢材を切り出す企業規模は小さいのですが、所属する組合等で環境対策を実施しています。
気になるのは商品価値の高くない樹木が安易に大量に伐採され、その後の環境保全が不十分な部分です。
この支援では海外への植林です。地球規模で問題意識を持って取り組んでいると言えましょうか。何だか話が大きいですが、やる事はとても小さいのです。
木工の先生がよく言っていました。私達は木材を消費する最前線にいるのだから、資源を大事にせねばならないと。
無垢材で製品とする為には、使えない根元と樹冠を捨てて伐採し、枝を払い、皮を剥ぎ、製材する時に大量の大鋸屑を出し、割れや節、傷に汚れを避けて選別します。製品に使える部分は5割も無いのです。この様に作り、この様に使っているのです。肝に銘じなければなりません。
大鋸屑を畑に埋めて大量のカブトムシの幼虫が育ちます。木っ端は友人の薪ストーブで暖をとってもらいます。資源とエネルギーを大量消費する身ですから、もったいないの気持ちと地球に優しいを忘れない様にしたいと思います。
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