2013年12月2日月曜日

iTunes ではじめるクラシック音楽の愉しみ

iTunes ではじめるクラシック音楽の愉しみ 」
音楽之友社が発行する雑誌のタイトルです。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4276962331/ref=oh_details_o09_s00_i00?ie=UTF8&psc=1


ネットでの音楽配信サービスを受けたり、
CDをパソコンに取り込んだりして音楽を聴く。
PCオーディオ/USBオーディオ/ネットワークオーディオ、
携帯音楽プレーヤーなどを用いて音楽を聞く情報は既に行き渡っています。

ですからこの本の内容はオーディオ専門誌が発行する様な
技術的なハウツー本ではありません。


私も少しは悪戯をして色々試してみましたが、
音楽を聴く主流には未だなっていません。
音質の優劣はともかく、これらの音楽配信では聞きたい曲、演奏者、
指揮者、等々が無いので使い様が無いのでした。
実はそれはどうも知らなかったと言う事らしいのです。


この本を読んで驚く事がいくつも有りました。
以下はその抜粋です。

.手に入れ損ねた名盤や古い音源をどうやって聴く?
  例:筆者が最も愛するモーツァルト作品の一つであるオーボエ四重奏曲K.370
    レオン.グーセンスとレナー弦楽四重奏団の古い録音があったが、
    これのCD復刻版がなかなか入手出来ずにいたが、
    一縷の望みを託したitunesストアでの検索でこの音源が登場したのがつい2年程前。

.もはやCDだけでは「世界」を語れない。
  アラン.ギルバートといえば、名門ニューヨ-クフィルの音楽監督だ、
  未だこの人の演奏を聴いた事が無い日本のファンは多いのでは。
  この人はCDが少なく、もっぱらダウンロードのみで録音販売している。
  CDと音楽会だけが情報源と言う人は音楽界におけるこの人の存在感の
  大きさに気づいていないかも知れない。
  少なくとも現代指揮界の潮流だとか勢力図とかを語る場合、
  CDを聞いているだけでは不完全な地図しか描けない....


とまあ、こんな貴重な音源探しの実例が多く載っているのがこの本です。
この本の検索例を参考にして、ご自身の求める音源を見つける事も可能では?
そんな意味を込めて紹介させていただきました。


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