2013年12月17日火曜日

Jazz Machine 駆動系変更

私が個人的に楽しむ為のスピーカーシステムに名付けた名前が「Jazz Machine」。


モダンジャズのしっとりとしたピアノにヴィブラフォンの水玉の様に弾ける様を。


ビッグバンドジャズの吹き飛ばされる様なブラスの炸裂。


学生の頃に(社会人になってもだが)通い詰めた六本木ピットイン最前列での演奏を再現!


そんな事を思って二十歳から始めている38cmウーファーを平面バッフルで、


中高域はコンプレッションドライバーで、


そんなシステムを作ったり、休んだり、また初めて、この数年は結構真面目に取り組んでいる。















今の姿はこんなです。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/JazzMachine-With-Pro-Powramp.html


今回はアンプにチャンデバにイコライザーなど全ての駆動系を一新しました。
全てプロ用(楽器用)機器で揃えました。
そしてイコライザー以外は全てアナログ系です。


この前がデジタル系のチャンデバで、その前の前がデジタル系のパワーアンプだった。


このJazz Machineにとっては誤解を恐れずに書きますと綺麗に整った音はつまらない音。


暴れ牛でも猛り狂った方が面白い。


その意味では今回の計画は上手く行っているみたい。


デジタル系のチャンデバは設定から測定から補正まで、ソフトが綺麗さっぱりと整えてくれるので
何かタクシーにでも乗った様な気分だった。


少し前に学生の頃乗り回していたロータリー車を思い出して、新型ローターリーに試乗したら
温和しく走ってくれました...
ちょっと吹かすと直ぐにレッドゾーン、2速で100数十キロまで伸びる加速は何処に行ったの?
元気よく走るには常に高回転をキープしなければならない難しさもあります。


調子悪くても乗り心地悪くても大パワーでコーナリングの良いスポーツ車を運転すると
楽しいのに似ているのでしょうか?


今、仕事で聞くのは殆どクラッシック、このJazz Machineを上手く乗りこなせれば
大編成オーケストラの絶対的なスケール感と臨場感を堪能出来るのでは?


それにコンサートホールで聞くオーケストラのパーカッションの胸のすく様な綺麗でいて
鋭く俊敏な音も再現できるかも。


同じパーカッションでもJazzのライブハウスやコンサート会場のPAを通した音では
透明感がまるで違うのもクラッシックを聴いて初めて認識出来た。


元気さだけではとてもクラッシックは聞けないので、
性格はともかく素性を良くしなければなりません。
かなり追い込まないと成し得ないハードルの高さが有ります。


それをクリアー出来たら前述のJazzの音も更に良くなる事でしょう。
少し欲も含ませた未だ未完成の「Jazz Machine」
これからも成長の過程を報告して行きたいと思います。


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