2014年1月17日金曜日

真冬の帰り道(霧ヶ峰ドライブ)























何か聞いた事がある様なタイトルですね。

出かけた帰路、あまりに寒くて天気が良いので
回り道して霧ヶ峰を通って帰って来ました。

レンゲツツジやニッコウキスゲが咲く頃には高原は緑の絨毯となり
全国から観光客やドライブ好きの方達が集まって来て道路は
数珠つなぎになります。

流石に今日は日中でも-10度程ですからニホンジカ(日本鹿)にしか
会いませんでした。

急な事でカメラは無くて画像はガラ携での撮影です。
画面が荒いのはご勘弁。

1枚目が左に八ヶ岳連邦/中央に富士山/右に南アルプスが
写っているパノラマ写真ですが、つなぎがちょっと危ない感じ。

右の南アルプス中央には北岳も写っていますが、
これが富士山に続く日本で2番目に高い山です。

右の丘の向こう側は日本のグライダー発祥の聖地で、
夏は宮崎駿監督の「風立ちぬ」の世界が広がります。


2枚目の画像が粗くて分かるかな?
ニホンジカが親子で写っています。
道路から逸れていなくなり、近くの林を見ると見えるだけで15頭はいる群れでした。
ガラ携のカメラでは望遠不足、操作も分からずでチャンスを失いました。

霧ヶ峰には自然保護センターがあります。
昨年に寄って聞いた所では、霧ヶ峰でも日本中でもニホンジカが異常繁殖していて
食害で大問題が起きているそうです。

霧ヶ峰には多くのトレッキングコースが有りまして良く歩いていますが、
最近は所々に鉄柵や電気柵を設けていて環境保護や生態調査など行っています。

登山する方はカモシカを見られた方も多いと思いますが、
カモシカはテリトリーを作るので繁殖し過ぎると食糧不足で淘汰されるので
あまり大きな問題にはなりません。

ニホンジカは群れで餌のある所には何処へでも行くので食べ尽くす迄、
繁殖を続けるので大問題になります。
記録のある限りでは江戸時代には大規模な捕獲を行って頭数調整をしていたそうですから、
今に始まった問題では無い事を知って、安心したり不安になったりもしました。

そんな事で、私はこう見えてナチュラリストの端くれ、日本自然保護協会(NACS-J)の会員で
自然や環境には関心を持っています。
http://www.nacsj.or.jp/




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