森麻季(ソプラノ)&仲道郁代(ピアノ伴奏とソロ演奏) デユオ.リサイタル 聞いて来ました。
お二人のデユオ.リサイタルはこれが3回目です。
全て長野県内で聞けましたので、このお二人は精力的に全国を回っておられる事と想像します。
同じステージに立つのにまるで異なる雰囲気のお二方。
仲道郁代さんは控えめな可愛らしい人柄で、
森麻季さんは立ち居振る舞いが本場オペラの舞台に立つ方らしく華やかの二乗くらいの方、
でも丁寧でユーモラスで、正反対のお二人はきっと気が合うのでしょうね。
ピアノは外見らしくなくダイナミックです。
一曲一曲説明されて弾かれるので曲に入り易く、とても親切な進行です。
名曲が何故に名曲になったのか!楽譜に込められた秘密を少し知りました。
ソプラノは1200席の広さを完全に埋め尽くす様な声量で情感豊かに歌い上げます。
彼女のオペラを見たらさぞ素晴らしのだろうなと想像させます。
前にも書いた様に思いますが、NHKドラマの「坂の上の雲」は大好きな番組なのですが、
時代に翻弄されながらも活躍する人物や社会背景が、
彼女の歌い上げるメイン.テーマを聞いていますと、
まざまざと想い描かれて来るのは驚きです。
オペラは数度しか観ていませんが、
熱狂的なファンの気持ちが少し分かって来た様に思います。
特に室内楽を聞く事が多いのですが、
声楽も素晴らしいので良い機会を探していきたいと思います。
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