2016年5月6日金曜日

上社 御柱祭 里曳き終了

 
長野県諏訪地域に1200年も続く祭り「式年造営御柱大祭」。

私達の地区「本宮四の御柱」の里曳きが終了して、平成28年の御柱祭は終了しました。

山の中腹から大木を曳いて急坂を落とす木落し、川を渡す川越しが4/2~4の「山出し」。
里まで曳いて来た大木を諏訪大社境内に建てる里曳き5/3~5の「里曳き」。

合計6日間にわたるお祭りです。
かぞえで7年毎に開催するお祭り、地域総出の祭りですので毎年開催は不可能。
太平洋戦争の最中にも中断しなかった祭り。
単なる祭りを超える地域の暮らし、文化 、人とのつながり、あらゆるものが、
この祭りを通して今のこの地域を支えて来て、未来に引き継がれて行くのでしょう。



 

















 里曳きは山出しとは一変、平和なお祭りで開始します。
 




















 御柱祭のあらゆる行事は神事です。
諏訪大社上社から御柱お迎えのお船が出かけて行く所です。
 

















御柱街道には多くの見世物や出し物が揃ってまつり参加者を楽しませてくれます。
ハイ、危ない場面ばかりではありません。

















快晴、お天道様、若者、何処へゆくのか飛行機雲。




私がこの地域に越して来て20数年、御柱祭参加4度、祭りの実行委員に参加させていただき、
役をいただいての参加が3度目になります。
今回は写真撮影の経験から祭りを記録する係として参加しました。
おかげでまつり中心部の出入りが許されると言う信じられない役となりました。


御柱祭は見るだけの祭りでは有りません、地域総出の参加型の祭りです。
「上社」だけで8本ある御柱に各々数千人の氏子が綱を曳かなければ大木は動きません。
柱につながれた綱から先端まで200~300メートルもあります。
先の綱に居ると柱がまるで見えない、どんな動きをしているのか分からない程です。


今回は1日は雨と強風で体力を消耗しましたが、
後は気持ち良く晴れて快適でした。
祭り最後の挨拶では次の7年後まで「生きていろよ!」でした。

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