2009年11月15日日曜日

五嶋みどりリサイタル

スピーカーをチューニングする時の音色の中でバイオリンの音は五嶋みどりさんを参考にしています。
彼女のCDは全て収蔵して、日本公演の時には聞きに行って音色を耳に焼き付けています。
そんな五嶋みどりさんが昨晩、地元松本市でリサイタルを行いましたので聞きに行ってきました。


年の殆どを海外公演で費やし、 日本には恒例の年末年始以外は来れる年とそうでない年とがあり、
世界のみどりを聞くのは実は大変な事なのですから幸運でした。

NGO活動もしていて、その活動資金のプライベートなコンサートでは
間近で聞けるという夢の様な経験もしました。

彼女の演奏を聴いた人がよく言う言葉で、度肝を抜かれた、腰が抜けた、 圧倒されて言葉も無い!。
ちょっと何の事やらさっぱり分かりませんね。
私流にもうちょっと説明するとバレエで例えればプリマバレリーナの様に美しく華麗に舞うかと思えば、主役男性の様な圧倒的な力強さやアスリート的な運動能力も表現。シリアスな場面ではまるで真剣で斬り合いでもしているかの様な緊張感と体の動き。

曲や音色が綺麗で感動するという次元を超えてしまって、 曲の世界や物語が聞いていて見えて来るし想像できてしまう。 音楽ってこんな世界を感じる事が出来るのだと気づかせてくれるんだ と思わせるのです。

やっぱり訳の分からない説明になりましたが、聞く毎に強烈な感動やインパクトを
受け取っている事だけでも解っていただければ嬉しいです。
コンサートで良くある咳払いなどの観客雑音はみどりさんの場合、
殆ど途中から無くなります。引き込まれてしまうからだと思います。



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