2014年3月10日月曜日

オーディオ、デザイン、新作、ぼやき?

お馴染みのジャンルを超えた書き込みです。
確定申告でゴチャゴチャの頭の切り替えをしましょう。


ウッドウイルの顧客の大部分は一般の方ですが、
最近は試作だけでなく小ロットでの製造依頼も有ります。
プロの方に認めて下さるのですから有難く光栄な事です。


でも中にはこんな方も!
既存デザインを越えた斬新な物を発表したいと。
新しいアイデアを持ち込むのは大歓迎ですので相談に乗るのですが...
世の中に製品を送り出す訳ですから、
安全で簡単に故障せず、用途にあった機能と価格などは
アイデア以前の問題としてクリアーしなければならないはずなのですが...
そんな事を言うから既存スタイルから抜けられないのだと叱られます。
例: 木目が綺麗で響きも良さそうだから無垢の樹で作りたいと。
   収縮や反り対策の工夫が必要と話しますが、高コストなので不要と!
   相見積もり先は強引に固める対策をすると言っていますと。
   なる程!!そうして割れて歪んだ製品の修理依頼がこちらに来るんだ!


  米国では庭石にスピーカーが組み込まれていて外でも音楽を、
  壁に埋め込まれたスピーカーがリモコンで飛び出してくるシアター、
  自宅プールの中でにも音楽が!自由な発想で楽しんでいる様です。
  そのリモコンで動くスピーカーをメインユニットにしてスピーカーシステムを
  製作してくれと言われた事も。
  音響的な理屈も音質も無視です、リモコンで隠れたユニットが出て来れば良いのだと。


ウッドウイル開業目的の一つは「お客様に喜んでいただく」ですので、
上記の例などは遠慮させて貰います。
もう一度言うのですが「新しいアイデアを持ち込むのは大歓迎です」。
iphoneもAndroidも斬新ですが基本はクリアーしていますよね。
物作りの基本ですね、直接製造に関わらない方達も知らねばならない事です。
日本の物作り、頑張って!
  




ウッドウイルも4月で開業15年目に入ります。
適当な時期に改めて紹介させていただきますが、
今迄に数多く製作発表して来たエンクロージャー構造などは
従来型から更に高機能なタイプへと移行させたいと考えています。
アイデアは当初から有りましたが、それを実現させる技術と経験不足から
実施を躊躇っていました。


例えば、ラウンド型でも背面は平面だったり、
無垢材型でも接着剤を多く使っていたりなどの製造上の問題をクリアーする。
スピーカーエンクロージャの構造を新しく考え直してみるなどです。
これらは勿論、音を良くしたいの一点に集中する為ですが、
技術的にはどれも高度な技が必要になります。
活動15年目、私も60才、残りの時間を高性能な作品製作に注ぎたいと考えます。




もうかなり前からウッドウイルでは「プロ.アマ。養成講座」を募集しています。
何人かのアマ/プロ/セミプロの方達が挑戦されました。
簡易な木工教室ではありませんので、自身の自信を打ち破られた人。
スピーカー製作到達の前に木工製作で躓いた人。
春から新たに挑戦される方が来られます。
当方は手薬練引いてお待ちしています。
成就を心から願っています。


















  

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