2015年5月28日木曜日

Jazz Machine に超弩級SONYスタジオ用プロユニットを接続して見たら
















Jazz Machineの前にSONYのコンプレッションドライバーを置きました。


















Jazz MachineのJBL2450コンプレッションドライバーとJBL2405ツイーター


















SONY SUP-T11+ホーン 2450より二回りは大きくて重い!


















SONY SUP-L11 38cmウーファー 重い!!
今回はウーファーは鳴らしていません。
エンクロージャー完成まで我慢。


お客様よりお預かりしているSONY SUP-T11+ホーンを
許可を得てJazz Machineで鳴らしてみる事にしました。

Jazz MachineはJBL2450コンプレッションドライバーなど
JBLのプロ用(主にPA用途)の最高峰のユニットを搭載したシステム。

SONY SUP-T11+SUP-L11はスタジオモニター用の最高峰を目指して
製作されたユニットです。
残念ながら製造中止となり、一部のマニアからは入手困難な垂涎の的となっています。

同じ様なユニットではTADが有りますが、性能では遙かに凌ぐらしいのですが、
贅沢な作りでコストが嵩み、ビジネス的に継続が難しくて...と聞いた事があります。

そのSONYのユニットを限られた時間ではあっても聞ける事、
そのエンクロージャーを製作させていただける事、
ありがたい事です、感謝せねば。
それから「MGES」も搭載させていただきます。


聞いた感想は?

初めから言い訳をと考える有様です。
Jazz Machineは憧れだったJBLのプロ用ユニットを使って
平面バッフルで、マルチアンプ方式で駆動する。

中低域から高域までをJBL2450コンプレッションドライバーに任せる。
実際には500Hz~10KHz迄を任せています。
その2450に負けない様な中低域を30cmで200Hz~500Hz。
 200Hz以下を38cmダブルで。

最低域は46cmバスレフのサブウーファー2台で50Hzから下を受け持たせます。
最高域は2405で10KHz~上を任せます。

以上の5Wayを合計1.5KWのパワーアンプで駆動しています。
2450用のウッドホーンは設計出来ていますが未着手。
HPの新メニュー「新しい作品」に詳細有ります。
 http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/New-Product-Main.html


同じく中低域のフロントホーンも未着手。
こんな未完成な状態での SONY SUP-T11+ホーンの登場。

癖が無いです。
優しいです。
奥行きがあります。
自然な音です。
細部を表現するも刺々しさは皆無です。
全ジャンルの音を平然と鳴らします。
中低域の平面バッフルのチューニングの荒さをさらけ出してくれます(涙!)。
可聴帯域の500Hz~10KHzと言うポジションの重要性を再認識させてくれます。

唯一、JBL2450コンプレッションドライバーが勝るのは
荒々しいアタック 音と広がりでしょうか!
開店当時から夜な夜な通った六本木ピットイン。
最前列のテーブル席で聞いた音の再現。
それが 「Jazz Machine」 なのでした。



1 件のコメント:

  1. Hello. I own Sony SUP-L11 and SUP-T11. But i don't know how to build crosover (cutoff points, crossover parts nominals). Can you help me? ermukhamedov@gmail.com

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