2013年2月3日日曜日

ブログを引っ越します

現在利用しているTypePadと言うこのブログが近々、


日本語のサポートを打ち切るそうです。


有料サービスなので広告が無くてスッキリしているので利用していましたが、


使えないのでは仕方がありませんので他のブログへ引っ越しを行います。


 


中断無しに引っ越しする様に準備しますが、


2月中頃に一時的に利用できない事が有るかも知れません。


その時にはホームページにその旨をお知らせ致しますのでご覧下さい。


 


さて、引っ越し(移行)はどうやって行うの??


今迄書いた記事はどうなるんでしょう??


パソコンやネット関連、これらの煩わしさにまた取り憑かれそうで怖い!


凝りもせずにAdobe IllustratorやFacebookの勉強もしていたりします。


やれやれです。


 


 



2013年2月1日金曜日

エンクロージャーの響き その2

さてこの掲題の続きです。

ウッドウイルで製作した今迄の作品で質、規模共に最高峰に位置するのは
「JBL1500AL用エンクロージャーとウッドホーン」です。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/JBL-Isashi-main.html

38cm用エンクロージャーをラウンド構造で、しかもハードメープル無垢材100%、
中域のウッドホーンは市販品を凌駕するサイズと仕様で同じ無垢材。
正に超弩級のスピーカーシステムです。

なぜこのスピーカーの製作を依頼されたか!
依頼者の田中伊佐資氏は最近のオーディオ誌を見れば
恐らくは半数程の各誌で記事を寄稿しています。
特にジャズ関連のソフトについては造形が深いので記事も多い様です。

この作品を納める前までは高品質で大規模なエンクロージャーも
製作している国内唯一と言われるメーカーの品にJBL1500ALを
納めていましたが、そのエンクロージャーの

* 共振して音が汚れる音には我慢出来ない * と叫んだとか!

叫ばなかったにしても裏板を外した強制背面開放型にして、
最低域の減衰を我慢しても中低域を活かしたいとの苦肉の策で使用していました。
そうすれば幾らかは不要共振が減ります。
受注してから氏のリスニングルームを拝見しに行きましたが、
なる程、背面開放型にした理由が良く分かりました。

ジャズであっても女性ボーカルの優しい甘い声に、
クラリネットの木の温もり、
ウッドベースの弓の響きなどはソフトで感じ入りますが、
そこはやはり、ドラムの皮の張り具合が見える様な解像度に
体が震える様なベース、つんざく様なペットやサックスの音色は
柔な焦点の定まらない様な音からは望むべくも無いのです。

そうなんです、前回お話しした「項目5.不要振動」の影響は
システムに計り知れない程の音質の劣化を来します。
どんなに良いハイレゾ音源でも名器のアンプを使っても、
又はスピーカーユニットをグレードアップする様な試行錯誤しても
改善する事は出来ないのです。

JBLのハイエンド機、ヒマラヤの名を冠した数機種が有りますが、
冒頭の作品の音に比べれば大出力時に音が暴れ出すのが分かってしまいます。
私の尊敬するメーカーが優れた物を作れない筈がありません!
要はコストです、資材費に製造コスト、メーカーの辛い所です。

何度も書いて来たJBLランサーL101、
最近、また中身を見てみますと、残念ながらこのコストの影響からは
逃れられないとまたもや考えさせられます。
あの若き頃に心を鷲掴みにされたスピーカーでもこうであったかと。
あの感動を得る為にいつかはウッドウイル版のL-101を作ろう。

開業以来多くの既存や当方製作のスピーカーの音を聴いて来ましたので、
「項目5.不要振動」を考えると良質の材料を使う事を優先します。
既にノイズが多く解像度の劣るMDFは余程強くお客様に言われない限りは
使う気にはならなくなってしまいました。

そんな事をベースに仕事に取り組んでいる中での疑問です。

MDF(柔らかく内部損失大)や
パーチクルボード類(木材的な堅さでは無く樹脂に近い特性)、
ラワン/シナ合板などの表面材以外は内部心材に使われている材質不明、
これらの良質では無いとウッドウイルが考える材料であっても
エンクロージャーを響かせて音を良くしている、
この様な事を良く聞きます。

バーチ/アピトン合板などの良質な合板使って、
更には集成材や100%無垢材などの最良の材質を使って
響きを効かせて音を良くしている。

これらの材料の品質の差がありながら、官能的評価ではどちらも
エンクロージャーを響かせて音を良くしていると言います。

恐らくは、いや絶対にそこには明らかな音の差、音色の差、
響きの差が存在していると思えるのにです!

その様に考えているのですが、そこは官能的評価の辛さです。
製作担当者、又は設計者やチューニングを行う者の感性的表現に委ねているのです。

その点から考えますと「物理的検証」が真に音質の良い
スピーカー、エンクロージャー製作に有効に働くのではと考えます。

a.エンクロージャーの不要振動の無い音
b.不要振動成分だけの音(これが要)
c.aとbを合わせた音(現実のスピーカー)
d.更にはbを自在にコントロールした音

こんな事を実現できればと考えています。
この書き込みはしばらく続くかも知れません。
今は考え方などを徒然に述べているので文章中心ですが、
後半は出来れば何かの具体例を示す事ができればとも考えています。

皆様の中でスピーカーシステムの不要振動に悩んでいる方が居られましたら
ご一報下さい、実例として取り組めたら興味深いと思います。






2013年1月31日木曜日

エンクロージャーの響き その1

年初にこのブログで以下の事を書きました。

「スピーカーシステムを楽器の様に響かせる(ウッドウイルはこう考えています)。
 響くとは何?、響きの有無で何が変わる!
 これを誰でも分かる形で検証します」

これについて少し考えて見たいと思います。
エンクロージャーの設計と製作では下記の様な要素を検討します。

1.方式の決定 例:密閉、バスレフ、その他各種
2.内容積と寸法
3.使用材料
4.吸音処理
5.不要振動対策
6.バスレフポート等のチューニング
7.その他

これらの要素の内、項目3~5は物理的な検証は行われていません。
(大企業では項目5を検証している所も有る?)
もっぱら物理的評価では無く、官能的評価に頼っています。
いわゆる感性とか経験といった類です。
それ以外の項目は個人工房の設備でも検証が可能です。

では大企業では項目5を検証しているのか?
振動に対しては自動車や機械装置などでは致命的な性能に関わるので
検証は行われているでしょう。
スピーカーシステム、特にエンクロージャーに関しては
果たして大企業でも検証しているのでしょうか?

ウッドウイルで製作を手がけた大手音響メーカーや各種研究所の担当者に
聞いているのですが、その様な話は聞こえて来ません。
内部情報は出さないのかも知れませんね。
でも官能評価の手法は確立されている様で
その様子を垣間見る事は出来ています。

物理的評価が優れていて官能的評価が劣る!
その様には考えていませんし、そうでなければ感性に訴える
音楽再生の装置は作り上げる事など出来ないと思っています。

例えば、
.私のJAZZ Machine は5Wayですが、ユニットの物理データーを入力せずに
 聴感だけでセッティングしてまとめ上げたデーターを確認しますと
 殆ど間違い無い値でセッティングされている事を経験します。
.お客様のスピーカーのチューニングやネットワークなども
 始めに試聴を頼りに調整して行きます。
 最後にデーターを取りますと問題無くセッティングされている事が殆どです。
.物理データーを重視したチューニングで良い音になるとは保証できませんが、
 良い音になった時には物理データーも良い物理特性を示しています。

結局、何を話したいかと言いますと。
項目5.の不要振動対策に関して物理的検証が出来る様にする。
その検証を基に更に積極的に振動を利用してより良い音作りへと
つなげたいと考えているのです。

新しく製作するスピーカーにも、既存のスピーカーの検証や
改良にも威力を発揮してくれるツールとなれば幸いなのですが。






2013年1月21日月曜日

雪上ドライブとヴァイオリン.リサイタル


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先日の大雪と寒さも加わって何処にも出かけないので気が滅入る。


今日も寒いが天気がやたらに良いので厳冬の霧ヶ峰までのドライブと洒落こむ。


昨年春に替えたボルボ850からV70AWDの雪上性能も未だ試していないので良い機会。


スキーをしに数年ぶりに二度出かけた時は何故か二度とも暴風雪で850は、急坂急カーブでのホワイトアウトでの急停止から発進する事が出来ずに渋滞の原因を作ってしまった。なので次回は絶対に四駆にするぞと決めていました。


今日は好天で急坂も無かったが、圧雪もアイスバーンも林道の轍(ワダチ)もまるで夏路を走る様で運転中のストレスは殆ど無し、悪条件でも車がカバーしてくれるので、またまた運転が下手になりそうで、その方が怖い。


途中の車山肩で車から降りて見晴台へ、写真はそこから写しました。きらきら光る雪、車山山頂レーダーと蓼科山、八島湿原と遠くに北アルプスなどが見えます。


スノーシューを履いた数グループや大型三脚に取り付けた一眼レフが目立つ写真家グループなどの重装備している人達の中を、こちらはジャンパーと長靴でヒョコヒョコと歩き回って景色を堪能します。


有る登山者に「ノーマルで来たんですか?」ふーん!装備を持たない素人と見たのかな?、そこで、いやその先の駐車場から来たんですと。えっ!と登山者!そんな訳は無いと言いながら周りを確認すると、尾根を一本間違って歩いていたと言っていました。どちらが素人か分からなかったですね。


好天だが空が少し白いので、先日の北京のスモッグが流れて来ているのではと心配になる。


 


早めに帰って、午後からの地元ヴァイオリンリサイタルに間に合わせます。


天満敦子さんの二度目のリサイタル。前から二番目の席で容姿は見ない様に目を閉じて、素晴らしいストラディヴァリの音色を堪能します。


天衣無縫と言うか自由奔放と言うか、メロディーを外さなければ弓が隣の弦に触れてもかまい無しと言う演奏スタイルには驚きと共感と嫌悪が混ざった不思議な気持ちになります。


今は桐朋学園の教授ですからあくまでも演奏表現であって、実力はずば抜けた物を持っているのは間違いないのです。


最近始めた「日本の歌シリーズ」は優しく丁寧で心に染みて来てうっとり、「赤とんぼ」に「月の沙漠」は良かった、あのバッハのシャコンヌのナイアガラの瀑布の様な演奏とは別人の様です。


使用楽器のストラディヴァリウスとは共演して25年の銀婚式でダンナと呼んでいました。1760年生まれで未だ200年は使えるそうで、楽器との出会いや今迄の幸運に感謝する気持ちで一杯と素朴に語る姿に聴衆も素直にうなずいている様子でした。


来年1月の公演も決まっているそうで、きっとまた聞きに行くのではと思います。


 


 



2013年1月19日土曜日

レーザーターンテーブル

ウッドウイルのお客様でレーザーターンテーブルを開発、販売している方がいて、その方から情報をいただいての書き込みです。


レーザーターンテーブルは少し前から製品化されており、従来の針で溝をなぞり、機械振動を電気信号に変えるカートリッジとは構造がまるで違います。


レコード盤にレーザー光線を照射して、その反射して来た情報により信号を取り出す物です。一見CDプレーヤーみたいですが、CDの信号はディスク溝にデジタル情報として記録しているに比べ、レーザーターンテーブルの情報処理は全てアナログです。


最新のレーザーターンテーブルは大きく進化して大幅に高音質化したそうです。直接聞く機会は未だ先ですが、このレーザーターンテーブルで拾ったLPレコードの音データをいただいて聞いての感想は。


これがLPの音?、今迄聞いたLPの音の中では最高峰でした。


音データーを聞いての試聴でしたので幾分劣化しているので、直接聞けば更に良いと言う事だそうですが、この音だけでも凄い!


良く録音された明瞭度の高いCDと遜色無いのに、音が柔らかくて臨場感も自然なのです。


これは出かけて聞くしか無いか!と言う気持ちになりました。


LPの音は柔らかく、CDの様に情報制限していないので思いの外に情報量が多くて臨場感も有るので音楽を聴くにはCDより勝ると思います。


但しLPでは操作性、保存性は劣る、レコード盤も針も摩耗して耐久性に乏しい、ノイズが多い等の欠点もあります。


良く整備、調整されたシステムで聞くと気にならないレベルの音も有りますが、やはりレコードを回していると感じる事は間違い有りません。


最近では新譜をCDやダウンロードサイトに用意する以外にLP化される事も増えて来ています。そうするとSACDの様に情報量が多く、最新の録音技術でLPを聞く事が出来、更にレーザーターンテーブルで聞くと上記の欠点も克服出来ると言う事になります。


比較は違うかも知れませんが、昨年秋のイベントでの生録!、簡単な機器で難しいセッティングも無しでも生々しい鮮度の高い音が採れると、やはり再生音は音源が悪ければ始まらない!と実感します。


アナログプレーヤーをちょこちょこ改造している場合では無いかも知れませんね(笑い)。


直接聞ける時が楽しみです。


下記はレーザーターンテーブルとLPの情報。


http://www.e-analog.net/


http://www.old-and-new-shop.com/


 



2013年1月15日火曜日

雪掻きと訪問者


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暖かった昨日の「自然が成す形」も雪に埋もれてしまいました。


寒さでは長野県でも指折りですが、降雪量はそんなでもありませんが、


今日の全国的な広範囲の降雪からは逃れられませんでした。


 


1回目は湿った雪で大変に重く、鉋がけ以上に腕がぱんぱん!。


2回目は寒いのですが運動量が半端では無くて汗だくになります。


どちらも雪と汗で衣類はずぶ濡れ状態で、


これを日に二度繰り返すのはしんどいですね。


 


写真は雪掻きを終えた後の塗装小屋の様子です。


まるで雪国みたいです。


実はそうなんですが、この景色は嫌いではありません。


フィンランド産のログ小屋は雪景色がお似合いです。


開業前の準備期間中は木工の練習室で開業後は


埃を嫌う塗装の為の独立した塗装小屋となりました。


 


この大雪の中を就活中の学生さんが訪れて来ました。


当工房は募集はしていないので??でしたが、


音響関連を専攻した工学を専攻する国立大の院生です。


生の物作りの現場と業界の話等を聞きたかった様です。


これから社会に出て行く若者の声を聞く事は新鮮で楽しい時間でした。


 


趣味性の強い作品を作る現場はややもすると


楽しい現場に見えて来られたかも知れませんが、


ビジネスとしてのリアルな話を聞いてどう感じたか?


少しでも役に立つ話が出来たのならと思いつつ


未だ降り続ける雪の中を見送りました。


 



2013年1月14日月曜日

自然が成す形


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連日の真冬日


連日の最低気温がマイナス10~15度


寒くて外に出ない


今日は久々の日中でプラス温度だった。


それで散歩に出かけた


稲刈りを終えて冬ごもりをしている田圃


まめに稲刈り後に田打ち(たうち)している田圃には


凸凹があるので暖かい空気を貯めるらしい


その部分が融けて土が出ている


不思議な幾何学模様


自然が成すデザインと言えるのだろうか


この田圃にはこの春も良い稲が育つ事でしょう。