2013年1月21日月曜日

雪上ドライブとヴァイオリン.リサイタル


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先日の大雪と寒さも加わって何処にも出かけないので気が滅入る。


今日も寒いが天気がやたらに良いので厳冬の霧ヶ峰までのドライブと洒落こむ。


昨年春に替えたボルボ850からV70AWDの雪上性能も未だ試していないので良い機会。


スキーをしに数年ぶりに二度出かけた時は何故か二度とも暴風雪で850は、急坂急カーブでのホワイトアウトでの急停止から発進する事が出来ずに渋滞の原因を作ってしまった。なので次回は絶対に四駆にするぞと決めていました。


今日は好天で急坂も無かったが、圧雪もアイスバーンも林道の轍(ワダチ)もまるで夏路を走る様で運転中のストレスは殆ど無し、悪条件でも車がカバーしてくれるので、またまた運転が下手になりそうで、その方が怖い。


途中の車山肩で車から降りて見晴台へ、写真はそこから写しました。きらきら光る雪、車山山頂レーダーと蓼科山、八島湿原と遠くに北アルプスなどが見えます。


スノーシューを履いた数グループや大型三脚に取り付けた一眼レフが目立つ写真家グループなどの重装備している人達の中を、こちらはジャンパーと長靴でヒョコヒョコと歩き回って景色を堪能します。


有る登山者に「ノーマルで来たんですか?」ふーん!装備を持たない素人と見たのかな?、そこで、いやその先の駐車場から来たんですと。えっ!と登山者!そんな訳は無いと言いながら周りを確認すると、尾根を一本間違って歩いていたと言っていました。どちらが素人か分からなかったですね。


好天だが空が少し白いので、先日の北京のスモッグが流れて来ているのではと心配になる。


 


早めに帰って、午後からの地元ヴァイオリンリサイタルに間に合わせます。


天満敦子さんの二度目のリサイタル。前から二番目の席で容姿は見ない様に目を閉じて、素晴らしいストラディヴァリの音色を堪能します。


天衣無縫と言うか自由奔放と言うか、メロディーを外さなければ弓が隣の弦に触れてもかまい無しと言う演奏スタイルには驚きと共感と嫌悪が混ざった不思議な気持ちになります。


今は桐朋学園の教授ですからあくまでも演奏表現であって、実力はずば抜けた物を持っているのは間違いないのです。


最近始めた「日本の歌シリーズ」は優しく丁寧で心に染みて来てうっとり、「赤とんぼ」に「月の沙漠」は良かった、あのバッハのシャコンヌのナイアガラの瀑布の様な演奏とは別人の様です。


使用楽器のストラディヴァリウスとは共演して25年の銀婚式でダンナと呼んでいました。1760年生まれで未だ200年は使えるそうで、楽器との出会いや今迄の幸運に感謝する気持ちで一杯と素朴に語る姿に聴衆も素直にうなずいている様子でした。


来年1月の公演も決まっているそうで、きっとまた聞きに行くのではと思います。


 


 



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