2011年10月18日火曜日

地元の地震活動状況

信州大学の地震学者と放送大学の地震学者が地元で公開講演会を開催した。
時節柄気になる議題なので大学教授の話を聞いて来た。

小松左京の日本沈没で有名になった糸魚川-静岡構造線活断層が私の街に
沿って日本海と太平洋を横断しています。

この地に引っ越して土地を購入した約20年前、過去に重大な自然災害の記録は有るかと?(市が分譲した土地です)。
その様な災害は記録に無いと言ったので安心しました....が!

最後に起きたこの地域での地震災害(M8クラス)は1200年前との講演会での説明。

1200年何も無かったから市政発足1200年は経っていないから災害の記録は無いと言う
市の担当者の話は本当の事だろう。


過去には約1000年毎にM8クラスの災害が起きているから、
計算上は30年以内に14%の確率でM8の地震が起きても不思議ではないと。
M8とは震度6強~震度7であるから恐らく無事では済まないだろう。

震度6強。震度7では周り全部が液状化、古い家は全壊、ライフラインは全てストップ。

地元での講演なので地図にそれらの被害状況予測が盛られた資料が有るのが生々しい。

ただ事では済まされない事が分かります。
私は自営で家にいる事と家族も歩いて帰れる距離である事が救いである。

この構造線(活断層)が動くのは太平洋プレートとフィリピン海プレートが
太平洋側から大陸側へ押しているストレスが原動力らしい。
今回の東北震災の例の様にいくつかの活断層が同時に動いて巨大地震を
形成した様に東海地震/東南海地震/南海地震の3箇所が連動して
起きる可能性を今は排除できないのだそうだ。

30年以内に14%/50年以内に23%/100年以内に41%の確率。
50年以上の心配をする必要は無いから14%が問題だ。
何かしなければと思いついたのが講演会の帰りにホームセンターに寄って

食器棚の扉が開かないストッパーを 買って帰りました。

情けないがこれくらいしか考えられない。

寝室には家具を置かず、ヘルメットと一日分の食料、衣料をザックに収めています。

後は2,3週間分の水/食料/燃料/暖房(切れると死にます)/ トイレ/情報機器を

常備する様に家族と緊張感を持って話し合う事が出来た。
意味ある貴重な日となりました。

ここで大問題!

自宅は地震に耐えるだろうが、工房は大丈夫だろうか?

自分で設計してプレカットしてもらいセルフビルドしたものである。

壁やら天井には木材に工具に山積み!

工房にいる時に大地震に見舞われたらと思うと...

人間一人分の安全なシェルター地帯を確保せねば!。


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