2012年10月20日土曜日

長野技能五輪

技能五輪全国大会(青年技能者技能競技大会)が10/23から長野県で開催されます。


日本が技術立国であるのは自然科学の学問的な先進性と製造現場での技能の両輪で


高度な技術を有するからに他ありません。


 


その技能の技術レベルの向上と維持を若者(22歳以下)に競わせるのがこの大会の趣旨です。詳細は下記で。


http://www.waza-can.com/nagano-skills/outline/index.php


 


私は物心ついた時から物作りに熱中していました。


それが昂じて電子工学の道に進んでメーカー勤務等で設計開発などを行って来ました。


製品作りには試作が必要で、そんな場では子供の頃からの経験が多いに役立ちました。


初めてのメーカー勤務の時には設計は分からないにしても試作や一品物の製造には即戦力として加えていただきました。


そんな事から物作りの重要性は身に染みています。


ウッドウイル独立前のメーカー勤務の時には、物作りの経験が無い若者が多くて、


経験から覚えた体使いですから教えるのに苦労した物です。


 


ウッドウイル開業前の準備期間には趣味で身についた経験では無く、


プロとして役立つ様にと丸1年間木工を勉強する為に「技術専門校」に入学して勉強しました。


その時の先生の一人が技能五輪に出場する選手を何人も育てた方でした。


昔ながらのたたき上げの教え方に大いに戸惑いました。口癖はA級になるつもりは有るか!、


無い奴は何処かへ消えろ...こんな現代の学校にあるまじきスタイルだったからです。


それでも、その妥協の無い教え方が有ったからこそ今の私が有ると思っています。


そんな事も有り、技能五輪には関心が有ります。


 


工学理論を勉強してそれを役立てる様に実践するのも大変なのですが、


技能を習得するのもそれはそれは大変なのです。


参加者はその業界の国内トップを(上位の者は世界大会へと参加出来る)目指す訳です。


その先生との関連からその教え子(技術専門校の先輩でも有ります)達と出会い、


一流技能者の考え方や技能、仕事に向ける姿勢などを知る事が出来ましたので


とても関心が有ります。


 


この大会には見学に行くつもりでいます。


きっと新たな感動を得るものと期待しますので、後ほど報告をしたいと思います。


 


 



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