2012年10月22日月曜日

オーディオ.ホームシアター展


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先日のこのブログにも紹介しましたが、今日は秋葉原のオーディオ.ホームシアター展に行って来ました。


目的は生録会(ライブレコーディング体験会)とウッドウイルがお手伝いしたメーカーの発表会の様子を見てくる事でした。


生録、今日本語変換すると一発で出来ませんでした、それ程一般的では無い趣味になっているのでしょう。私も数十年ぶりですからいかしかたないですね。


会場受付ではウッドウイルのお客さんに声をかけられました、先日のブログを見て直ぐに予約をして来たそうです。その方は以前にブラスバンドに入っていたというので生録もそうですが、演奏に大変満足したと仰っていました。


とにかくブラスバンド(木管も含む)で総勢44名で、今回のイベントの為に苦労して編成したバンドだそうです。オーケストラでは低音楽器のステージから地鳴りの様な空気を振動させる様な響きがありますが、44名編成ではテナー、バス、コントラバスの各チューバが勢揃い、加えてテナーやアルトサックスも並んでいますのでその低音の迫力に浸かってしまいました。


フルオーケストラの重畳たるハーモーニーの響きの良さと同様な音に加えて躍動感などが加わるのですから素晴らしい演奏す。20代の頃は原信夫とシャープアンドフラッツを良く聞きに行き、自宅38cm平面バッフルにコンプレッションドライバーの2Way(ウッドウイルのJazz Machinの前身)でネットワークのコイルから煙が出る程に聴いていましたし、ベニーグットマンなども来日すると聞きに行ったものです。それでも彼らの編成は20人止まりですから、44名の編成は弩級と言えます。


録音は携帯出来る小型のPCMレコーダー(貸してくれる)に小型の三脚を付けてホール内の各自の机に於いて行います。貸し出し機で有る事情などで1時間の演奏を2GBのメモリーで持ち帰る事から録音フォーマットは16bit/44.1KHzのCD品質で行いました。


帰ってから取り敢えずはパソコンのスピーカーで聴きましたが、ライブ感は最高(自身が聴いたのですから当たり前)、残響音が生々しくてリアル、曲毎に録音on/offを繰り返したので曲毎にファイルが出来上がり、選曲が楽です。試聴室機材で聴くのが楽しみです。


機材を持ち込みも出来る為に、マニアは自慢のマイクなどでセットし、フォーマットも大容量メモリーを使えば、24bit/96KHzの高品質で録音する事も出来た筈です。私などは素人丸出しで、モニター用のヘッドフォンも持たないで行きましたから、録音状態の確認も出来ません。そう言えば携帯で音楽を聴く時のカナル型のイヤフォンを何時も持ち歩いている事を思い出して耳に入れてましたが、オープン型ではないので今度は演奏が聞こえない、モニターは直ぐに止めて機械を信じ、後は演奏をしっかり楽しみました。


レコーディングの講師にはオーディオ評論家でもある石田善之氏が担当。生録の3箇条とは1.機材選択/2.録音フォーマット/3.マイクのセッティング だそうです。注意事項は録音レベル調整でオーバーレベルは禁物/リミッターを効果的に使うべし等のアドバイスをいただきました。


なんて事は無い、借りた機材でマイクは机の上しか無く、録音レベルはオート。後は録音ボタンを押すタイミングだけが求められると言う簡単な体験会でした。でもこんな素晴らしいバンドの音楽を楽しめて自分で録音してデーターを持ち帰れると言うのは最高に贅沢な機会でした。


 


さて後の目的はと言いますと。


お手伝いした新製品は時期を見てお話しさせていただきますのでお楽しみに。


それ以外では実はたいした眼を引く物は無かった様に思います。小型のDACやデジタル式パワーアンプにヘッドフォンが目立ち、携帯音楽プレーヤーを自宅で聴く小型オーディオシステムが眼に付いた程度ですので、殆どが素通りです。ウッドウイルのブログやHPを訪れて下さる方達には少し消化不良気味になるかも知れませんので、インターナショナルショーなどの真に良質の音を聞く、聴ける様なイベントが合うかも知れません。


 


個人的に今はアナログプレーヤーを改造していまして、その一つにケーブルの交換が有ります。フォノケーブルやヘッドシェル用の専用線は市販されていますが、気になるのがトーンアームに内蔵されているケーブルです。ジャンクアームを何本も入手して分解方法などを確認しました。なぜならお宝のグレースのアームを壊したくないからです。


出品企業の中に「オヤイデ電気」が有ったので聞いてみました。トーンアームの中に使う音の良いケーブルは有りますか??流石にプロショップです!有りますと数種類を即座に答えてくれました。最近はアナログファンが増えて来て、問合せが増えていますとの事。今日はイベントも有るので日曜もガード下の店が開いていて更に10%offと言うので紹介状を書いてもらってお店で3種類購入して来ました。


ヘッドシェル用ケーブル専門の方を知っていますが、シェルのケーブルやフォノケーブルを替えたって、要のアームの中のケーブルが悪ければ駄目でしょうと質問しましたが、アームの中は怖くて手が出せないと言っていました、自己責任でやってみましょう。水道ホースで庭の芝に水撒き、蛇口栓とシャワー口に水通りの良い物を使っても途中のホースが細ければ水が勢い良く出る訳がありません、そう思っているのです。


出来上がったら紹介させていただきます。


 


そんな事で今年秋のオーディイベント体験でした。早朝家を出る時は5度、都内の昼は25度。どちらも気持ちの良い秋晴れの良い日でした。


 


 



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