2014年7月21日月曜日

ぼやきとお客さんと音楽とそして試作

納品をお待ちいただいているお客様が友人と共に工房を訪れてくれました。
製作途中の作品を見ていただき、ウイングを聞いて試作機の比較試聴と
JAZZ Machine のフルパーサウンドをと楽しんでいただきました(多分?)。
ゆっくりとした時間の中でそっと話してくれました、何故ウッドウイルに注文したかを。
自分には無い生演奏を多く体験していてる事に対しての評価と多くの製作実績と
注文製作の三つの要素を備えていたからだと。


友人に言われた事が有ります。コンサートばかり行っていて、真面目に仕事をしなさい!
ブログだけ読んでいたらそんな風に感じたとか、直接話す機会が有り、生音を確認し続ける事の
重要さを話して納得して貰いましたが、こんな形でお客様から直接話を伺ってみて、
改めて理解されている事への嬉しさを感じました。
なにせブログへのコメントは皆無で皆さんがどの様に感じられているか未知数なのです(汗!)。




それに気を良くして音楽の事を少し。
生演奏では無いのですが、TBSTVの2013/クリスマスの約束(小田和正)を半年後にやっと
録画を観ました。観客は一般からの無料募集で、2013に初めて応募してみました。
千人少しの観客に対して30倍だったか60倍の応募で受かる筈は有りませんよね。
3万人~6万人の人が応募しているです。


毎回ゲストが素晴らしい!今回の目玉は吉田拓郎でした。
1年ぶりのステージと紹介すると回復した事への優しい拍手で皆さん良く知っていて優しい。
サプライズでは東北大学長から震災後の学内に元気が今一つ足りない、
卒業生である小田和正に学内で歌い続ける事の出来る学友歌の作曲依頼が有り、
1年後に願いに応えて訪ねた学内で混声合唱団を指導してイベントで発表、
学園祭では小田和正/学長/合唱団/一般学生らと共に熱唱します。
クリスマスの約束のステージににも合唱団が呼ばれて歌います。
心の高まりと研鑽で格段に上手なった歌声には心に染みました。


吉田拓郎とは40年のキャリアで初めての共演だったそうです。
噂には聞いていたが小田和正の番組に対する徹底したリハーサルは驚くばかりだった。
病み上がりの俺は死ぬかと思ったと笑って毒づいていました。
国内では下手なコーラス(アカペラ)グループが有り、信じられない気持ちでいましたが、
小田和正監修の元での別グループ同士、ソロシンガーらがコーラスを完璧に歌い上げるのを
聞くとその凄さと感動でちょっと安心するのです、日本のミュージシャンのレベルを。




エンクロージャー改造計画(by HS-500)の試作が週末に70%程完成して音出しが出来ました。
前述のお客様に初めて聞いていただきましたが、オーディオにそれ程の関心が無い方にも
明らかな音の差に驚かれていた様です。ユニットもネットワークもエンクロージャーも同じで、
特殊機構を追加しただけ、電気信号に関連する事にはノータッチなのですから。


狙った以上の効果を確認出来てほっと一息付けました。
しかしこの1年近く続けて来た課題の結果をどうやってまとめて発表するか??で
悩みは続きます。そのまま書き連らねれば、恐らくは飽きられて読むのを放棄する事でしょう。
研究課題の表現方法に付いての悩みです。


一途に考えても駄目なんですね、常に頭の隅に置いているとイメージが固まって来て、
有る時にそれをまとめ上げる。もう少し時間がかかりそうですが、
画像イメージだけは早く掲載しましょうか、
新規製作に搭載は勿論ですが、既存製品にも取り付け可能でもあるので、
その説明もしなければ...

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