2014年11月4日火曜日

ヴァイオリニスト 五嶋みどり NHK仕事の流儀に出演

ヴァイオリニスト 五嶋みどり  NHK総合 仕事の流儀に出演。



五嶋みどり、世界最高峰のヴァイオリニスト。
楽器を始めてから今迄の活動内容などを紹介していました。
でも初めて彼女をこのTV番組で見た方は少し驚くかも。


美貌の方が恵まれている様な麗しき女性がしなやかに美しく
奏でる音楽とはほど遠い姿です。


私も何度も書いていますが、彼女はアスリートであり、求道者であり、
ストイックに音楽に向かい合っています。


彼女にとlって美しく着飾るなど言う事は自分自身から排除しています。
内面の自分を出す、音楽をどう表現するかに全てを捧げています。
番組ではこの春に行われた下記の演奏を紹介しながら進行しています。
勿論私も聞いたコンサートです。
その時の様子もブログに書いています。
http://woodwill.blogspot.jp/2014/03/blog-post_7474.html
 2014年3月22日土曜日 ジャンル:音楽
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 五嶋みどり
 演奏:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団/指揮:リッカルド・シャイー。
     ヴァイオリン:五嶋みどり
  曲目:メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64。
    ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調op.47/他


この秋に行われた特別プログラムでは
障害者による演奏会を企画、
プロがサポートしてクラッシックの殿堂サントリーホールで演奏を行う。
これだけ見ていますと違和感を感じますが、


彼女は今迄にNPOでクラッシックを聞く機会など無いアジアの国々での演奏会、
日本本国内各地の中学高校を回っての音楽指導。
米国での小学校の予算削減による音楽教育を補う為の活動。
米国での音楽教育者として教授職を通しての後進指導。
等々数え上げれば切りがありません。


その活動の中の一つが障害者による演奏会サポート。
それらを認められてか、

国連ピース・メッセンジャー(国連平和大使)に選ばれています。


CDの「パウル・ヒンデミット作品集」は第56回グラミー賞に輝きました。

五嶋みどりを聞き始めて15年以上。
興味が尽きなく彼女の伝記を殆ど読んでしまいました。
TV番組での事は全て本で知っていましたが、
本人から聞く事は重みが違いました。


順風満帆で今迄来た訳ではありません。
指揮者のズービン.メーターに認められての
11才でのニューヨークデビュー。
華やかなデビューですが、
この時には母子は生活にも困っていたのです。
デビュー初期の頃の衣装は全てお母さんの手作りです。

教育方針や両親の確執、
離婚に渡米しての練習、
成し遂げる為の母子の努力。
みどりはプロになると決めたのは
既に世界的名声を得てからなのと言うのも以外。


TVで言っていましたね。
プロの音楽家は楽譜に有る曲を弾くだけでは無いのですと、
聴衆は他の何かを求めているのだと。
見聞きしたもの,知識、経験、それら全てが音として表れるのだそうです。

五嶋みどりの演奏を聴きますと、
音楽に演奏に没頭している姿に圧倒されます。
音楽を聴いて見ているのですが、
人の生き様を見せつけられてそれに感動しているいるのか?
そんな様に感じられます。


再放送 NHK総合
11月7日(金)午前0時40分~午前1時28分 
是非見て下さい。


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