2015年3月12日木曜日

DYNAUDIO CONFIDENCE シリーズとMGES、シェーカースピーカー


 DYNAUDIO CONFIDENCE シリーズ

 C1 Platinum
















 

DYNAUDIO社は私の数少ない大好きなスピーカーメーカーです。

今も昔も数少ないから、自作スピーカーにはまっている訳ですけれど。

数あるハイエンドスピーカーの殆どはそれぞれの違いは有っても 、

共通する違和感が有ります、演奏会ではこんな音出ていない!それだけです。


たまたま読んだ記事でDYNAUDIOのあの独特のエンクロージャーからバッフルが

飛び出したスタイルの理由を最近知りました。


「エンクロージャー本体とバッフルを強力なダンピング材で振動の伝搬を遮断する。」
 
スピーカーユニットの振動がバッフルやエンクロージャーに伝わっては駄目!

そう言っている訳ですね。


ウッドウイルのMGESは手法は違ってもユニットの振動がバッフルに伝わらない様に

特殊な緩衝材で遮断しています。

MGESではこれは保険みたいな物で、音質改善メカMGESと呼んでいる様に

このメカでユニット振動を吸収し、振動その物を生じない様にしています。


DYNAUDIO社はずいぶん前からこの方式を採用しているとは言え、

同じ問題意識を持っているのだと知りました。


シェーカースピーカーはこの問題が有るのを承知で逆手にとって

心地良く音楽を聴こうと考えたスピーカーです。

バッフルとエンクロージャーを絶縁遮断するのは同じ。

但し、ユニット振動を意識的にバッフルに伝え、

バッフルは音板打楽器の音板の働きをさせています。

楽器のハンマーの代わりにスピーカーユニットを応用して使っているだけです。



こんな例を参考に再度「MGES」と「シェーカースピーカー」を理解いただけたらと願います。

MGES:http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/MGES-Main.html

シェーカースピーカー:http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/Shaker-SP.html




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