2015年3月29日日曜日

これから生まれるウッドウイルの新しい作品達  その-3

これから生まれるウッドウイルの新しい作品達  その-3
 http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/New-Product-Main.html

その2では標準的なウッドホーンの半額で製作出来る非球面成形合板ウッドホーンでした。

その3ではスピーカーには必須のデバイディングネットワーク(以下ネットワーク)の使用を止めよう??

と言う、何処からかお叱りを受けそうな提案です。


こんな提案をするのは止むに 止まれぬ事情、経験があるからです。

お客様にとっては?

  .オーダーメードで製作するコスト内訳ではネットワークの価格が大きく占める。

  .その同じコストでチャンデバを用いたマルチチャンネルシステムのローコスト型出来る。

  .同じ価格で音質の優れた方を選択するのは自然な事と思います。

  .スピーカー制作と同時にアンプの購入を考えているのなら、
   そのコストを含ませていただいたら、マルチチャンネルシステムの高機能型が出来る。

制作側は

  .高音質の ネットワーク回路素子がべらぼうに高いので顧客に
   制作費を請求しづらい(本音です)汗!

  .チューニングにはその高価な回路素子を納品する数倍の数を在庫する必要が(汗!)。

  .ネットワークのチューニングには エンクロージャー制作と同じかそれ以上の期間を費やす
   事も珍しく無いが、やはりそのコストは請求しづらい。

  .それらのコスト、時間をかけるより、もっとより良い解決方法が有り、音質も良い。


以上からデバイディングネットワークの使用を止めようとの提案です。

お客様の中にはこれらを承知で最初からシステムをご自身で構築する方が多くいらっしゃいます。

上記の説明をして納得して導入する方もおられます。

特に大型システムでは この特徴が顕著なので、事ある事にお客様に提案しているので、

この記事を読まれて、ああ、あの事だなと思い出している方も多いと思います。


その3での提案はこのマルチチャンネルシステムをスピーカーの中に組み込む、

又は小型の外付け型でスピーカーの横に設置と想定しているのです。

パワーアンプも 小型、低価格、高音質、チャンデバもDSPを使ったり、

場合によってはディスクリートで回路設計製作も行います(実は以前はこちらが専門でした)


ここまでの記事内容を読まれたコアな読者は、このシステムのグレードはハイエンドを

狙った物では無いな!!と感づかれたでしょう。

その通りです、ハイエンドはその様に提案できます。

今回のは中高級機を狙った提案です。


小型2Wayでネットワークにまともなコストをかけると回路素子だけで10万円は軽く超えます。

その価格で マルチチャンネルシステムのローコスト型が構築できて音も良い。



頑張って制作したエンクロージャーに優れたユニットを載せます。

条件の許す限りの工夫をしてトータルのパフォーマンスを上げたいと願うの自然な願い。

そんな手伝いが出来れば!

皆様は如何お考えでしょう。



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