2012年6月25日月曜日

ケーブルTVのサービス

私の住む長野県諏訪地方は周辺が山に囲まれている為に早くからケーブルTVが普及して、今は全世帯の9割程が加入しています。


しかしアナログ放送の時には大変便利な放送を受信する形態でしたが、現在では満足すべき状態ではありません。


ケーブルTVには地デジ/BSの他に無料、有料を加えると60chを越える番組がありますので、当然見たい番組が重なる事もあります。


ケーブルTVは各家庭まで光ケーブルが施設されていて、端末から専用チューナーを経由してTVやレコーダーに接続します。


その専用チューナーにはBSの1ch分のチューナーしか内蔵されていません。地デジはスルーパスでTV等に接続します。BS番組を録画しながら他のBSチャンネルを同時に見る事が出来ないのです。


ごく最近になってBSを2ch内蔵し、HDも内蔵した専用チューナーが提供され始めましたが、そのHDのデーターは外部に取り出す事が出来ないのでブルーレイの様な媒体に保存する事が出来ません。


今や時代は3chや4ch同時録画で出来てデータは外部HDに移したり、ブルーレイに録画するのが普通に行われているのです。LANと接続してHDDのデーターを共用する事も始まっていますが、ケーブルTVの世界は数世代古いサービスしか実施していません。


今の時代でこんな事があり得るのかと?、視聴者に不都合を強いるのは何故と不思議です。


これはハードの制約ではありません。HDのデーターを外部に取り出す機能を持たせると、地域のある種の機器が売れなくなるので自主規制しているとか、担当者は訳の分からない弁明をしています。


止む無く、BSアンテナを設置してBSチャンネルを2ch同時録画出来る様にしました。後で4ch同時録画機能を持ったブルーレイレコーダーを導入しようと思います。


BSアンテナとケーブルTVとで比較視聴しますと、BSアンテナの方は暗い背景のノイズが少なく人の肌が柔らかく綺麗に写ります。ケーブルTVではまるでPhotoshopでピンぼけの画像を際立たせる為に強制的に「シャープ」を強調した様な肌に見えます。


音質はケーブルTVの方はコンプレッサーを効かせた様な抑揚の少ないレンジの狭い音で、重要な音声も明瞭度が少なく奥に引きこもって聞こえます。


結局は画質も音質も気にならない程度の番組しかケーブルTVで見る事になりそうです。チャンネルだけは豊富にありますので。これらは私の環境でのケースと言う事を一応お断りしておきます。


このブログを読んでいる方でケーブルTVの方がいましたら、是非そのサービス内容をお知らせ願いたいと思います。不便なのは地方のケーブルTVで都会では違う事もありそうです。



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