2013年10月11日金曜日

日立 Lo-D HS-500 のエンクロージャーの振動音

このブログで少しずつ研究の成果を発表して来ましたが、
掲題の様な形にまとめてホームページに掲載しました。
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/

ステレオ録音のL-chにスピーカー正面の音をマイクで拾い、
R-chにエンクロージャーのバッフル/側板/背板の振動音を録音した
wavファイルをリンクさせています。

L-chの音を絞り、R-chの音だけを聞くと、何とエンクロージャーの振動音だけを
聞く事が出来ます。

エンクロージャーが振動する事の是非、
その振動音を積極的に音作りに利用する事の是非、
そんな事を考える基礎的な資料となれば幸いです。

最初に測定したスピーカーはオリジナル状態の「日立 Lo-d HS-500」です。
このブログではHS-500関連の記事が一番多く読まれている事、
私も感心が非常に高い事、
ウッドウイル版HS-500を製作し、
今後も更に高度な「ウッドウイル版HS-500 WXⅡ」仮称ですが
製作も予定されている事から取り上げてみました。
次にはJBL Lancer L-101の予定です。

次回の研究ではオリジナル状態のエンクロージャーに
機械的補強を加えて振動を制御した振動音を拾います。
同じく電子的にアクティブ型で制御した音も拾います。
それらの資料を合わせて再度エンクロージャーの振動を
考えて見たいと思います。

その成果から新作スピーカーの設計と
既存スピーカーの改造/レトロフィット等に役立てる事が出来ればと考えます。

では是非、ホームページのリンク先でエンクロージャーの振動音を聞いてみて下さい。


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