2014年10月1日水曜日

ハイレゾ音源再生の音質向上


 この書き込み内容はスピーカーとは別系の話です。












 

 










上記1枚目、2枚目の写真がUSBから電源供給されるタイプのD/Aコンバーターで、
出川式電源をD/Aコンバーターに接続したハイレゾ音源再生のシステムです。





















3枚目の写真のアダプターにパソコンのUSB端子を接続。
アダプターからのUSB端子をD/Aコンバーターに接続します、つながるのは信号だけです。
このアダプターに左側の「出川式電源」をつなげて、D/A コンバーター用の電源を供給します。
パソコンからの電源はD/Aコンバーターには供給されません。
 




4枚目の画像は以前のシステムで、USBと接続するD/DコンバーターとD/Aコンバーターの
電源を付属のACアダプターでは無くて、バッテリーで動作させているイメージです。
右の電源装置は充電用で再生時には電源を切ります。
3枚目のアダプター使用前はこの様な泥臭い方法でハイレゾを聞いていました。





ウッドウイルの試聴用アンプは「SATRIアンプ」と言う知る人ぞ知るマニアックなアンプです。
何度もこのブログでも書いて来ましたが、心臓部の回路をバージョンアップする事が出来る、
希なアンプでも有ります。

限り無く個性が無いと言うのが個性のSATRIアンプにもやや弱い所があって、
左/右独立型の電源回路+容量アップと自分で改造しています。
オーディオ専用トランスの採用などポイントは幾つも有るのですが、
最大のポイントは「出川式電源」を採用した事です。

田中伊佐資さん自身も含め、「オーディオジコマン」本にも採用している人の事が出て来ます。


ウッドウイルを主宰する前の私の仕事は電源機器設計開発でした。
上記写真の電源がそうなのですが、これは言ってみれば8cmフルレンジみたいな物。
低域ホーンがコンクリートで埋め込まれた家みたいなクラス迄多種多様です。



何かで出川電源を知った時に??と思いましたが良く調べると目から鱗で、
試聴もせずに直ぐに回路部品を取り寄せてSATRIアンプに組み込みました。

見事に弱い所がカバーされ、気が付いていなかった欠落した音が出て来ました。
何も足さない、何も引かないとは行かなかったのですね。
このアンプでウッドウイルのスピーカーはチューニングしているので、
他のシステムで鳴らしていて本領を発揮していない場面に出くわすと、
少し残念な気持ちになります。
今ではこのアンプから離れられない信者になっている様です。


ここからがやっと本題です。
PCオーディオやUSBオーディオにネットワークオ-ディオと名称は良く分からないですが、
とにかくCDより良質な音源をネット上からダウンロードして、
パソコンやデジタル機材を使って良質な音楽再生に出川式電源が効果的と言う話です。
 A&R Lab 代表  出川三郎
 http://www7b.biglobe.ne.jp/~degawa/index.htm

最初に出川さんにお会いした時に、PCオーディオを始めましたと話しました。
でも手間をかけた割りにはイマイチ感激が無いのだと話すと、
そりゃそうだ、デジタル機器の電源は最悪だからね!と。

その通りなのですが、新しい取り組みに足下を見失っていた様です。
その直後に鉛バッテリー6Vを4個使って6V~24Vの純潔DC電源で動作させました。
画像の当時使っていたDC/DCコンバーターにD/AコンバーターのACアダプターを
使わずにバッテリー駆動とした訳です。隣の直流安定化電源は充電用です。

刺々しさや音痩せなどの気に障る所が消えました。
綺麗な音場が広がって来ます!
真面目に聞いても良いと初めて思いました。

パワーアンプと違ってデジタル機材は消費電力が極小。
電源にコストをかけた機材は希です。
スイッチング型の小型で軽く、発熱しない低価格のACアダプターが標準的です。
パソコンからUSBで供給もされますが環境は同じです。

ハイエンドアンプでさえ、電源に「出川式」を採用すると激変するのです。
比べて考えると自明だったのです。

読者は従来のハイエンド機のアナログ式とデジタル機材では事情が違うのでは?
と考えられるかも知れません。
スイッチング電源方式を内蔵したデジタル機器も外部接続のACアダプターも
目的は高効率にして軽く小さく発熱しなくて安価にする事です。

 その為のアナログ式との一番大きな違いは商用周波数での整流(交流から直流へ)から、
内部で作り出した高周波回路で整流する事です。
これで目的の殆どを達成出来、その回路方式がスイッチ動作に近いから
スイッチング電源と呼んでいます。薄い筐体で軽いので直ぐに見分けが付きますね。

「出川式電源 」が優れているのはその従来型の整流方式を改良している点に有ります。
スイッチング電源にも扱う周波数は違っても従来型の整流回路が存在しているので、
 「出川式電源 」で音質が改良されるのです。
そう、あの純潔なバッテリー電源の様にです。

既存のアンプを改造して「出川式電源」を搭載するのは 一般的ではありません。

ACアダプターとデジタル機器機の間に「出川式電源」を挿入するのです。
そうすれば殆どの機機にどなたでも対応可能です。

USB端子から電源供給されるタイプの機器は掲載写真の
コルグ DS-DAC-100などの様にUSB端子からアダプターに一旦入り、
信号だけがそこから出てD/Aコンバーターにつながります。
アダプターには出川式電源が供給されますので、D/Aコンバーターは
 パソコンの電源から遮断され良質な電源によって音質を向上させます。

興味深いのはデジタル機器のグレードに関わらず効果が期待できる事です。
安価な機器でも少ないコストで効果が大きく、
高価な機器でも電源による音質機能の損出を カバーしてくれます。
オーディオ評論の大御所先生がこんな小さな機器なのに使ったらもう離せない
などと言っていて、案外的を得ているんだなどと生意気に同感したりしています。

出川さんは技術屋さんだけあって、自身のA&R Lab と言う会社のHPを見ても
分かってから見れば理解出来ますが、初めて見たら何が何だかさっぱり??
みたいな所があります。

ここまで書いておいて、良くある私は勝手に言っているだけで何も貰っていません、
とは言いません、出川さんから宣伝してと言われています。
私が使って良いので皆さんにも体験していただけたらと思います。
ウッドウイルの試聴室で体験できますので来られる時には
ノートPCやDAC、ハイレゾ音源媒体などをご持参下さればと思います。

近々ウッドウイルのHPにメニューを用意致します。











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